アルゼンチン共和国杯とは、JRA(日本中央競馬会)が開催する東京競馬場・芝2500mの3歳以上の重賞競走である。格付けはGII。
概要
1963年に、日本とアルゼンチンの友好と親善の一環として、アルゼンチンジョッキークラブから優勝カップの寄贈を受け、東京競馬場でアルゼンチンジョッキークラブカップとして春の5月の開催に行われたのが始まり。
第13回から、アルゼンチンの競馬の管轄がジョッキークラブから国に移ったことによりアルゼンチン共和国杯とレース名が変更になった。
現在ではブエノスアイレス近郊のアルヘンティノ競馬場との交換競走とされている。
余談であるがアルゼンチンは南米最大の馬産国であり、サトノダイヤモンドの母*マルペンサやレシステンシアの母*マラコスタムプラダなどを輩出している。
第1回は3歳以上(旧4歳以上)のレースであったが、第2回から4歳以上(旧5歳以上)に変更になった。
その後1984年に年2回行われていた目黒記念の秋の開催の機能を吸収し、置き換えのために秋に移動したさいに、出走条件を3歳以上(旧4歳以上)に再び変更にした。このタイミングで斤量が獲得賞金の別定戦からハンデ戦になった。
創設当初は2300mで始まりその後3200m、2400mとなったが現在は2500mとなっている。
このレースの勝ち馬からはコレヒデ、スピードシンボリ、メジロアサマ、アイフル、カネミノブ、ミナガワマンナ、エルウェーウィン、アドマイヤジュピタ、スクリーンヒーロー、トーセンジョーダン、ゴールドアクター、シュヴァルグラン、スワーヴリチャード等、GI(GI級)を勝利していた馬、のちに勝利する馬たちがいる。
歴代優勝馬
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- 馬齢表記は現行表記に統一。
- 競走名は第1回から第12回まで「アルゼンチンジョッキークラブカップ」、第13回以降は「アルゼンチン共和国杯」。
関連項目
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