「私は光――この国の行く末を照らす輝かしき国防の礎なり! 」
イオタとはニンテンドー3DSソフト『蒼き雷霆ガンヴォルト』の登場人物である。
概要
大電波塔アマテラスの守護を担う第七波動能力者にして七宝剣の一人。
先祖代々優秀な軍人を輩出してきた名家の生まれであり、生粋の日本人。祖先同様イオタもかつては軍属であったが、ある時第七波動能力者によるテロの鎮圧任務中、能力者に対し何も出来ない軍の惨状を目の当たりにし、自身も左目を負傷してしまう。その際、軍に代わりテロを鎮圧したのが紫電が所属している皇神の能力者部隊だった。以降、紫電と言葉を交わすうち彼に将としての器を感じ取り、テロの際に負傷した目の傷による視力低下を理由に軍を辞職し皇神に組することになる。
国の未来の為なら自分の命を捧げることも厭わない信念を持っており、同じく自国の未来を憂う紫電には忠誠を誓うと同時にその思想に強い共感を抱いている。紫電もイオタのことは自身の思想の賛同者として信頼しており、あまり本心を明かさない紫電にしては珍しく、彼に対してディーヴァプロジェクトへの自身の迷いを吐露していたことからもその信頼関係の良さが窺い知れる。
『兵は神速を尊ぶ』を座右の銘とし、自身の第七波動もあって速さに対するこだわりが強く思考に迷いがない。戦闘中に相手が未知の第七波動を行使してきた際もその特性を見極め迅速に対処している。ただし、決断力や行動力がある一方、結論を急ぎすぎる傾向がある。
七宝剣最年長であり元軍人という硬派な経歴を持つイオタだが、自分を「光の戦士」または「国防の戦士」と名乗り、自身の技に『災禍ノ裂槍(カラミティリッパー)』『煌ク断罪ノ滅光(ジャッジメントレイ)』と名付けたり、戦闘中に自身を「光速い(はやい)」と称し敵を「音速い(おそい)」と挑発する独特な言動から、中二病要素が極めて豊富な人物でもある。中の人も中二病であるため仕方ない。
第七波動“残光(ライトスピード)”
光子を操れる他、自身の肉体を光子に変換し光速移動を行う第七波動。
電子を操る“蒼き雷霆(アームドブルー)”と似た能力ではあるが、光子を操れる範囲は限度がありガンヴォルト程の器用万能感はない。また、光速移動中は一切の思考が効かず、あらかじめ決めていたポイントへの移動しか行えないため、移動と攻撃を同時に行うことは不可能。
宝剣による変身後は、背部に装備されたフォトンビットからレーザービームを繰り出すことができるほか、 ビットを合体させ次元刀を形成し、空間ごと切り裂く大技『終焉ノ光刃(ゼロブレイド)』を放つことが出来る。…が、このゼロブレイドにも弱点があり膨大なエネルギーをイオタ自身制御することが出来ていない為、狙いを定めることが難しい。また、膨大なエネルギーを放出した後はガス欠状態となってしまうため、直後に攻撃を繰り出そうとしても威力が弱まってしまう。
ボスとしての強さ
元軍人という肩書きとは裏腹に弱い。光速移動とは名ばかりで画面から姿を消す頻度が高いだけであり、攻撃自体はどれも見切りやすい。体力が減ってから攻撃パターンが変化する『降リ注グ光ノ御柱(ルミナスレイン)』のレーザーさえ気を付ければ事故が起きることは少ない。更に体力が七宝剣の中ではストラトスに次いで低いため、一撃必殺とまではいかないがアンリミカリバーで致命傷を負わせることが可能。
スペシャルスキルの『終焉ノ光刃(ゼロブレイド)』は初見では不可避な攻撃に見えるが、攻撃前にイオタの背後に回り込めば回避可能。もしくは突進をギドラやナーガのダート連射で減速させ続け、画面上の削り取られた空間が元に戻るまで待ちジャンプで回避しても問題ない。
イオタの弱さについてはデイトナ役の川上晃二氏もネタにしておりインティ・クリエイツのファンフェスタやtwitterでは「当てる気ゼロブレイド」と発言している。
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関連項目
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