アーヤと魔女(Earwig and the Witch)とは、ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる小説作品である。
概要
身よりのない子どもたちの家で育った女の子アーヤは、ある日、魔女の家にひきとられた。でも、毎日こきつかわれてばかり! 頭にきたアーヤは、魔女の黒ネコに助けてもらい、魔女に立ちむかう呪文を作り…? 「ファンタジーの女王」と呼ばれた著者の遺作を、著者が生前「世界中の挿絵画家の中で一番好き」と語った佐竹美保のカラー挿絵で贈ります。
「ハウルの動く城」の原作者であるダイアナが最後に手掛けた児童向け小説。
日本では徳間書店より単行本が刊行されている(田中薫子:訳・佐竹美保:絵)。また、2020年にはスタジオジブリによりテレビアニメ化され、翌2021年には劇場版が公開された。
アニメ
2020年12月30日(水)の午後7時半よりNHK総合テレビにて放送。スタジオジブリとして初の全編3DCG長編作品となる。
キャッチコピーは、「わたしはダレの言いなりにもならない。」「私のどこが、ダメですか?」。
監督は宮崎吾朗。宮崎吾朗が監督を務めるテレビアニメとしては、「山賊の娘ローニャ」に次いで2作目となる(劇場版アニメとしては「コクリコ坂から」に次いで3作目)。
今作はカンヌ国際映画祭の「オフィシャルセレクション2020」の56作品(うちアニメ映画4作品)の1つに選ばれている。
テレビ放送後には新たなカットを加えたバージョンの劇場公開が決定された。当初は2021年4月29日に公開される予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い公開日の延期が何度か発表され、最終的に同年8月27日に劇場版が公開された。
2021年12月31日には、NHK総合テレビにて再放送されている。
キャスト
スタッフ
- 原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「アーヤと魔女」
- 企画:宮崎駿
- 脚本:丹羽圭子、郡司絵美
- キャラクター・舞台設定原案:佐竹美保
- 音楽:武部聡志
- キャラクターデザイン:近藤勝也
- CGスーパーバイザー:中村幸憲
- アニメーションディレクター:タンセリ
- アニメーションプロデューサー:森下健太郎
- 監督:宮崎吾朗
- プロデューサー:鈴木敏夫
- 制作・著作:NHK、NHKエンタープライズ、スタジオジブリ
関連静画
関連項目
関連リンク
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