インスタバエとは、日本国内で生まれた新種のハエである。近年は中国・台湾・オーストラリアなどを中心とした世界各国でも確認され、日本へ成虫が上陸していることが知られている。
概要
インスタバエはインターネットに属する昆虫のうち、 ハエ目ソーシャルネットワーク科インスタグラム属に当たる生物である。 近年の2010年以降に発見された新種のハエではあるが、学術的研究はされておらず今後も研究される見込みはない。
生態としては、綺麗な洋服・美しい景色・美味しい食事がある場所によく出現することが報告されていて どこからともなく飛んできてカメラ・スマートフォンと呼称される目を使って、 メモリーカードと呼ばれる卵にジェイペグ・ラウという種を生みインスタグラムと呼ばれるインターネット地域にフォトという幼虫を生育しイイネという蜜を集めるという奇妙な生態となっている。
そして、フォト幼虫には極めて優良なものが生まれることがまれにあり、こうなるとインスタバエ成虫はフォローと呼ばれる行動に出る。これは、優良なフォト幼虫を産んだインスタバエ成虫を別の成虫が追いかけるようになるものであり、大量の成虫を惹きつけたものがよりイイネ蜜を集めやすくなり格上の存在となる。
この奇妙な生態をモチーフとしたドキュメンタリー映画「アイ・キャム・フライ」が日本各地で公開され、映画館において映画そっちのけでスマートフォン片手に観賞チケットやポップコーン・劇場内の鑑賞席を撮影する10~20代の若者(主に女性といわれる)が見られたほか、場所によってはスタバのコーヒーや購入した新作スイーツを片手に映画館の前にある巨大スマートフォンと一緒にとっている姿が見られた。米国でも公開されたが観客の一人は「ヤツらの『可愛い(like)』のセンスが解らない、軽装で断崖絶壁まで行ったあげく有名店のケーキとともにシャッターをきるなんてクレイジーだ」と頭を抱えていたという。
また、独立行政法人「ビッグキャムノースビレッジ」の研究によると、このインスタバエは、益虫・害虫になるもの両方がいることが判明している。
- 益虫として
- それまでは殆ど知られていなかった、観光地、寺社仏閣、史跡名勝、飲食店や服飾店などがインスタバエ成虫に目をつけられることでフォト幼虫が産まれ、いきなり有名になるという現象が起きる。特に、優良なフォト幼虫が産まれた場合、全国区あるいは国際的な注目をあつめることもある。しかも、それらの販売店名や景色の場所・観光への行き方など細かく説明してある事により、 多くのインスタバエ成虫がその地を訪れて周辺地域で経済効果が生まれるということで益虫として扱われている。
- 害虫として
- 上記の店に対して、物品購入がない・団体で押しかける・商品より自撮り中心・注文品を食べない・あるいは捨てるなど必ずしも店の売上向上に結びつかないばかりか、かえって無駄な手間を増やす場合がある。道路を占拠する、危険な場所・立入禁止場所・個人宅の庭のような私有地に勝手に立ち入るなど等、迷惑行動が多い。これらの理由で地域によってはジョウレン・ジュウミンと呼ばれる哺乳類と相性が悪い。特に、彼らの間ではメスのインスタバエ成虫を「スイーツ(笑)」と呼び、蔑む者もいるという。
このため日本国内では一部の過激派を中心に「生かすべき」と「駆除すべき」の意見が真っ二つに割れている。
同様のハエ目ソーシャルネットワーク科では、「ツイッタバエ」「フェイスブックバエ」という亜種も発見されているが、 生息地域を棲み分けていることから共存することは稀である。
そして、これら亜種は「拡散」と呼ばれる行動に出ることがある。これは、フォト幼虫の姿をコピーしたものを広い範囲にばら撒き、時には全国規模、世界規模で蔓延させて大量のイイネ蜜を集めようとするものである。とりわけ、ツイッタバエの中でも凶暴な個体は、イイネ蜜を集めるためには時に虫としての常識すらもわきまえぬ野蛮な行動に走る。研究者の間では、この習性を「バカッター」と呼ぶ。
関連項目
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