インタプリタとは、プログラム言語のソースコードを逐次実行するソフトウェアである。
概要
コンパイラではソースコードを機械語に翻訳を行い、実行プログラムを生成するが、インタプリタはソースコードを逐一読みながら、それに対応したインタプリタの持つ機械語のサブルーチンを実行する。
そのため、実行途中にエラーが発生した場合、どの場所でどのような事象によってエラーが起きるのかを確認しやすい(トレースが行える)利点がある。
反面、ソースコードを読み込みながら実行するために、現在のCPUに搭載されるパイプラインを有効にする先読みが行えないため、最近のCPUになるにつれてコンパイル方式よりも実行速度が顕著に遅くなる欠点がある。
現在では、実行開始時にインタプリタを利用しつつ、同時にその後のソースコードをコンパイルして(JITコンパイラ)処理速度を稼ぐ併用方式のプログラミング言語も存在する。
一方でスクリプト言語では、インタプリタを利用することが多い。
インタプリタを利用する主な言語
プログラミング言語
スクリプト言語
関連項目
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- ページ番号: 4102196
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- 編集内容についての説明/コメント:
機械語に逐次翻訳は動的コンパイルの説明であり、それは一形態である為、より一般的な説明に編集しました。