アーバインとは、トミー(現タカラトミー)より販売されていた玩具シリーズ『ZOIDS』と、その派生作品である上山道郎の漫画『機獣新世紀ZOIDS』に登場するキャラクターである。
アニメ版でのCVは藤原啓治。
概要
性格や職業など、大まかな設定はどの媒体においても共通しているものの、愛機、家族構成など細かい部分で異なっている部分もある。
以下、各媒体における大まかな活躍。
バトルストーリー
西方大陸に住む傭兵兼賞金稼ぎ。 惑星Zi歴2100年7月、共和国軍ロブ基地において後の愛機であるゴジュラス・ジ・オーガと運命的な邂逅を果たす。 |
その後暫くに渡り、彼の活躍は描かれていなかったが、暫くの時が経った2002年、ゴジュラスギガに付属したオフィシャルファンブックEXVol.1にて久々の登場を果たす。
中央大陸の殆どがネオゼネバス帝国の手に落ちた2105年。 |
その後ステルススティンガーはゴジュラスギガが倒したが、アーバインの生死は不明。後のバトルストーリーにおいても一切登場しないまま終わってしまった。
ファンブック2巻の一部分しか出番のないムンベイに比べればよほど優遇されてると言えるが。
漫画
傭兵や賞金稼ぎなどをして生計を立てている男。 |
アニメ
賞金稼ぎで、一流のゾイド乗り。愛機はバトルストーリーと同様、黒いコマンドウルフ。途中からゴジュラス用のロングレンジライフルを装備し、アーバイン以外には扱いにくくなっている。 バン・フライハイト達が旅に出た直後。砂漠で出会う。当初はジークを巡って敵対していたものの、徐々にバンの事を気に入り、やがて共に旅をするようになる。 少年時代に妹のエレナを熱病で亡くしたことがトラウマとなっている。ガイロス帝国のある町で、賞金が絡んでいないにも関わらず、バンたちと共に同じ病気に苦しむ子供達を助けるために動いた。コマンドウルフが敵との戦いで動けなくなり、自身も負傷した脚が動かなくなりトラウマが頭をよぎりつつも、バンと共にワクチンを子供たちに届けた。 デスザウラーを倒した後はバン達と別れ、賞金稼ぎを続けていた。 しかしレイヴンのジェノブレイカーとの戦いでコマンドウルフが破壊されアーバインも負傷。コマンドウルフはゾイドコアに致命傷を受けてドクター・ディも匙を投げて再起不能となる。そのことにアーバインは深いショックを受け、ゾイド乗りも引退しようとしていた。同時期にディは新型ゾイド、ライトニングサイクスをテストしていたが、パイロットが意識を失い、断崖に衝突。パイロットと機体は無事だったが、メモリーバンクが負傷した。そこでディはコマンドウルフのメモリーバンクを新型ゾイド・ライトニングサイクスへの移植を提案するが、アーバインは「実験に使われるくらいなら死なせた方がマシだ!」と激高し頑なに拒否する。ムンベイに「あたしがコマンドウルフなら生まれ変わってジェノブレイカーと戦いたいと言う!」と叱咤激励され、移植を了承する。そしてディの手によりコマンドウルフのメモリーバンクをライトニングサイクスに移植される。テスト走行もないまま走り出し分解の危機に陥ってしまうが、「俺と一緒に走れ!」との叫びと同時にライトニングサイクスとコマンドウルフのメモリーバンクはリンクし、ルイーズ大統領を救出。以降はライトニングサイクスを愛機としてジェノブレイカー、デススティンガーと戦った。 それ以外にも、ガイガロスでのデスザウラーとの戦いにおいては黒いゴジュラス、デススティンガー迎撃ではストームソーダー、ウルトラザウルス防衛戦ではハンマーヘッドに乗っている。 |
- アニメの中でも特に人気の高いキャラクター。通称ひろし。
- 姿こそ漫画版と変わらないが、こちらは義眼ではない(理由は差別的な意味合いでとられるのを避けたため)。
終始バンの頼れる兄貴分的なポジションだった。 - コマンドウルフのメモリーバンクを組み込んだライトニングサイクスに始めて乗り込んだ際にはゾイドとの強い絆でライトニングサイクスを乗りこなす事に成功するなど、アーバインとゾイドの深いつながりが描かれている。このエピソード(48話「黒い稲妻」)は無印ゾイド屈指の名エピソードとして名高い。
- アニメ版では何かとゴジュラスに憧れている節が描かれており、ゴジュラスとの絡みやそれに関するセリフも多かったりする。デスザウラー戦で黒いゴジュラスに搭乗し、ロブ・ハーマンに「遅れているぞ」と言われた際に、「あんたにだけは言われたくねえな」と返している。
- 冒険の過程で軍人の知り合いも多く、GF編ではバンとトーマと活動していたため、実質ガーディアンフォースとして扱われていたが、本人は嫌がっている。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- ゾイド
- 機獣新世紀ZOIDS
- コマンドウルフ / ライトニングサイクス
- ゴジュラス・ジ・オーガ
- ステルスバイパー
- バン・フライハイト
- フィーネ・エレシーヌ・リネ
- ムンベイ
- トーマ・リヒャルト・シュバルツ
- 野原ひろし
親記事
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- なし
兄弟記事
- カール・リヒテン・シュバルツ
- ギュンター・プロイツェン
- スティンガー(ゾイド)
- ゾイド オリジナルサウンドトラック プラス
- トーマ・リヒャルト・シュバルツ
- ドクター・ディ
- バン・フライハイト
- ヒルツ
- フィーネ・エレシーヌ・リネ
- ムンベイ
- リーゼ
- ルドルフ・ツェペリン
- レイヴン(ゾイド)
- ロッソ(ゾイド)
- ロブ・ハーマン
- Wild Flowers
- ヴィオーラ
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