イルブリード(ILLBLEED)とは、株式会社クレイジーゲームが製作したDC(ドリームキャスト)用ゲームソフトのタイトルである。
はじめに
「イルブリード」は、もっとも上映禁止を多発させた問題ホラー映画プロデューサーとして名高いマイケル・レイノルズが、入場者を恐怖のドン底に叩き込む為だけに造った、本格ホラー・テーマパークです。
もし全てのステージから生還した場合には、最高1億ドルの賞金をご用意しています。
あなたが「イルブリード」に一歩踏み込んだとたんに経験するのは、容赦ないショック・イベントの猛襲。
激しい恐怖の連続に、心拍数は面白いように上昇します。
これまで挑戦した人達は、ことごとく死亡、脱落しています。
一度入場したら最後、例え生命の危機に陥っても、全ステージをクリアするまで退場する事は出来ないのです。
つまり結末は、〈脱出〉か〈死〉の2つしかないのです。
目も眩む高額賞金の為に命を捨てることを躊躇しない勇敢な貴方の挑戦を、心よりお待ちしています。
※ 賞金はゲーム内での設定です。実際にはお支払い致しませんので、予めご了承下さい。
挨拶
わしが考えた恐怖と旋律のテーマパーク「イルブリード」が、ついに日本のホラーファンにも楽しんでもらえることになった。
55億ドルもの巨費を投じた賞金型アミューズメント「イルブリード」は、わしのライフワークだ。
つまり、わしのすべて、わしそのものだ。ところが、誰一人すべてのアトラクションを生きて脱出した者がいない。
まいったよ。誰かはやく全ステージ脱出に成功してくれんか。
それともなにか、このままわしをどんどん億万長者にして、その笑う姿を見続けたいとでも言うのかね?ワハハハハハハハハッ!どうだ、挑戦する気になったかね?・・・・・そうか、なったか。
いいぞ、わしはいつでも準備OKだ。きっと、たっぷり恐がってもらえると思うよ。
じゃあ今度は「イルブリード」で会おう!!
アトラクションシアター
Stage1 MINNESOTA HELL CINEMA [死を呼ぶホームラン]
事故で焼け死んだ少年の父親が巻き起こす復讐劇を、怨念たっぷりに描く人気ステージ。
時速150キロで爆走する部屋は、スリル満点。主役キャラ・バンブローも人気急上昇中。
Stage2 CINEPANIC [女王ミミズの復讐]
地中を這い回る巨大ミミズがウジャウジャ!絶叫確実。
スリリングなシーンの連続であなたの心臓を確実にストップさせます。
Stage3 BOOGIE'S FUN MOVIES [材木人間]
北米に伝わる「ウドポックル伝説」にもとづいた、極めつけ恐怖の館。
舞台の製材工場では、チェーンソーや電気ノコギリがバンバン飛び回る!
Stage4 SHOCK IT TO ME THEATER [殺人デパートの恐怖]
びっくりイベントの品揃えが豊富な「殺人デパート」ってなんだ!?
お菓子、お肉、オモチャ・・・・・・いろいろな商品が、生命と財布の中身を襲う!
Stage5 HALL OF RESENTMENT [キラーマン]
謎の男キラーマンとは?走る、襲う・・・・・・それがキラーマンだ!
そして、キラーマンの謎を解くのだ!
Stage6 CHILD PALACE [トイハンター]
人気キャラクター「トイハンター」ことインダくんの物語。
恐るべき事件に巻き込まれたインダくんが、いままでになくひどい目に遭います。
施設紹介
ドラッグストア
食料品、医療品などの回復アイテムを販売しています。
地獄のナース「ブラッディ・マリー」が、どうせ死ぬかもしれない貴方の挑戦を、一生懸命応援します。
緊急治療室(ER)
専属の医師団が、どんな治療や手術にも応じます。
「回復手術」「強化手術」「蘇生手術」の中からお選び下さい。
記念写真館
人生最後の思い出を、記念写真で残しておきましょう。
撮影、現像、修正、遺族への発送まで、全て無料です(一部地域を除く)。
共同墓地
イルブリードでは、既に何百人もの挑戦者が、帰らぬ人となっています。
そんな気の毒な挑戦者のために、共同墓地をご用意しました(墓石のデザインは選べません)。
脱落者管理センター
脱落者管理センターでは、脱落者(死亡者)のデーターを管理しています。
キャラクター紹介
エリコ・クリスティ(18)
ホラー研究会部長。親が移動お化け屋敷「ホラーキャラバン」を経営、しかも1歳の頃から、ホラー映画だけを見せられて育った、筋金入りのホラー娘。
昨年、全米ネットワーク「カルトクイズ・アワー」のホラー映画部門に出場、豊富な知識と天性の驚異的集中力により、全問正解で優勝。
また、ホラー映画「キラーマンⅦ ~キラーマン日本へ行く~」に出演し、女優への第一歩を踏み出した。
ケヴィン・カーツマン(17)
ハマーン・プロの「ドラキュラ・シリーズ」に傾倒、クリストリー・ファーを尊敬する「古典ホラー映画おたく」。
80年代以降の、いわゆる「スプラッター・ホラー」を徹底的にバカにしている。
冷静沈着な判断には定評があり、「K・C・ハマーン」の異名をとる。
特に中世ヨーロッパの伝説に造詣が深く、そのため歴史の成績が良いなど、ホラー映画を学問にも役立てている。
ランディ・フェアバンクス(16)
最近、ラグビー部からホラー研に移籍。
「12日は木曜日」などのスプラッター・ホラーを、ポップコーンを食いながら見る、典型的アメリカ人ホラー・マニア。
作品の出来に興味は無く、半裸美女の惨殺シーンさえ映れば満足。
自宅は、ジェインソやプレディなどの殺人鬼ヒーローのフィギュア・コレクションの山。
最近「あくまでいけにえ」で実際に使用されたチェーンソーを1万ドル(ローン)で購入、宝にしている。
ミシェル・ウォーターズ(17)
生まれつき霊感が強く、そのすぐれた実力は、アメリカ霊能力協会から表彰されたこともある。
悪霊、死霊モノのホラー映画に関心をもち、舞台となった町を訪れるなど、フィールドワークを採り入れた本格的研究をすすめている。
特に「エクソシスター」に強い影響を受け、将来は悪魔祓いに就職しようと考えているが、とりあえずボランティア活動として、奇病に苦しむ子供たちから悪霊を追い払い、好評を博している。
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関連項目
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