アルピーヌF1チームとは、FIA(国際自動車連盟)フォーミュラ1世界選手権に2021年から参戦するチームである。
概要
ルノー傘下の自動車ブランド「アルピーヌ」の名を冠したF1チーム。2020年シーズンまでは「ルノー・DPワールド・F1チーム」として参戦していたが、ルノーのブランド再編に伴い改称した。チーム本拠地は引き続きイギリス・エンストンに構える。
2021年
シャシーは「A521」、パワーユニットはルノー・E-Tech。シャシー名は、1975年に製造されたプロトタイプ「A500」にちなんで命名された。
ドライバーは、2018年以来3年ぶりにF1へ復帰するフェルナンド・アロンソと、前年から残留するエステバン・オコン。また、前季アルファタウリに所属していたダニール・クビアトをリザーブドライバー、育成の周冠宇をテストドライバーにそれぞれ起用する。
シーズン前半は入賞ラインギリギリのレースが多く、特に期待されたアロンソも第6戦アゼルバイジャンGPでの6位が最高だった。しかし、第11戦ハンガリーGPで序盤の多重クラッシュをオコンが切り抜けて上位に浮上。メルセデスのハミルトンがタイヤ選択の大失策で最後尾まで落ちたことも有り、終始トップを快走。途中数秒早いラップタイムで猛追してきたハミルトンをアロンソが長時間抑え込むチームプレイもあって、オコンが嬉しいキャリア初優勝となった。
2022年
オーストリアの水処理関連企業・BWTがタイトルスポンサーとなり、チーム名を「BWT・アルピーヌF1チーム」に改称した。
関連リンク
- F1参戦に関するプレスリリース
- アルピーヌ公式サイトのモータースポーツ情報ページ(フランス語版)
- Twitterアカウント (@AlpineF1Team)
- Instagramアカウント (@alpinef1team)
関連項目
チーム名の変遷
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