イングリッシュホルン (English horn) とは、木管楽器の一である。
概要
雑にいってしまえば「でっかいオーボエ」。しかしベルやボーカルなど細部がオーボエのそれと異なっている。
かなりマイナーな楽器。吹奏楽やオーケストラで頻繁に使用はされるが常用楽器では無いため、規模の小さな学校の吹奏楽部の生徒なんかはガチで存在を知らない人もざらにいる。
楽器の素材は主に『グラナディラ』が一般的、他に『ローズウッド』や『ヴァイオレットウッド』なんかがある。
「イングリッシュ」とあるがイギリス由来の楽器ではない。「イングリッシュホルン」の命名は、フランス語の「曲がった」という単語と「イギリス風」という単語が似通っていたために起こった誤訳が遠因らしい。
フランス語にあやかってコーラングレともいう。すこしアカデミックっぽさを出したいときはこちらを用いられることが多い。そんなにフランス語が神々しいですかそうですか。イングリッシュホルンと呼ぶには長いので略して呼ぶ時はアングレと呼ぶ人が多い。
ちなみにホルン同様F管である。移調楽器について知らなければ「E缶くらいにすごいもの」程度に押さえとけば間違いない。
リードはオーボエよりも短いが太目のリードをボーカルにはめて演奏する。(オーボエの場合は直接楽器に差し込む)
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