アンツとは、
- アンツ - 1998年度のアニメ映画
- フレデリック・アンツ - フランスのサッカー選手
- アンツ・ライクマー - エストニアの画家
- アンツ・ピープ - エストニアの政治家
- アンツ環礁 - 太平洋の環礁
- アントゥ - バビロニア神話の女神
である。ここでは1.について記載する。
概要
アンツ Antz |
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基本情報 | |
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監督 | エリック・ダーネル ティム・ジョンソン |
脚本 | トッド・アルコット クリス・ワイツ ポール・ワイツ |
音楽 | ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ ジョン・パウエル |
製作 | ブラッド・ルイス アーロン・ワーナー パティ・ウートン |
配給 | ドリームワークス(米国) UIP(日本) |
公開 | 1998年10月2日(米国) 1998年11月14日(日本) |
上映時間 | 83分 |
映画テンプレート |
小さなアリの大きな世界をリアルなフル3ⅮCGで描写した、ドリームワークス・アニメーションの記念すべき第一作目。
『トイ・ストーリー』と『カシオペア』に続く世界で3番目の長編フルCGアニメーション映画でもある。
一匹の頼りないオスの働きアリがスリルを求める次期女王アリと出会い旅をし、愛を信じて自分を変え、ついでに社会の有り様をも変えてゆく。
ちなみにあのピクサーも同じ昆虫でアリ社会を描いたCGアニメーション作品の『バグズ・ライフ』をほぼ同時期に製作し1か月後に公開している。2作品とそれぞれの会社の間には当初色々と確執があり、そのため現在も何かと比較されがち。[1]
あらすじ
毎日毎日アリの王国で土を掘って泥を運ぶ仕事に従事しているしがない働きアリのZは、今いる場所の閉塞感にうんざりしていた。
バーで酔っ払いの老人から昆虫の楽園の話を聞いた後のダンスタイムで王女と出会った彼は彼女に惹かれ、観兵式に友人と立場を入れ替え、兵隊のふりして出席。
しかし、一日限りの体験入隊のはずがそのままシロアリが待つ戦場へ繰り出されてしまう。
運よく一命をとりとめ、唯一の生き残りとなったZは英雄として女王陛下への謁見を許されるも、そこで一波乱おき、王女と二人して穴から見知らぬ地上の世界へ放り出されてしまった。
Zは成り行きで王女と共に昆虫の楽園を探そうとするが、その裏では将軍による理想国家の建造計画が推し進められていた。
主なキャラクター
- Z (ジー)
- 主人公。自由を求める捻くれ者の働きアリ。500万匹いる兄弟の中間のため、母親の愛に触れることなく育った。体力がなく今の仕事に不満を持っている。少しばかり調子に乗りやすく思い込みも激しい。決め言葉は「ヤウチ」。
- バーラ
- ヒロイン。負けん気が強い王女。将軍の婚約者だが好きでもない男との結婚に疑問を持っている。王宮暮らしのためスリルに飢えており、働きアリに混ざってダンスを踊った際にZと出会う。
- マンディブル将軍
- 本作のヴィランを務める愛想が悪く横柄な軍人。バーラの婚約者でもある。古いものを洗い流し新しい歴史をつくることが目標。
- ウィーバー
- Zと2秒違いで生まれた兵隊アリで彼の親友。大柄で心優しい。アズテカとイイ感じになる。
- カター大佐
- 将軍の副官。規律と勇気を備えた軍人。
- 女王陛下
- 平和主義の女王。
- アズテカ
- Zの女友達。彼とは違って仕事に誇りを持っている。
- バルベータス
- 年老いた兵隊アリ。Zの命の恩人だが「俺みたいに他人の言うことばかり聞くな」と言い残し息を引き取る。
- 監督
- 融通が利かない働きアリの現場監督。
関連動画
関連リンク
関連項目
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
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