「グワオ……おまえ……も……失敗……か?」
イヌーとは、漫画『寄生獣』に登場するキャラクターである。Togetterとの癒着犠牲者でもある。おはようございます、こんにちは、こんばんは。イヌーの皆様。
概要
「おれ……は宿った動物……に不満が……ある」
……読んだ人はそんなキャラいたっけ?とお思いだろうが、正しい。
正式名称ではなく、漫画『寄生獣』の物語初盤の第2話において、主人公の泉新一とミギーが最初に交戦することになるザコ敵「犬に寄生したパラサイト(正式名称無し)」の俗称である。
犬に寄生しているのに人語を習得したり、物語中盤から終盤にかけての強敵パラサイト達ですら獲得しえなかった唯一無二の飛行能力を獲得している点、にもかかわらずそれ以外何もせぬままあっさりミギーに倒される一体何がしたかったのか感、そもそも人間と間違えて犬に寄生してしまう知性の低さ、そのような致命的失敗を登場時点で犯しているのに人間への寄生には一応成功したミギーと自分を同一視するなど、寄生獣の物語の全容が明らかになってから改めて振り返ると、言われてみれば確かに異質かつツッコミどころ満載なキャラクターであった。
名称「イヌー」について
なぜ「イヌー」というそのまんまな名前がついたかと言うと『寄生獣』のパラサイトたちは右手に寄生したから「ミギー」、下アゴに寄生したから「ジョー(=jaw)」、右手の部分だから「三木」などそのまんまな名前をつけるのが彼らパラサイトの好みであり、それを受けてネットで「イヌー」も「イヌー」になった。
「イヌー」という絶妙に脱力感のあるまぬけでかわいい名前が本人のまぬけなイメージと合い、ネット民に受け、そのままネット界隈で定着した。
Twitterでの盛り上がり
2019年1月に彼(?)をめぐる考察がTwitterで二日間だけ白熱した。エピローグの回想に混入しているコラ画像も作成された。
そなおこの項目作成者はコラだと気がつかなかった模様(更新履歴参照)
これらをまとめたTogetterが「寄生獣のイヌー(序盤に出てきた犬に寄生してたやつ)について」にまとめられた。そうとうな盛り上がりを見せたのか、残りを読むに226ツイートもある。
……そして話はそれだけで終わったはずなのだが、その年の年末、これをまとめたTogetter記事が閲覧ランキングトップに躍り出てしまい、「2019年の傑作トゥギャッターまとめ30&まとめ総選挙
」において2位を獲得するようなことになってしまった結果、Togetter編集部からことあるたびにネタにされてしまうようになってしまった。一体どこが編集部の琴線に触れたんだろうか……
イヌー界隈
このTogetterの盛り上がりを受けて「イヌー界隈」という語が生まれた。詳細は「イヌー界隈」を参照。
ちなみにこれらの界隈は外からは似たようなものに見えるが、実際はそれぞれ別の盛り上がりだったりする(実は↓らには一つも関わっていないのにも関わらず界隈入りされて畜生! となる人もいれば全部に手を出して思わず正気ですか? と言いたくなるような人までと幅が広い)。
例えるならば新日本プロレスとリングスとUWFインターナショナルと藤原組とパンクラスと格闘探偵団バトラーツを同じプロレスで括っているようなものである。
一応イヌー界隈が新日本プロレスポジションらしいので代表としていることだけは留意されたし。
関連商品
イヌーになることを恐れてはいけない。イヌーを抱えることも恐れてはいけない。
関連動画
何故ならばイヌーとは人類であるから。
関連項目
関連リンク
おつかれさまでした。イヌーの皆様。ごきげんよう。
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%BC