アーバイン単語

アーバインとは、以下の項目を指す。

1. フリーのダウンロードマネージャソフト。irvine。
2. アメリカ合衆国カルフォニア州オレンジ郡にある都市の名前。
3. イギリス出身の元F1レーサー、エディ・アーバイン
4. ゾイドシリーズに登場する賞金稼ぎ。この項にて記述する。

西方大陸に住む傭兵兼賞金稼ぎ。
当時の西方大陸戦争ではヘリック共和国軍の第24傭兵大隊に所属していた。
一応共和国側についているが、その理由は本人曰く「つい負けそうな方に肩入れしてしまうから」とのこと。
愛機は黒いコマンドウルフ。

惑星Zi歴2100年7月、共和国軍ロブ基地において後の愛機であるゴジュラス・ジ・オーガと運命的な邂逅を果たす。
最初こそゴジュラスは心を開いてはいなかったが、突如として攻めてきた帝国の攻撃からアーバインが身を呈して守った事により態度を改め、コマンドウルフを失った彼を自らのパイロットとして認めたのだった。

中央大陸の殆どがネオゼネバス帝国の手に落ちた2105年。
共和国の切り札ゴジュラスギガが眠る秘密基地を、ジーニアス・デルダロス少佐率いる“黒の竜騎兵団”が急襲。
ダークスパイナーのジャミングウェーブによって殆どのゾイドが役に立たない中、唯一まともに活動できたのがパイロットとの精神リンクのみで動くオーガだった。

100対1という絶望的な戦力差の中でオーガは孤軍奮闘、ついにダークスパイナーを全滅させる事に成功するが、一瞬の隙を突いたデルダロスのステルススティンガーの攻撃によりコアを貫かれ、再起不能となってしまう。

傭兵や賞金稼ぎなどをして生計を立てている男。
何故かバン達と行動を共にしている。ちなみに年は18歳。
左目は義眼で、かつて彼を助けた作業用ゾイドの電子眼を移植したものらしい。

愛機はトルナードと呼ばれるステルスバイパー。公式とは違い、何と水中でも行動可能。
コミックス3巻ではロッソとヴィオーラが駆るシンカーの前に瀕死の状況まで追い込まれてしまうが、バンの活躍によって窮地を脱出する。
その後天才子供科学者メリッサ・スーの手により改造が施され、ステルスドラゴンとして蘇る事になった。

賞金稼ぎで、一流のゾイド乗り。愛機はバトルストーリーと同様、黒いコマンドウルフ。途中からゴジュラス用のロングレンジライフルを装備し、アーバイン以外には扱いにくくなっている。

バン・フライハイト達が旅に出た直後。砂漠で出会う。当初はジークを巡って敵対していたものの、徐々にバンの事を気に入り、やがて共に旅をするようになる。

少年時代に妹のエレナを熱病で亡くしたことがトラウマとなっている。ガイロス帝国のある町で、賞金が絡んでいないにも関わらず、バンたちと共に同じ病気に苦しむ子供達を助けるために動いた。コマンドウルフが敵との戦いで動けなくなり、自身も負傷した脚が動かなくなりトラウマが頭をよぎりつつも、バンと共にワクチンを子供たちに届けた。

デスザウラーを倒した後はバン達と別れ、賞金稼ぎを続けていた。
しかしゾイドを狩っていたとある集団に傭兵として雇われていた所、その集団に潜入調査していたバンと偶然再会、そしてかつて彼が倒した筈のレイヴンが復活したのを機に再び行動を共にする事になる。

しかしレイヴンのジェノブレイカーとの戦いでコマンドウルフが破壊されアーバインも負傷。コマンドウルフはゾイドコアに致命傷を受けてドクター・ディも匙を投げて再起不能となる。そのことにアーバインは深いショックを受け、ゾイド乗りも引退しようとしていた。同時期にディは新型ゾイド、ライトニングサイクスをテストしていたが、パイロットが意識を失い、断崖に衝突。パイロットと機体は無事だったが、メモリーバンクが負傷した。そこでディはコマンドウルフのメモリーバンクを新型ゾイド・ライトニングサイクスへの移植を提案するが、アーバインは「実験に使われるくらいなら死なせた方がマシだ！」と激高し頑なに拒否する。ムンベイに「あたしがコマンドウルフなら生まれ変わってジェノブレイカーと戦いたいと言う！」と叱咤激励され、移植を了承する。そしてディの手によりコマンドウルフのメモリーバンクをライトニングサイクスに移植される。テスト走行もないまま走り出し分解の危機に陥ってしまうが、「俺と一緒に走れ！」との叫びと同時にライトニングサイクスとコマンドウルフのメモリーバンクはリンクし、ルイーズ大統領を救出。以降はライトニングサイクスを愛機としてジェノブレイカー、デススティンガーと戦った。

それ以外にも、ガイガロスでのデスザウラーとの戦いにおいては黒いゴジュラス、デススティンガー迎撃ではストームソーダー、ウルトラザウルス防衛戦ではハンマーヘッドに乗っている。

終盤のデスザウラーとの戦いでは、愛機は修理していたため前線で戦えなかったが、グラヴィティカノンの発射管制を務めた。