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アルテマとは、 この記事では両方を解説する。 |
ファイナルファンタジーに登場するアルテマ
『ファイナルファンタジー』シリーズに登場する究極の攻撃魔法。
語源は「Ultimate(アルティメット)」から。
FF2におけるアルテマ
初出であるFF2ではミシディアの塔に封印された究極魔法として登場した。白魔法に属する。
仲間の一人であるミンウが己の命と引き換えに封印を解き、主人公達の手に渡った。
プレイヤーはミンウの死を悼み、その死を無駄にせぬと誓い、その究極魔法の威力を試すためとりあえずその辺の雑魚に向けてアルテマを放つ。
それはまさしく想像を絶する威力・・・!
そう、究極魔法アルテマ(笑)とは『どんな使い手であろうと一定の威力を保つ』魔法だったのだ。
たとえ他の魔法で四桁のダメージを与える者も、二桁のダメージしか与えられぬ者も、ほぼ等しい威力。
確かにある意味では究極であろう、だがここまで来たプレイヤーにとってはただのカス魔法でしかないのであった・・・。
開発者の話によると、この威力が一定という性質はバグなどではなく意図的に設定されたものであったそうで、恐らく、本来は大軍同士が戦うような戦場で魔法慣れしていない兵士が使用するための魔法だったと考えられる。
後のリメイク作品(複数回リメイクされているが、全ての作品で同様)では威力が修正されると共に、「他の武器や魔法の熟練度を上げると威力が上がっていく」という特殊仕様となり、全てを極めると究極かつ最強の魔法になるというオリジナルとは完全に真逆の性質を持つ魔法となった。
その他FFにおけるアルテマ
いずれの作品でも概ね「無属性の強力な全体攻撃魔法」となっている。
FF6で久しぶりの復活。最大の威力を誇る全体攻撃魔法として登場。習得するには「ラグナロックの魔石」か「英雄の盾」が必要。どちらも入手するのが終盤になり、かつ入手困難なため、習得はかなり遅くなる。ティナのみはレベルアップにより習得可能。
その威力はまさに究極で、「ソウルオブサマサ」「スリースターズ」(+「クイック」の魔法)と組み合わせると凶悪なバランスブレイカーとなる。もっとも、FF6には極めればもっと強い攻撃法があるのだが、アルテマの特長はアルテマを習得し上記の装備&補助魔法を揃えれば誰でも無双出来ると言う点にある。アルテマよりも飛びぬけてキチガイ強力なバリアントナイフ二刀流+乱れ撃ちはバリアントナイフがロックの専用装備であるが故にロック以外では出来ない。
ちなみにSFC版FF6では、魔力が140を超えるような魔力特化キャラがアルテマを撃つとダメージがオーバーフローし、3桁のショボイダメージになってしまうと言う現象が存在する。
FF7本編(派生作品にもアルテマは登場)ではアルテマのマテリア(Lv2以降)で詠唱可能な全体攻撃魔法である。しかしながらとあるイベントの結果次第で詠唱用の魔法マテリアが入手出来なかったりと物語の根幹に関わるメテオやホーリーに比べると若干影が薄い。ただ、今作はナイツオブラウンドを筆頭に与ダメージが多い行動は演出が長くなる傾向にあるため演出が短めな全体魔法という個性もあり全く需要がないわけではない。
FF8では全体攻撃魔法として登場。使用するには各地のドローポイントを回るか、「禁断魔法精製」のアビリティ、あるいは強敵からのドローが必要となる。ジャンクションした場合、全魔法の中でも最高の効果を得られる。今作ではジャンクションに重点が置かれるため、魔法として使うよりもジャンクションに付けられたままにされることも多い。
FF9では敵専用の魔法として登場。イベント時にしか披露しないが惑星一つを破壊しつくすほどの威力を持つ。
FFTでは味方で使用できるのは主人公のラムザのみ(リメイク版だとルッソも)。しかも習得には敵が使ったアルテマをラーニングするという手順を踏まないといけないため非常にめんどくさい。その威力も騎士剣を装備した攻撃などのほうが有効。なんとも残念な魔法になってしまっている。むしろラスボスの「聖天使アルテマ」のほうが印象に残る、かもしれない。
また、魔法ではなく武器「アルテマウェポン」、敵キャラクター「アルテマウェポン」「アルテマバスター」「聖天使アルテマ」などとしても登場。
関連項目
ダンスグループコミュニティ『アルテマ』
アルテマとは、アヅマX率いるmixiダンスグループコミュニティである。
概要
関連動画
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