アレフガルドとは、ドラゴンクエストI・II・IIIのロトの伝説シリーズに登場する地名である。
具体的にどの部分までをアレフガルドと呼ぶのかについての明確な基準は存在していないが、概ねドラゴンクエスト(第1作)のフィールドのすべてを含めた場所を「アレフガルド大陸」と表現する。
また、同じエニックスにより発売されている『いただきストリート』にもアレフガルドという名前のステージが存在している。
概要
アレフガルドはDQ3の表舞台であるガイア世界の地下世界として存在する。また、DQ2では世界のほんの一部として描かれている。この3作品からみて珍しいスライムベスが登場するのもこのアレフガルドだけである。
地名
- ラダトーム平原
アレフガルド国家の中枢であり第一作のスタート地点であるラダトームを中心とする平原。
対岸の魔の島には第一作及び第三作のラストダンジョンがそびえ立つ 。 - 魔の島
かつて(第三作のころ)アレフガルドを闇の世界にした大魔王の居城が存在した島。空から落ちてきた勇者ロトにより
大魔王が倒されると居城は消滅したが、その数百年後にあたる第一作において新しく竜王の城が建てられた。
島の周囲は潮の流れが急で船を使用しても渡ることは不可能とされており島には リムルダール島の西の岬に橋をかける必要がある。第三作の終盤や第一作ではこのためのアイテムを集めることが第一目標となっている。
第二作では魔の力が収まったのかどうか知らんが船で普通に渡れる。ぶっちゃけよらなくていい。 - ガライヤ半島
吟遊詩人ガライが旅の終わりに作ったという町が存在し町の大部分は彼が埋葬されたという巨大な墓で占められている。第二作では省略(消滅?)されており、第一作より前の時代(第三作)には町はできておらずガライの実家がある。 - マイラの森
ラダトームからはるか北東にある森。中心に温泉がわき出るマイラの村があるが第二作では消滅(もしくは省略)。 - リムルダール島
マイラの森から南にある島。中央に湖に囲まれた街リムルダールの町がある。魔の島に最も近い。
第一作・三作のラストダンジョンに行くにはこの島の西端にある岬に橋を架けなければならない。 - ドムドーラ砂漠
魔王に滅ぼされた町ドムドーラの町が佇む砂漠地帯。町自体は第二作では消滅したが第一.二作の過去にあたる第三作においては特殊な金属と牧場がある町だった。 - メルキド高原
ラダトームから魔の島を隔てたはるか南にある高原地帯。中央に最大の城塞都市メルキドの町があるが周辺は岩山が乱立し迷いやすくラダトームからかなりの遠出(第一作においては中間地点もない)のため町にたどり着きにくい。
町は城壁で囲まれており入口には中ボスであるゴーレムが番兵をしていた。
また町から岩山を挟んで南には巨大な毒の沼地が広がっておりその中の某所に重要アイテムが落ちている。
第三作の時代にも町が登場するが別に行かなくてもいい(ゴーレムはまだいない)。 第二作では消滅。
余談
第1作・第3作ではラダトーム、ガライ、ドムドーラ、メルキド、マイラ、リムルダールと6つの街の存在が確認されているが、それらの未来に当たるドラクエ2の世界ではラダトーム以外の街は荒野になっている。
またドラクエ2の竜王のひ孫(りゅうおうのひまご)の発言の中で「かつてメルキドと呼ばれた街の南に小さな島がある」とメルキドという街が消滅してしまったことが公言されている。
何故か第1作の勇者がアレフガルドの大地を救ったにも関わらず、100年後のアレフガルド大陸は以前よりも廃れてしまっているのである。
原因として人口流出や単に省略してるだけなど様々な仮説が挙げられるが、それらを示俊・暗示させる描写が一切確認されていないので空白の100年間に何があったのか、いまだに謎である。
なお、小説版や外伝作品においては人里ないし廃墟という形でいくつかの町が登場している。
ぶっちゃけてしまうとFCのカセット容量という絶対的な壁とストーリーの都合らしい(Ⅱのアレフガルドは大半が本筋と関係ないオマケのような扱いのため)。
特に当時は容量の壁が大きく、設定上重要とはいえ本筋に関係ない地域が丸々再現されているだけでも破格の扱いだったのだ。
関連動画
関連静画
関連項目
- ドラゴンクエスト関連用語の一覧
- ドラゴンクエスト(第1作)
- ドラゴンクエストII 悪霊の神々
- ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
- ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ
- いただきストリート
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