※この記事には、人によってはショッキングな記述が含まれます。
心臓の弱い方・グロテスクな物が苦手な方は閲覧にご注意下さい。
(<〇>) < 一号で~す!
(♀-゚) < 二号で~す!
(゚-゚-゚) < 三号で~す!
\愛し 愛され イキグサレ! ですっ☆/
(♀-゚)(<〇>)(゚-゚-゚)
イキグサレとは、架空のアイドルグループ(公式での表記はガールズポップグループ)である。同時に、検索してはいけない言葉の一つでもある。
概要
奇形と思われる女性三人で構成される。グループ名の由来は「生き腐れ」(サバ等の魚に用いられ、新鮮そうに見えて既に腐っているという意味)と思われる。
一度見たら忘れられない強烈な外見と、個性的な歌声・振付が特徴。歌う曲も独特であり、往年のアイドルを彷彿させる軽快な曲調でありながら、猟奇殺人・心霊・オカルト等おおよそポップに似つかわしくない歌詞のものが多い。これは怖い話やホラー映画等、作曲者が「人と語り合いたいこと」を歌詞に取り入れた結果なので、決して作った本人が病んでいるわけではない。
2005年から本格的に活動を開始(公式ブログでの作曲者プロフィールより)。現在はアルバム「イキグサレ4」~「イキグサレ13」及び「イキグサレ宣伝盤」をリリースしており、「あきばお~こく」等で委託販売中。「イキグサレ1」~「イキグサレ3」は公式サイトで公開されている。
2020年に「イキグサレ」としては初の公式Twitterを開設。のちにミスiD2021へのエントリーも発表し話題となった。公式TwitterではPV撮影時の3人のオフショットを見ることができる。
ニコニコ動画におけるイキグサレ
ニコニコ動画では以下の動画(どちらも同じ内容)により存在が知られた。この動画は3DポージングツールMIKOTOによって制作されたPVである。
[左]ニコニコ動画における最古の動画(2008年01月12日 11:03 投稿)
[右]再生数が最も多い動画(2010年11月26日 03:21 投稿)
特異な外見・歌声・不安を煽る曲調が相俟って、多くの視聴者は不気味な印象を覚えたようだが、一方で魅了された中毒者ファンも多い。投稿された当時から「怖い」「不安になる」といった否定的意見と、「意外とカワイイ」「いい曲」といった肯定的意見が見られた。
この動画が後にニコニコ動画ランキングの常連である人類には早すぎるランキングに載ったことで、彼女たちの存在が広く知れ渡った。それも1位で。
[左]時代が追いついた瞬間(2011年09月11日 22:00 投稿)
[右]次回のランキングではタイトルに使われた(2011年10月16日 22:00 投稿)
人類には早すぎるランキングに載った影響もあってか、2011年9月14日に音楽カテゴリのデイリーランキングにて11位に輝いた。pixivにおいても着々と勢力を伸ばしつつあり(下記リンク参照)、その人気はとどまる所を知らない勢いである。
メンバー紹介
- イキグサレ一号(<〇>)
- 単眼。赤髪のショートヘア。イメージカラーは赤。
- モチーフは一つ目小僧や唐傘お化けなどの妖怪。作者的には妖怪の中でも馴染み深いファニーな存在。
- 作者いわく一号は、明るく元気なイメージ。
- イキグサレ二号(♀-゚)
- 顔の右半分に十字型の縫い目があり、右目が飛び出している。灰色髪のセミロング。イメージカラーは青。
- 二号のモチーフは実に多数。
- 作者いわく二号は、ちょっと陰のある美人。
- イキグサレ三号(゚-゚-゚)
- 二つの顔がつながった姿(目が三つに口が二つ)。金髪のツインテ。イメージカラーは緑。
- こちらは一号二号とは異なる経緯がある。
作者の父が宗教美術にはまっていた時があったらしい。作者はそのころに見た、チベット仏教のタンカと呼ばれる宗教画が特に好きだったらしく、これが三号のモチーフとなったらしい。 - 作者いわく三号は、奇形というより仏様なのかもしれない。
なお、彼女たちの詳しいプロフィールは特に決められていない。各々が妄想すればOK。
スタッフ(公式サイトより)
イキグサレ誕生の経緯
※以下の記述は公式サイトBBSにおける山本生一郎氏のコメントを参考にしています。間違いがある場合は遠慮なくご指摘ください。
山本生一郎氏は元々、バックベアードやガンモンス等目を主体としたキャラクターに興味があった。自身がかつて趣味で想像したオリジナルキャラクターにも、その影響が含まれていたらしい。今の山本氏にとってキャラ作りは黒歴史となっているが、中には「上手くいけばイケるのではないか」と思われるキャラクターもいた。それがイキグサレの原型である。
後に新しい趣味として作曲を始めた山本氏だが、言いたいこと・伝えたいことが特に無かったので、「人と語り合いたいこと」を歌にしようと考えた。その結果行き着いたのが、怖い話・怪談・妖怪・ホラー映画をテーマにした楽曲であった。残酷な歌詞の曲が多いのには、こうした理由がある。
自作曲が増え始めた頃、自分の曲がまるでアイドルソングのようであることに気付く。その時「どんなアイドルが歌っているのか」を想像したところ、死んだような歌声・曲調・歌詞にピッタリと嵌ったのがイキグサレの三人だった。
山本氏曰くこの三人は「自作曲に興味を持ってもらうギミック」であり、プロフィールは特に考えておらず、三人の特徴にも深い意味があるわけではない。しかし決して冷めているわけではなく、「自身の創作にとってかなり重要な要素」とも語っている。
なお、作者は変わった物を「排除する対象」か「哀れみの対象」にしてしまうことから、イキグサレに「可愛そう」「タブー」「検索してはいけない」などのイメージがつくことに少し苛立ちを感じているらしい。
備考
イキグサレの公式サイトは、ドーピングコンソメスープのうた等、魔人探偵脳噛ネウロや梅澤春人作品の二次創作楽曲で知られるクソうた置き場
の別館。山本氏はこれらの楽曲の作者と同じ人である。
関連動画
公式MMD動画
歌ってみた
公式サイトにて『イキグサレ』『ステキな呪文』のカラオケ音源が公開されている。
VOCALOIDカバー
MAD
関連静画
cloud9氏制作のMMDモデル
関連お絵カキコ
関連コミュニティ
外部リンク
関連項目
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