イノ(I-NO)とは、格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズに登場するキャラクターである。
テーマミュージック:陰祭り(通常曲)/ The Midnight Carnival(ボス戦専用曲)
プロフィール
男であれば誰しもが「言われると気が抜けてしまう」ような言葉で翻弄し、それに反応する様子を見て内心あざ笑い、楽しんでいる。
自分に興味がある事であれば、どんな状況、どんな場所でも顔を突っ込みたがる。
設定
GGXX
- 「あの男」の配下の一人で、出生や目的など多くが謎に包まれた女性。
エレキギターを武器に音楽をイメージした技を繰り出し、空中戦を得意とする。 - 魔女のような帽子に露出度の高い深紅の衣装を着こなす妖艶な美女。
そんな外見そのもので、その口調や台詞も非常にエロティックなものが多い。
また、比喩表現に音楽用語を好んで使う。 - ビジュアルの元ネタはミュージシャンの椎名林檎であり、武器のギターのデザインやほくろの位、誕生日に身長が一緒である。
名前の由来はエスペラント語で「女の子」を意味する「I NO」から。 - 時空間を移動できる体を持っており、アクセルとは違いその能力を自由自在にコントロールできる。この能力を利用し「あの男」のために計画の邪魔になる者を排除する等、様々な時代を飛び交い暗躍している。
- イノは「あの男」にある程度の忠誠は誓っているが、「あの男」は好き勝手に行動するイノを若干迷惑がっている。
また「あの男」の宿敵であるソルや自分と同じく時空を飛び回るアクセルに対しては苛立ちを露わにする。 - 普段のイノはエロスを醸し出す衣装や口調で男を惑わせその様子を嘲笑い楽しんでいるが、追い詰められた時や気に入らない人物の前では後述のような凶暴な本性を現す。
GGXrd
- キャラグラフィックが3Dになったため、彼女のアイタイプが実現されるようになった。
これが「アンリアルエンジン」のなせる業か。 - ボスキャラとして人物像が希薄だったGGXX時代と異なり、人物像が掘り下げられた。
- メイの一撃必殺技である「そしてさらば。」でのリアクションでは台詞がカットされている。
…が、家庭用版で聞けるカット部分の一つに「本当のガキだってそれぐらいわかる!!」というのがある。
メイの実年齢を知っているがゆえの発言か。 - ラムレザル「…?なに、貴方。……人形?」(対戦時の台詞より)
これは彼女が”人間でない”ことを仄めかしているのだろうか…?
ボスイノ
- イノはシリーズ初登場作のGGXX~GGXXACPRに渡ってアーケードモードのラスボスを務めた。(ただしGGXX/以降は隠しボスに聖騎士団ソルがいる) このイノは通常時とはステージ・BGM・ボイス・勝利台詞・技性能が大きく異なっている。
- ボス時のイノは本性である冷酷さ凶暴さをむき出しにしており、その口調も通常時のエロティックさをわずかに残しつつもドスを効かせ非常に口汚く相手を罵るドSなものに変化する。
- このボスイノ時のみボスイノの象徴ともいえる「メガロマニア」という覚醒必殺技を繰り出す。
ゲームキャラクターとしての特徴
全キャラで唯一地上ダッシュが空中に浮きあがるホバーダッシュとなっており、それを利用した中下択や空中戦が得意。 攻めの強い玄人向けキャラクター
長所
短所
- 切り返し技の乏しさ。また防御力も低め。
- ホバーダッシュ中は空中判定のため攻撃を受けるとそのままエリアルコンボに持っていかれてしまう。
- ホバーダッシュゆえにダッシュして即地上技が出せないため対空系の技に潰されやすい時間が長くなりがちで、小回りがきかない。
関連動画
関連項目
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