概要
神杖を持つ魔導士の一人。詳しい出自は不明だが、ダビデによって長老会を世話するために作られた「魔導士シリーズ」の一人。
イル・イラー(神)のことは「我らが父」と呼ぶほど崇拝し、生まれた時からイル・イラーの声が聞こえていたという。
ソロモン王には召使いだった頃から仕え、ソロモンに剣術を仕込んだ。そのためソロモンのことを「坊ちゃん」と呼ぶ癖が抜けなかった。ソロモンに連れられ、レジスタンスの一員となったが、その目的はイル・イラーから力を奪い続けるダビデを倒すことだった。シバにはお互い「対」となってソロモンを支えていこうと諭す。
人を想う優しい女性だったが、ソロモンにイル・イラーを破壊されたことにより闇堕ち。
黒いジンを生成、アル・サーメンを結成し、アルマトランの世界を滅ぼした。シバ王妃を殺害した際に彼女の神杖を奪った。
ソロモンに封印されたが、意識だけの存在として現世に現れる。練玉艶として活動し(練玉艶での活動の詳細は練玉艶を参照)、玉艶が死んだ後は練白瑛に憑依する。
白瑛の体に憑依した後シンドバッドに近づいたが、ダビデと融合しつつあった彼に屈伏し、アラジンのソロモンの知恵を狙う。シンドリア王国沖でアラジンと戦闘し重傷を負わせるが、練白龍の演技を見抜けず、暗黒大陸に逃がしてしまう。
その2年後に暗黒大陸でユナンと対戦。1000年の執念と不死身の体をもってユナンを圧倒し、聖宮に戻れないようにするために堕転させようとしたが、突然現れたアラジンに止められる。
手始めに練白龍、モルジアナと戦う。剣技で圧倒しようとしたが、白龍に暗黒大陸の植物を使用され両手を壊され反撃され、ファナリスとの修行を経て強くなったモルジアナの速さに敵わなかったため、魔法で本気を出して白龍とモルジアナを撤退させる。続けてアラジンと戦ったが、マザードラゴンとの修行で会得した力魔法に圧倒され、錬金魔法で白瑛の体から追い出される。その後黒い蠍の姿になって白龍の体を乗っ取ろうとしたが、練紅炎のルフが混じっていたためルフが適合せず失敗。シンドリア商会本部に敗走する。
憑依する体を完全に失い、魔力が弱体化し子供の姿になった状態でダビデにすがり付き、シンドバッドを聖宮に導く。聖宮では大人の姿となってアラジン、アリババ・サルージャ、ジュダル、白龍の案内人を務める。
技
- 八ツ首防壁(ボルグ・アルサーム)
防壁魔法のエネルギーを蛇のように操作し相手を攻撃する。元はシバが使っていた技。 - 絶葬(メドウン・アルサーム)
両手を魔物のような異形に変化させ、それを振るうことによって起こる衝撃波で相手を斬る技。
関連項目
マギの登場人物 | |
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主要人物 | アラジン - アリババ・サルージャ - モルジアナ |
シンドリア | シンドバッド - ドラコーン - ジャーファル - マスルール - ヤムライハ ヒナホホ - シャルルカン・アメン・ラー - ピスティ・ディアノス・アルテミーナ スパルトス・レオクセス |
煌帝国 | 練紅炎 - 練紅明 - 練紅覇 - 練紅玉 - 練白瑛 - 練白龍 - 練玉艶 ジュダル - 李青舜 - 夏黄文 |
レーム帝国 | シェヘラザード - ムー・アレキウス - ティトス・アレキウス |
マグノシュタット | マタル・モガメット |
その他 | ユナン - ダビデ・ヨアズ・アブラヒム |
アルマトラン | ソロモン - シバ - ウーゴ - アルバ - イスナーン |
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