「ひとつ思いついた―――では足りぬ。すべて思いつけ。」
―――ニヴ=ミゼット
イゼット団とは、カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」に登場するギルドである。
概要
次元「ラヴニカ」内に存在する、10のギルドの内のひとつ。
色は青赤。
ラヴニカ全体の下水道など、インフラ施設を管理するギルド。
だがそれはラヴニカ上での社会的な役割に過ぎず、本質的には実験者の集団に近い。
イゼットの構成員は総じて魔法やマナの扱いに秀でており、それらを使った実験・発明に没頭している。
衝撃を伴う爆音を発するような突飛な実験を所構わず繰り返すことから、一般市民からは狂気の集団とも見なされている。
指導者はラヴニカ一の知能を持つドラゴン、ニヴ=ミゼット。
彼の名前から取られた住処であるニヴィックスを本拠地としている。
また、プレインズウォーカーであるラル・ザレックが所属するギルドでもある。
ディセンションにて封印から解き放たれたネフィリムとニヴ=ミゼットが戦い、ミゼットは健闘するも敗走。
ミゼットが行方をくらましたことでイゼットは終焉したに見えたが、ミゼットは火想者の力により構成員たちに密かに実験の指示を与えていた。
その後、ミゼット自身もニヴィックスに帰還。
このことにはジェイス・ベレレンも関心を寄せている。
ゲーム内での特徴
ラヴニカブロック
Niv-Mizzet, the Firemind / 火想者ニヴ=ミゼット (2)(青)(青)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon) ウィザード(Wizard)
飛行
あなたがカードを引くたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火想者ニヴ=ミゼットはそれに1点のダメージを与える。
(T):カードを1枚引く。
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Mimeofacture / 複写作成 (3)(青)
ソーサリー
複製(3)(青)(あなたがこの呪文を唱えるとき、あなたがその複製コストを支払った回数1回につき、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。)
対戦相手1人がコントロールするパーマネント1つを対象とする。そのプレイヤーのライブラリーから、それと同じ名前を持つカードを1枚探し、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。その後そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
キーワード能力は「複製」。複製コストを支払った回数呪文をコピーできる。スタンダードではあまり使われなかったもののアーティファクト破壊の《破壊放題》はエターナルや統率者戦で使われている。
その他にはキャントリップ付き割り振り火力《電解》、制圧力の高い《火想者ニヴ=ミゼット》がスタンダードで活躍。《火想者ニヴ=ミゼット》は《好奇心》《知恵の蛇の目》で簡単に無限コンボで勝利できることから統率者戦でも人気がある。
ラヴニカの回帰ブロック
Melek, Izzet Paragon / イゼットの模範、メーレク (4)(青)(赤)
伝説のクリーチャー — 奇魔(Weird) ウィザード(Wizard)あなたのライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする。
あなたのライブラリーの一番上のカードがインスタント・カードかソーサリー・カードである場合、あなたはそれを唱えてもよい。
あなたがあなたのライブラリーからインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、それをコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。2/4
ソーサリーやインスタントといった、非パーマネントの扱いを得意とする。
その効果も様々で、呪文のコピーから、ソーサリーに瞬速を与える効果、呪文を喰って成長するクリーチャーなど変わったものが多い。
また、青と赤だけあって、打ち消しやドロー効果、火力も多数存在する。
その性質上、一癖も二癖もあるカードが多く、うまく扱うのは中々難しい。
トーナメントシーンでもイゼットカラーのデッキはあまり多く見かけないが、コンボの色である青赤であるため、今後何か強力なシナジーが発見されれば一線で活躍できるかもしれない。
Mizzium Mortars / ミジウムの迫撃砲 (1)(赤)
ソーサリーあなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。ミジウムの迫撃砲はそれに4点のダメージを与える。
