アルシュベルドとはモンスターハンターに登場するモンスターである。
概要
| 飛竜種 | |
|---|---|
| アルシュベルド | |
| 別称 | |
| 別称 | 鎖刃竜 |
| 登場作品 | |
| モンスターハンターのモンスターテンプレート | |
初登場作品は『モンスターハンターワイルズ』で、本作のメインモンスターに当たる。
別名は「鎖刃竜(さじんりゅう)」。
他には異名もしくは通称として「白い孤影」と呼ばれている。
種族は飛竜種だが、発表当初は「絶滅種」とアナウンスされており、何か本作の新しいカテゴリーとして定義されるモンスターではないかと考えられていた。
厳密にはゲーム内の世界における“痕跡は残っていて存在自体は認知されていたが、生物としては既に絶滅したと思われていたモンスター”というのが正しかった模様。
その通称が示す通り全身を覆う甲殻および鱗は白く、さらに腕のように太く発達した翼は飛竜としては珍しく被膜ではなく白い羽毛状の体毛で構成されている。
ヘルメットのようにつるりとした頭部は側面から前に向かって伸びる一対の三日月状の角があり、目立たないがちゃんと眼もある。
しかし、本種最大の特徴と言えるのが翼の手根辺りから生える「鎖刃甲」と呼ばれる器官で、これは普段は連結して翼指のようになっているが、臨戦時に甲殻が伸展して長い鎖あるいは蛇腹剣のように無数の甲殻が連なった鞭の如き部位に変化する。
ちなみに、この鎖刃甲は一見すると1対2本しかないように見えるが、実は真ん中で分割できる構造になっていて実際には4本まで展開できる。
翼に鞭のようなものがあるモンスターと言えばベルキュロスとかゼナセリスとかがいたが、あくまで遠心力で振り回すだけだった彼らとは違い、本種はその部位の関節部が柔軟な筋繊維で繋がっており、自分の意思である程度は自在に動かす事が可能となっているのが大きな特徴。
戦闘の際はその鎖刃甲をメインの武器としており、この部位を人が振るう鞭の如く敵対者に叩きつけたり、あるいは振り払ったりして攻撃する。
アルシュベルド自身も機敏に動き回りながら目にも止まらぬ早業で鎖刃を自由自在に振り回して相手を打ちのめし、反撃する隙の与えないまま追い詰めるという極めてハイモビリティな戦法を得意としている。
さらにこの鎖刃は龍属性エネルギーを帯びる性質を持っており、本気になると4本に展開した鎖刃から赤黒い龍エネルギーが迸り、これを振るうたびにそのエネルギーによる爆発が起こるようになる。
そしてそのエネルギーが極まると、鎖刃を地面に突き立てて膨大な量の龍属性エネルギーを流し込み、そこから連鎖的な大爆発を起こして周りを吹き飛ばす凄まじい大技を繰り出してくる。
何よりこの鎖刃甲はエネルギーの吸収器官にもなっているようで、これをモンスターの体に巻き付けてそのモンスターのエネルギーを吸い出すという恐るべき性質まで有している。
特定の縄張りも持たなければ活動できる環境も選ばない事から様々な土地を飛び回って生活する放浪型のモンスターであり、本作における縄張り争いでも各領域の頂点捕食者を含めたほとんどのモンスターを圧倒して勝利するなど、『ワイルズ』のパッケージモンスターに相応しい絶対的な戦闘能力を見せつける。
『ワイルズ』発売からちょうど一年経った2026年2月には超強化個体の「歴戦王」が実装。
この個体は野生体でありながら護竜としての能力にも目覚めた者とされ、龍属性エネルギーのみならず護竜が持つ竜乳制御エネルギーまで発揮するようになっており、鎖刃を振るう度にその竜乳が変化した炸裂性の結晶が隆起する現象が追加されるなど攻撃の範囲と種類が大幅に増えている。
白い孤影の真実
物語冒頭でナタの故郷であるシルドの里を襲った後、禁足地各地を巡ってそこの頂点捕食者達にも戦いを挑んでは相手のエネルギーを奪うという謎の行動を繰り返していたアルシュベルドだが、その正体はかつてこの地を支配していた古代文明の人間が開発した人工的にモンスターを生み出す技術を用いて作り上げた造竜種こと“護竜(ガーディアン)”である事が明らかとなる。
まだその頃は生息していたのか既に絶滅していたのか定かではないが、古代人達はこのアルシュベルド原種の生体情報を護竜の生産システムに組み込み、それから護竜としてのアルシュベルドのクローン体が生み出されるようになった。
その古代文明が滅亡して千年以上の月日が経った後、どういう理由かまだ生きていた護竜生産装置から一匹のアルシュベルドが誕生する。
本来は特定の区域から離れられないはずの護竜でありながらこのアルシュベルドは外界に飛び出て他のモンスターを襲い始め、彼らのエネルギーを取り込む事で失われていた本来の生体機能を取り戻しつつあったのだが、次第にエネルギー過多による暴走状態に陥り、自分が生み出された遺跡に戻ってからは同属の護竜を手当たり次第に貪り食うだけの凶獣へとなり果ててしまった。
これまでこの個体を追ってきたハンター達にはもはや放っておくと生態系を必要以上に破壊しかねない危険な存在と見なされ、最終的にはそのハンターの手によって討伐されるに至った。
だが、その後に荒野の片隅でアルシュベルドの体組織の一部らしき痕跡とその近くに割れた卵のようなものが発見される。
実は再生させられたアルシュベルドは他にもいたようで、その個体はどうにか本来の生物としての生体機能の発現に成功して自己繁殖ができるようになった事が示唆された。
そしてこれ以降はゲーム内でも各フィールド内で野生のアルシュベルドが徘徊するようになり、それから通常のモンスターとしての狩猟が可能となる。
名の由来
名前の由来は通称が白い孤影である点を踏まえるとアルシュベルドのアルベドの箇所はラテン語で白さを意味するAlbedoと推測されている。
因みに語尾はトではなくドである。
関連動画
関連項目
- モンスターハンターワイルズ
- ゴア・マガラ(モンスターハンター4のメインモンスターで対照的な黒蝕竜の別名を持つ分類不明の種族であったが最終的に純白の古龍に成長した)
- メラギナス(モンスターハンターフロンティアに登場していたモンスターで絶滅していたと思われていたが健在であった。因みにエスピナスの近縁種と即座に推測された為か飛竜種に分類されている)
- ファイナルファンタジーXIV(モンスターハンターワイルズとのコラボで「護竜アルシュベルド」が登場)
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