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イージスアショア
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イージス・アショア

※この画像はイメージ図です。
※実物はイメージと著しく異なる場合があります。

イージス・アショア」(Aegis Ashore、陸上配備型イージス・システム)とは、地上配備ミサイル防衛システムである。

イージス・システムの詳細については、イージス艦の記事を参照。→イージス艦

概要

イージス艦戦闘システムミサイル発射装置等をまるごと地上に移設したもので、定期的な寄港や休養が必要なイージス艦と違い、24時365日の警監視が可になる。[1]

ニュージャージー州のロッキード本社に置かれたイージス武器システムテストサイトミサイル発射装置を連接して陸上イージス戦闘システムとしてはどうか、という計画に端を発して開発が進められ、政府現在ハワイミサイル試射場とルーマニアの2箇所で運用しており、ポーランドでも建設が進められている。[2]

日本でも2017年末にイージス・アショアの導入が閣議決定されて計画が進められていたが、2020年に中断している。

日本向けイージス・アショア

内のミサイル防衛システムとしては、海上自衛隊イージス艦航空自衛隊PAC-3に続き、初めて陸上自衛隊が運用を担うことになる。

2019年1月29日アメリカトランプ政権は、イージス・アショアの防衛システム215000万ドル日本円にして2350億円)で日本に売却することを承認し、アメリカ議会に通知した。

日本向けイージス・アショアに搭載されるレーダーは、レイオン社のSPY-6ではなくロッキード・マーティン社のLMSSRが選定されていた。これはまだ製造されておらず、性確認などの試験も全く新規に行う必要があった。[3]

導入まで[4]

日本MDはこれまで二本建てになっていた。イージス艦から発射するSM-3。もう一つは特定の狭いエリアの防護する低での迎撃を行なうPAC-3(パトリオット)である。

パトリオットアメリカでは陸軍の装備なのだが、日本では色々経緯があって航空自衛隊の装備となっている。つまりパトリオットは、普段は空自基地に置かれているということであり、首都圏の防は整備できたが、大阪京都はいつまでたってもPAC-3で守られないという状況になった(名古屋九州の間には空自の広い基地がない)。

さすがにこのままではよろしくないという話になり、「関東THAADで防し、関東PAC-3部隊はあらためて関西圏の防に転用するべく運用を考える」という話がいったん決まりそうになったらしい。しかし日本列島敵国から見て攻撃選択標が横方向に散在しているのに、THAADカバーできる距離は十分ではなく、その割にはシステム価格は高い、必要な調達数や部隊新編、訓練、宿舎等のやりくりなどを考えればイージス・アショアの方が断然コスパが良い、と試算され、結果的にTHAADの線は消えたようだ。

メリット

デメリット

解説

以下、防衛省平成30年防衛書からの引用

陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)について

イージス・アショアは、イージス艦BMD対応)のBMD対応部分、すなわち、レーダー揮通信システム、迎撃ミサイル発射機などで構成されるミサイル防衛システムイージス・システム)を、陸上に配備した装備品であり、大気圏外宇宙空間飛翔する弾道ミサイルを地上から迎撃するを有しています。

北朝鮮に、わがを射程に収める各種の弾道ミサイルが依然として多数存在するなど、弾道ミサイル防衛の向上は喫緊の課題である中、イージス・アショアを導入すれば、わが24時間・365日、切れなく守るためのを抜本的に向上できることになります。

一般に防衛装備品については、事態が切迫してから取得しようとしても、取得までには長期間を要します。民の命と平和な暮らしを守ることは、政府の最も重要な責務であり、防衛省として、いかなる事態にも対応し得るよう、万全の備えをすることは当然のことであると考えております。

また、現状のイージス艦では、整備・補給で港に入るため隙間の期間が生じることが避けられず、長期間の洋上勤務が繰り返されることとなり、乗組員の勤務環境は極めて厳しいものとなっております。イージス・アショアの導入により、隊員の負担も大きく軽減され、さらには、イージス艦を元来の任務である海洋の安全確保任務に戻すことが可になり、わが全体の抑止向上につながります。

