アルフィノ・ルヴェユールとは、FF14の登場キャラクターである。
FF14のもう1人の主人公と呼べる存在。
概要
シャーレアンの賢人にして「救世詩盟」盟主・ルイゾワの孫。
11歳でシャーレアン魔法大学に入学を許され、神童の名を欲しいままにした天才少年。
父フルシュノはシャーレアンの名士であり、双子の妹アリゼーがいる。
5年前の「カルテノーの戦い」で死亡した祖父の遺志を継ぎ、諸問題を抱えて危機にあるエオルゼアを救済するという使命感を持ち、アリゼーと共にシャーレアンからエオルゼアに渡ってきた。
冒頭で主人公である光の戦士らと同道するが、この時は特に接触はない。
よくも悪くもお坊ちゃん育ちで、卓越した能力と頭脳を持つが故、尊大かつ自信家。自分こそが祖父の後を継ぎ、エオルゼアを救う人間になるのだという自負に満ちていた。
グランドカンパニー「エオルゼア」の先行統一組織『クリスタルブレイブ』を創立し、自らはそのトップとして「暁の血盟」と連携を取る事となる。
なおこの時期のアルフィノを「イキっていた時期」としてイキフィノとか呼ぶ向きもある。
クリスタルブレイブ総師としてエオルゼアの救済に向けて行動を進めるが、ここで経験不足だったことが災いした。
クリスタルブレイブに参加したイルベルトとウルダハ砂蠍衆のテレジ・アデレジが裏で結託し、組織ごとウルダハの政略に巻き込まれて失脚。とどめにナナモ女王暗殺犯の汚名を着せられ、暁ともども一転して追われる身となってしまう。
しかしかねてより光の戦士と誼を通じていたオルシュファンの仲介により、イシュガルドの名家フォルタン家の「食客」として遇される事となり、鎖国体制を取るイシュガルドに「亡命」。結果的に追手から免れる事が出来た。
自分のしてきた行動が全て利用され、それまでの自信を木っ端微塵にされてどん底に陥るが、オルシュファンから激励されて再起。光の戦士の冒険に同行する。
この冒険で経験と友を得て、人間的に大きく成長。尊大な態度は鳴りを潜め、それでも情熱を持って理想を追い求める、魅力的なキャラクターへと変貌を果たした。
特にエスティニアンとは育ちが決定的に違う事もあり、世間知らずのお坊ちゃんである事をからかわれながらも弟のように見守られ、最終的には兄同様に慕う事となった。後にエスティニアンが邪竜に憑依されて窮地に陥った時には我が身を顧みず組みつき、その命を救っている。
「蒼天」メインストーリー終了後、次々と暁の賢人が復帰。
ミンフィリアがある理由から不在だった為に盟主をどうするかという話になるが、クリスタルブレイブでの失敗を鑑みて、盟主の座は辞退。
賢人各位が自由意志で行動する中で、自身は各国のグランドカンパニーや関連組織との折衝に当たるという方針になった。
「紅蓮のリベレーター」では相棒役をアリゼーに譲り、自らは後方支援に回る。
スペキュラ・インペラトリスの戦いでは帝国軍が味方ごと革命軍を攻撃したのを目の当たりにして憤怒を露わにし、ドマの戦後処理においては自らドマの特使として帝国に直接乗り込むという行動に出る。
永久焦土「ザ・バーン」にて帝国軍親衛隊によって命の危機に陥るが、謎のガンブレード使いに助けられて同道。しかし突如として意識を失い……。
「漆黒のヴィランズ」では第一世界に召喚されており、光の戦士が召喚される一年前にこちらにやってきた事が判明。
光の戦士とはコルシア島で再会。かつては世界有数の強国でありながら緩やかな滅びの道を選んだユールモアに対し、「光の氾濫」に抗うべく協力を取りつけようとしたが、ディストピアな現状と傲慢な支配者ドン・ヴァウスリーを見限り、辛辣な言葉を浴びせた上で決別する。
ただしその後もユールモアを気にかけ続けており、再建については惜しむ事なく助力している。
FF14のプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹は気に入ってるキャラにアルフィノを挙げている。
人物
ルヴェユール家御曹司という事もあり、金銭感覚がぶっ飛んでいる。
「紅蓮」ではゴウセツの刀を買い戻す際に言い値でポンッと弾んだ為、後でタタルにものすごく怒られる羽目になった。
もっともその穴埋めとして開始された金策が「四聖獣奇譚」に結びつき、結果的にクガネ一円を救うという結果にはなっているが……
非常に絵が上手く、記憶を元にモデルがいなくても似顔絵を描くことが出来る。
「紅蓮のリベレーター」ではユウギリとゴウセツを探す際に似顔絵を作成し、「漆黒のヴィランズ」ではユールモアに入る為に画家を名乗って採用され、チャイ夫婦の為に肖像画を描いている。
弱点としては幽霊が苦手な事、そしてカナヅチである事。
とくに後者はアリゼーにとって数少ないアドバンテージであり、ものすごいドヤ顔で「私は泳ぐのは得意よ。アルフィノは泳げないけどねっ!」とアピールされていた。
後にアレンヴァルドに師事して特訓し、苦手なりに泳げるようになった……が、かろうじて溺死しない状態で向こう岸に辿り着く程度のレベルである。
ただ、このエピソードから分かる通り、本人は努力を惜しまない性格である。
ロール
「漆黒のヴィランズ」で実装された新たな戦闘システム「フェイス」でのロールは「学士」(ヒーラー)。学者をベースとした彼固有のオリジナルジョブである。
戦闘においてはオリジナルの「カーバンクル・オブシディアン」「カーバンクル・ムーンストーン」を召喚し、共に戦う。
「暁月のフィナーレ」では新ジョブ・賢者にジョブチェンジ。
ファーストトレイラーではファンネルを髣髴とさせる賢具を操って敵に攻撃し、窮地に陥ったアリゼーに回復魔法をかける姿が描かれた。
関連動画
関連静画
関連項目
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