概要
インキとも言う。英語ではInkである。大抵は液体であるが、ジェルだったり固体だったりすることもある。身近な例ではボールペンや万年筆、判子・スタンプの朱肉など。カラー印刷においては3~4色(CMYK等)の混合で様々な色を作り出せる。
水性、油性という属性を持っているインクはその属性で溶ける。水性であれば水を着けると水にインクが染み出していく。
また、インクには顔料と染料という属性がある。それぞれの違いは以下となる。
顔料 | 染料 | |
定義 | 溶剤に溶けない | 溶剤に溶ける |
粒子 | 大きい | 小さい |
乾燥時間 | すぐ | 時間がかかる |
紙に対して | 表面に付着する | 染み込む |
用途 | 文書向け | 写真向け |
印刷品質 | 高精細 | 発色がクリアで鮮やか |
耐水性 | にじみにくい | にじみやすい |
対光性 | 色褪せにくい | 色褪せやすい |
目詰まり | 起こりやすい | 起こりにくい |
- 鉛筆・シャープペンシルとは異なり消すのが困難なため、文書のサイン等に用いられる。
- 漫画家など、現在はPC上で書くケースも増えたがかつてはインクとペン類は必須であった。
- プリンタやシャチハタ判子など、カートリッジを交換することで容易にインク交換可能なものもある。
- 衣類や布などに付着すると落ちにくい、インク瓶を倒すと大惨事といったデメリットも。
- キャップを閉め忘れインクが乾燥してしまい使用不能…といったトラブルもある。
紙面ではなくさらに広い範囲を塗装するものはインクでなく塗料と呼ばれる場合も多い。
特殊なもの
関連動画
関連静画
関連項目
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