ワイルドでいこう!
イージー・ライダー(原題:EASY RIDER)とは、1969年公開のアメリカ映画。日本ではイージー☆ライダーと表記される場合がある。
冒頭で流れるステッペンウルフの『Born to Be Wild(邦題:ワイルドでいこう!)』はとみに有名で、バイカーを体現するアイコンとして人口に膾炙している。
あらすじ
麻薬の密売で大金を得たワイアット(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)。バイクのタンクに金を隠し、若者2人はカリフォルニアから謝肉祭(マルディ・グラ)が行われるルイジアナ州のニューオリンズに向け、気ままな旅に出る。
その途中、弁護士のハンセン(ジャック・ニコルソン)と意気投合してハンセンも同行する事に。
しかし、社会的束縛から逃れながら旅をする彼らは行く先々で拒絶され、遂に不条理な現実と直面する。
概要
当時ハリウッドの不良俳優であったピーター・フォンダとデニス・ホッパーが手を組み、撮影や編集が素人のホッパーを監督に置いて制作されたロードムービー。
60年代後半~70年代前半の暗いアメリカの世相が投影された「アメリカン・ニューシネマ」の代表作である本作は、公開されるや否や、製作費の約40倍の興行収入を記録するほどの大ヒットとなった。
従来のハリウッド映画と違い、低予算、斬新な映像表現、悲劇的な結末の本作がヒットした事により、経営難に陥っていた映画会社に後の名監督となる多くの映像作家が集まる一つのきっかけとなったと言われる。
1998年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。
豆知識
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関連項目
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