みんなと一緒に、途切れてしまった夢の続きを追いかけたいのです
アーダー・メイデンとは、川原礫作「アクセル・ワールド」のお母さんヒロインである。
二つ名は<緋色弾頭(テスタロッサ)><劫火の巫女><レイカー専用オプション>など
序-メイさんの概要-
ネガ・ネビュラス所属のデュエルアバター。≪四元素(エレメンツ)≫の一人。愛称はメイさん。
通常ではあり得ない緋色(以前は濃い緋色では無く、薄紅色だったようだが)と白の二つの色、特性をもつめずらしいアバター。小柄な巫女さんのような姿をしている。なんかいつも踊ってる。
強力な遠距離火力を持つ火の弓<フレイム・コーラー>を所持した遠距離特化型で、その他圧倒的広範囲の継続ダメージ系心意攻撃と、寄生属性を消滅させる浄化能力とチート満載。
必殺技には炎の技でありながら水面下30mまでを蒸発させ貫通する威力のものもあったり、
心意技に至っては一瞬で地面を脱出困難な溶岩の池に変え、死ぬまで燃やすというえげつないものもある。
怒らせては死が確実である。
援護も妨害も遠距離攻撃もでき、しかもとっても軽いのでスカイ・レイカーの”オプション”として、
敵の囮として逃げ回ったり、敵陣に直接ぶん投げられたりとあんまりな扱いを受けていた。
破-ういういの概要-
本名は四埜宮謡〔しのみや・うたい〕。愛称はういうい。
杉並区大宮に住んでいる小学四年生。同年代の中でも小柄な方で純日本風の顔立ち、ぱっつんポニーテールの涼しげロリ。しかし溢れるのは母性な希有な存在。
処分されかけたアフリカオオコノハズクのホウを守ろうとがんばったりと
生きるもの全てに敬意を払うことを信条としている優しいお姉さん※作中最年少
常に敬語で光速タイピング会話をしている。その速さは秒速30~40文字(もちろん漢字かな混じりで)
楓子から溺愛あれており、会うたびにおもちゃにされている。その豊満な胸のせいで窒息することも。
ゲームでもリアルでもいぢめられるため若干苦手意識を持っている。
急-ういうい・メイさんの過去-(原作最新刊のネタバレあり)
(以下反転)
日本の伝統芸能「能」を代々継承してきた能楽師の家庭の末子として生まれる。
三歳の頃から子方として舞台に上がっており、父や祖父のように立派な能楽師となるため日々稽古に励んでいたが、能楽は(作品世界の中ではある程度女性にも寛容になっているものの) 歌舞伎などと同じく基本的には「男性の世界」であり、大人になればもう舞台には上がれないため一時期途方に暮れていた。
しかしそんな時に二人いるうちの下の兄で四つ上の竟也が、能舞台を忘れさせるためにBrainBurstをインストールしてくれたおかげでふさぎ込むことはなくなったものの、加速世界での対戦の中で舞うたびにむしろ現実の能への思いはより一層強まっていくというジレンマに陥ってしまう。
そしてバーストリンカーとなってから一年後(原作開始から二年ほど前)に、竟也は祖父清五郎に謡が正式に能楽師を目指せるよう願い出るも拒否され、それでも食い下がったため同席していた上の兄に突き飛ばされた結果、稽古場にあった巨大な鏡の下敷きとなり、謡の目の前で絶命してしまう。
そのショックのためか謡は重度の運動性失語症を患い、アーダー・メイデンの装甲も血塗られたかのようにその色彩を変えてしまった。
作中では神経の運動信号を読みとり音声化する技術も確立されているが、謡の症状はその恩恵も受けられないほどの重篤なものである。
しかし(作中では明言されていないものの)SAOのSTL技術から発展したBrain Burst内では話すことができるため、
兄竟也の亡き今もこのゲームに熱中する理由の一つとなっている。
その半年ほど後のネガ・ネビュラス崩壊の際、アーダー・メイデンが無限EK(何回復活してもエネミーの攻撃から逃れられない状態。強制ログアウトしない限り確実に全損する。将棋でいう詰み)状態となり通常対戦しかできなくなってしまった。
関連静画
関連レギオン
→<ネガ・ネビュラス>
関連項目
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