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アンデットとは、漫画『遊☆戯☆王』シリーズならびに、TCG「遊戯王OCG」に登場する種族のひとつである。正式名称は「アンデット族」。
概要
墓地からの蘇生能力をもっていたり、あるいは同族の蘇生をサポートする能力を持つものが多く、戦線維持が容易な種族。特に蘇生効果を利用した連続シンクロ召喚が容易な点が優れており、かつてはスタンダードのひとつとして栄華を極めた。
しかしその反面、除外にはきわめて弱く、【次元帝】などには手も足も出ないことが多い。墓地封印にもとことん弱い。しかも最近はアンデットシンクロの中核であるカード《ゾンビキャリア》が規制(2014年に無制限化)されてしまったため、弱体化している。それ以外にも、アンデット蘇生の必須カード《馬頭鬼(2017年に無制限化)》や、ドロー加速装置《生還の宝札》なども軒並み規制されており、かつての繁栄振りはなりを潜めている感はあった。
だが、今でも十分強い部類に入るデッキであり、今も使用しているデュエリストも少なくない。加えて2013年発売の「SHADOW SPECTOR」にてアンデット族が大量に登場し、更にかつてのエースモンスター「ヴァンパイア・ロード」が所属する「ヴァンパイア」がカテゴリ化するなど、再興の兆しがみられている。
2014年以降はアンデット族との相性の良くないペンデュラム召喚の導入、ゾンビキャリアに続く汎用チューナー《ユニゾンビ》の登場、新マスタールールへの移行などにより、再興と沈下を繰り返している。上記の除外に対して、ある程度できるカテゴリーや汎用モンスターも年数が経つごとに少しずつ登場したが、今度は魔法・罠を除去する手段が少ない、《王宮の鉄壁》を始めとする除外封殺が苦手という弱点が見られるようになっている。
ちなみに、かの《ワイト》様とそのご親族もこちらに属されておられる。
あれ、アンデッ「ド」じゃないの?
原作にて遊戯が「アンデット族じゃどうにもならない」と言ったのが初出。しかし後の話ではほぼ「アンデッド」となっているから誤植かミスであろう。しかしOCGでは「アンデット」。現在に至るまでアンデッドと書かれるべきものはすべてアンデットと書かれている。その初出は何か?
それは《アンデット・ウォーリアー》。
原作では通常モンスターだが、OCGにおいては《ワイト》様が融合される融合モンスターとして登場した。
原作ではきちんと《アンデッド・ウォーリアー》なのだが、種族にあわせてか「アンデット」となってしまった。
ちなみに、単なる「デッド」はそのまんまである。
関連項目
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