イージス・アショア2基の配備補地について、防衛省において検討を行った結果、秋田県陸自新屋演習場及び山口県陸自むつみ演習場を選定したところです。こうしたことを受け、18(平成30)年6月1日には、福田防衛大臣政務官及び大野防衛大臣政務官が秋田山口両県をそれぞれ訪問し、また、同22日には、小野寺防衛大臣が両県を訪問し、配備の必要性などについてご説明しました。

防衛省としては、今後とも、配備に際して、地元住民の皆様の生活にが生じないよう、十分な調や対策を講じるとともに、配備の必要性や安全性などについて、引き続き、意、一つ一つ丁寧に説明し、地元の皆様から頂戴する様々な疑問や不安を解消すべく努めてまいりたいと考えています。

候補地

日本での設置場所としては秋田山口が検討された。

調査ミス問題

2019年6月5日防衛省秋田市の予定地と他の補地を較した地形に関するデータに誤りがあったことを明らかにした。
岩屋防衛大臣は、衆議院安全保障委員会で「断面図の高さと距離の縮尺が異なっていたことに気付かずに計算した人為的なミスで、調結果全体の信頼性を失墜させかねないもので大変申し訳ない」と陳謝した。
結果を修正しても陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)が適地だとする判断に変わりはないとも説明したが、秋田市で開かれた説明会では住民から怒りのが上がっている。
五味賢至戦略企画課長は、Google Earth地図データとして使用した際、仰の計算に用いた「高さ」と「距離」の縮尺が異なっていることに気付かず、定規で測り三角関数を用いて計算したためとっている。

報道

2019年2月12日の通常国会衆院予算会議で、国民民主党所属の健太代議士が行った質問に対して、安倍首相はイージス・アショアの利点として「自宅から通える」等と答弁したため、各社マスコミにより「から通えるイージス・アショア」というセンセーショナルな見出しで報道された。

ニコニコニュース 安倍首相「家から通えるイージス・アショア」答弁の無知と詭弁と恐ろしさexit_niconews

計画中断

2020年6月に、NSCにおいて山口秋田両県への配備断念を決定したと河野太郎防衛相が発表、代替地を見つけることは困難であるという認識も示した。[5]

関連動画

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *イージス・アショア計画にストップ 本当にブースターだけが原因? 考えうる別の可能性exit 2020.6.18
  2. *イージス・アショア搭載レーダーの選定に専門家が抱いた「違和感」exit 2019.3.28
  3. *イージス・アショア搭載レーダーの選定に専門家が抱いた「違和感」exit
  4. *AI戦争論 進化する戦場自衛隊全滅する」兵頭二十八 2018 飛鳥新社 pp.144-145
  5. *イージス・アショア配備計画を断念、代替地は困難-河野防衛相exit 2020.6.25

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イージス・アショア

1086 ななしのよっしん
2020/11/12(木) 16:17:47 ID: tse7pCdyjh
へー、と思ってもググってみたら、成田闘争の土地収用法に基づく最初の立ち入り調に反対した人たちの逮捕理由は確かに威力業務妨とか暴行罪だったね。うん。
1087 ななしのよっしん
2020/11/17(火) 15:31:48 ID: E3uYdt05dB
土地収用法に基づいた代執行を妨したから罪に問われたわけでな
1088 ななしのよっしん
2020/11/18(水) 22:44:13 ID: IlbviBg+Jk
日本アショアにも配備される予定だったSM-3ブロック2Aが模擬ICBM標的の迎撃試験に成功か
元々あったGBIでの迎撃に加えハワイグアムにもイージスアショアが置かれるしにもBMD艦隊を配置されたらアメリカに対してはちょっとやそっとの弾道ミサイル攻撃が決定打にならない可性が生まれそう

