アルファ・リヒター(Alpha Richter)とは、『ZOIDS』シリーズのアニメ『ゾイドフューザーズ』に登場するキャラクターである。
声優は関智一。
概要
表向きはブルーシティの市議会議員で、チーム・サベージハンマーのオーナーであるサンドラの義兄にして同チームに所属にするリュックの父でもある。 傲岸不遜な野心家であり、「この世界は混沌に満ちている。よって自分が支配する事で世界に秩序がもたらされる」「全てを自分に委ねて生きる事こそが真の幸福」と言って憚らず、義妹どころか実の息子すら自分のための道具としか見なさない極めて冷酷な性格の持ち主。 その裏ではブルーシティを足がかりとした世界制覇を目論み、“リヒタースケール”の統率者として暗躍。そのための最強ゾイドを生み出すオペレーションジェネシスを実行するため、サベージハンマーを介してライオンタイプとT-REXタイプのゾイドのデータを収集し、それに基づいて凱龍輝とエナジーライガーを開発したが、最終的にはどちらにも見切りをつけてより強力な超巨大戦艦ゾイドのセイスモサウルスを作り上げた。 RD達とは彼らが高級別荘地に住み着いた野良アイアンコングの掃討に来た際に初邂逅しており、物語後半でブルーシティの市長に就任する。しかし、これまでにも密かにゾイド絡みの事件の裏で糸を引いていたとされ、ゴジュラスギガ暴走事件に託つけてガミーを失脚させ、治安局に私兵部隊のキュラッシャー隊を導入、さらに市長就任の挨拶の際に反発する可能性のあるZiファイターから押収したゾイドを破壊したり、都市の再開発計画のために市民から強引に土地を接収したりと横暴な政策を次々と実施した。当然、市民からは早々にリコール運動を起こされるほどの不興を買うも、それさえもキュラッシャー隊で弾圧するなど完全に独裁者として振る舞うようになる。 そして集結しつつあるRD達レジスタンスに対して自らセイスモサウルスに指揮官として座乗し、キメラブロックスゾイド部隊を率いてレジスタンスの拠点に襲撃を仕掛け、セイスモサウルスとキメラブロックスをユニゾンさせたアルティメットセイスモおよびベルセルクセイスモでレジスタンスを壊滅寸前にまで追い込んだ。 最後に残ったRDのライガーゼロファルコンにとどめを刺さんと迫り来るも、彼の身勝手な言動に怒ったRDの気迫で覚醒したライガーゼロファルコンの渾身の攻撃を受けてベルセルクセイスモは大破。リヒターとその配下達は崩れ落ちるセイスモから辛くも脱出した所を治安局に取り押さえられ、彼の野望は完全に潰え去った。 |
最終回でRDに世界制覇の野望を語る際、顔がまるでヒルツみたいになる。
どこかの慢心王とは関係ない。
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関連項目
- ゾイド
- ギュンター・プロイツェン(同類の人)
- セイスモサウルス
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