超過(3)(赤)(赤)(赤)(あなたはこの呪文をその超過コストで唱えてもよい。そうした場合、ミジウムの迫撃砲はあなたがコントロールしていない各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。)
ギルド固有のキーワード能力は「超過」。
指定されたコストを支払うことで、単体効果が全体効果へと拡大する。
そのまま唱えるか超過で唱えるかは、プレイヤーが選択することができる。
このため、状況に応じて柔軟に使い分けられるのが最大の特徴。
かつて存在したキーワード能力である「キッカー」に近いかもしれない。
ただし、超過コストは当然通常の呪文より重め。
特に全体火力・全体バウンスといった強力な超過にはある程度のマナが必要になるため留意しておきたい。
その他、ラヴニカへの回帰発売の前に「イゼットVSゴルガリ」のデュエルデッキが発売されている。
ただし、このセットはスタンダード環境ではそのまま使用できないので注意。
ラヴニカのギルド
Crackling Drake / 弾けるドレイク (青)(青)(赤)(赤)
クリーチャー — ドレイク(Drake)
飛行
弾けるドレイクのパワーは、追放領域かあなたの墓地にあり、あなたがオーナーであり、インスタントかソーサリーであるカードの枚数に等しい。
弾けるドレイクが戦場に出たとき、カードを1枚引く。
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3度目の来訪では新たに墓地と追放領域にあるインスタント・ソーサリーの枚数を参照するカードが登場。誘発能力を持つクリーチャーも多く、より積極的に呪文をプレイすることが推奨される。当然手札の消耗が激しくなるが、青のドロー呪文、そしてイゼットの新たなメカニズムがそれをサポートする。
Radical Idea / 急進思想 (1)(青)
インスタント
カードを1枚引く。
再活(あなたはあなたの墓地から、このカードを、これの他のコストの支払いに加えてカード1枚を捨てることで唱えてもよい。その後、このカードを追放する。)
Beacon Bolt / 標の稲妻 (1)(青)(赤)
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。標の稲妻はそれに、追放領域かあなたの墓地にあり、あなたがオーナーであり、インスタントかソーサリーであるカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
再活(あなたはあなたの墓地から、このカードを、これの他のコストの支払いに加えてカード1枚を捨てることで唱えてもよい。その後、このカードを追放する。)
新たなギルド固有のキーワード能力は「再活」。追加コストで手札を捨てることよってフラッシュバックのように墓地からもう一度唱えることができる。
一見するとカードを損しているようだが、能力誘発回数の水増しにはもってこいであり、再活で墓地に落とした再活持ちカードをさらに唱えていくこともできる。
色が共通する他のギルドの能力では、ドローと墓地の質を同時に高めるディミーアの「諜報」と相性が良い。
軽量ドロー呪文と再活を連打し、《弾けるドレイク》や《孤高のフェニックス》を呼び込んで勝負を決めるイゼット・ドレイク、イゼット・フェニックスといった新たなタイプのデッキが誕生。モダン以下の環境にも影響を与えることになった。
「嵐を呼ぶ者、ラル」としてプレインズウォーカーデッキも発売された。何気に初の青赤カラーである。
AA
,,.. -~~-.、,,,_,,..-~-.、 発明!妄想!爆発イゼット団がラヴニカの帰還PWガイド>>2ゲットじゃ! ノ /o ∧ ,,.-'''"~Z >>アゾリウス 法律は自由に作るくせに自由は作れないんじゃな /\\ノ~~~~~~~ ノ__∠;;;」ヽ、_____,,,} >>ボロス 街一つ吹っ飛ばしたり時空間に穴を開けるぐらいで煩い奴らじゃ /__ _,ヽ{_,,,.. -‐''"" / / i i、 ゝ >>ディミーア わしらはお前達には興味ないんじゃがな。人気者は辛いの レ ∨ } ノ / i l ヽ、 」 >>ゴルガリ アリの巣の研究もしてみたいの { _,, -''~,/ ,l !、 ヽノ >>グルール 地震雷火事グルール。防災は日々の備えが大事じゃ `ヽ _,, -ゝ、_,, -''ニ,, -‐''' \_,V''~ >>オルゾフ コイン以上のものを賭けなきゃいけない賭け事はごめんじゃな ~~,-‐__ / ノ_,,イ 〈 >>ラクドス お前らの破廉恥騒ぎには付いていけんわい '' /∠"_,,.. -‐''| | ヽ.ヽ_ >>セレズニア 後ろ向き過ぎじゃ。わしらのように未来に生きんとな く__三=、 | | !、=三、 >>シミック その発明には感心してやらんでもないが、ちと情熱と火花が足らんな rニ,,ヘュ >>ラヴニカ市民 凡愚に興味は無い。刺激的で爆発的な奴はわしの所に来い
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