核での飽和攻撃が可中国ロシアはともかく、北朝鮮核弾頭を量産して飽和攻撃を持つか迎撃困難な極兵器を開発するかの選択を強いられるのかも
1089 ななしのよっしん
2020/11/18(水) 22:49:43 ID: ztPS1Y3zGF
さんざんアショアではICBMを迎撃できないとしていたコロラドおじさん憤怒しそうな実験結果だな

1090 ななしのよっしん
2020/11/22(日) 08:06:52 ID: E5TNMiBVdL
陸上配備迎撃ミサイルシステムイージス・アショア」の代替策の検討にあたり、防衛省が外部の専門企業に委託していた調の中間報告で、導入や維持整備などを含めた総コストの試算ができなかったことが、関係者への取材でわかった。陸上用の装備を洋上に転用する前例のない試みのため、維持整備や導入のコストに不確定要素が多いことなどが要因という。
装備を実際に導入できる時期の安や、必要な人員の規模も示されなかったことも判明。菅義偉首相は年末までに代替の方向性を示すよう防衛省示しているが、将来像が見通せないまま絞り込みが進む恐れがある。高額装備品を短期間の調だけで、コストも分からぬまま選ぶことになれば異例で、防衛省内でも「拙速だ」と懸念するが出ている。
防衛省によると、防衛装備品の選定では通常、コストや技術面の課題、実現可性などを外部企業に調してもらう。今回は防衛装備を手掛けた経験がある内の造船大手2社に調を委託。コストが膨らむ可性が摘されていただけに、中間報告の試算に注が集まっていた。
1091 ななしのよっしん
2020/11/22(日) 08:15:20 ID: CpHuMJOdK6
陸上用の装備を洋上に転用して、とかきっとアメリカも各地にアショアを建設する(お花畑)なんて未だに間抜けなこといってないで
とっととイージス艦建造見積もり出せやというのが軍事学的常識ですね
1092 ななしのよっしん
2020/11/22(日) 22:47:05 ID: awtRTTNlUc
1隻辺り2500億円なり(
イージス艦2隻で5000億円 政府の代替案、地上配備の2倍』
ttps://www.tokyo-np.co.jp/article/69875

朝日新聞報道はこう
『総コストは「試算できず」 イージス・アショア代替策』
ttps://www.asahi.com/articles/ASNCQ01S3NCPUTIL00Q.html

自民防議連と防衛省(内局)はバチバチだし、レーダー選定にも問題があったなんて話も出てきたから、混乱が収まる気配はさそうですね…
1093 ななしのよっしん
2020/11/26(木) 19:43:50 ID: q5IiIw6nA4
そもトータルコストと取得コストの違いも理解できてないような記者政治家がいるにこのレベルの低さよな。

別に専門的な会計トリックでも何でもない
日常でもそのものの値段と維持費や課金みたいな身近なもので分かる話
1094 ななしのよっしん
2020/11/27(金) 00:37:01 ID: q5IiIw6nA4
ロッキーマーティン政治工作の可性すらあるところまで来たのか、まあロッキードは今露に狙ってるしな。
次期戦闘機でも一時期はF22改造案で決まりとか言う怪情報マスコミに流れまくってたし、C2輸送機の難癖も、どうもC130Jを推したい勢?って思うし

またF35でもあった通り、日本が採用すれば対抗して韓国もやる、そういうアジア情勢は理解していてやってる
事実F15に一度決まったのをひっくり返したわけで
1095 ななしのよっしん
2020/11/27(金) 00:46:05 ID: q5IiIw6nA4
>>1084
>>1086
法律上はできる、なお実例は皆無
日本はこんなのばっかだよ。
>>1089
コロラドおじさんは専門でも何でもない陰謀論ポジションの人だよ、アレメディアがまるで知識人のように持ち上げてるけど本名でググって出てくる業績は関係のないモノばっかだし。