イーディ・ネルソン(Edy Nelson)とは、プレイステーション3専用ゲームソフト「戦場のヴァルキュリア」に登場するキャラクターである。
(続編のPSP専用ゲームソフト『戦場のヴァルキュリア2』にも、サブイベントながら出演)
公式設定
- 義勇軍第7小隊突撃兵(1) → 一般人(2)
- 17歳(1) → 19歳(2)
- 片田舎で取り巻きに持てはやされてきた自称女優。居丈高だが、不測の事態に対処できない。
- 自分より注目を集める人間が許せない性格で、突撃兵の中では突出した能力を備えるロージーを、勝手にライバル視している。
- 公式ブログ「陣中日誌」担当の一人。司会進行兼ホーマーをいじめる役を担当。初音ミクがロージーと同じくらい大嫌い。
- 妹はランシール王立士官学校G組突撃兵科のリコリス・ネルソン
- 声:鹿野優以
固有ステータス
- 田舎育ち/土の上にいると集中力が増して射撃力がアップする。
- パニック/敵に迎撃されると慌ててしまい攻撃力がダウンする。
- リーダーシップ/近くに仲間がいると使命感に燃え防御力がアップする。
- ロージー嫌い/ロージーに近くにいられるだけで攻撃力がダウンする。
概要
田舎育ちで自称女優のツンデレ娘。(土好きステータスから、ツチデレとも)
髪型はお約束通り、リボンで括ったツインテール。
常にお嬢様口調を使い、やや自己中心的な言動が目立つが、意外と正義感に厚く、仲間想いな一面も持つ。
プライドが高く、自信家で目立ちたがり屋と、ある意味女優向けとも言える性格の持ち主ではあるが、反面不測の事態に弱く、予想外のことが起きるとパニックに陥る弱点を持つ。
その他
・支援兵のホーマー・ピエローニと相性が良く(?)、日々独特なスキンシップをとっている模様。
・原作ではズボンタイプの制服を着ているが、アニメではスカートタイプに変更されている。
・写真撮影の際は、右斜め45度から撮ると、一番美しく写るらしい。
実は重度の音痴で、2で歌を披露した場面はジャイアンリサイタルと呼ばれた。
戦闘シーンにおいて、配置を分担すれば回避できる「ロージー嫌い」は兎に角、迎撃を受けるだけで頻繁に発動し攻撃力が下がる「パニック」を持っており、短射程・高攻撃力の突撃兵としてはかなり扱い難いキャラクターとなっている。
それにも関わらず、毎戦出撃メンバーに組み込んでしまうプレイヤーは少なくないとか。
対戦車兵や狙撃兵のような迎撃してこない歩兵相手、或いは不意打ち出来る状況を狙って運用してあげよう。
でもその使い方なら偵察兵で良いよね
履歴
ゲーム本編では、多数登場するサブキャラクターの1人に過ぎず、メインシナリオに関わることはないのだが、ゲーム発売前から公式ブログ「陣中日誌」の進行担当に起用されるなど、開発サイドに早くから特別扱いを受けていた。
発売後はプレイヤーサイドからも高い支持を受け、後に追加されたシナリオ『イーディ分隊大作戦!』、『イーディ分隊の挑戦状!』に於いて主役の座(?)を務めるに至る。
また2008年末に行われた「トロステ24時間マラソン」に単独でゲスト出演し、キャラクターポスター配布企画では、人気投票の結果、メインヒロインのアリシアに僅差で勝利を収め、ポスター配布が行われた。(アリシアのポスターも結局配布された)
更に2009年4月から放送された同作品Webラジオでも、イーディ役の鹿野優以がパーソナリティーとしてレギュラー出演するなど、ネット上の広報活動に多く起用されており、メインキャラクターをも凌ぐ人気を見せている。
アニメについて
同作品のアニメ化が決定した後、陣中日誌にて彼女の絵コンテが公開され、ファンの間では原作とは違った活躍が見られるのではと期待が高まった。
しかしいざアニメ放送が開始されてみると、ファンの思惑とは裏腹に、メインキャラクター以外にスポットが当てられることはほとんど無く、義勇兵の多くがただのモブキャラとして扱われており、比較的人気の高かったキャラでさえ、一部を除いて台詞すら与えられないという状態だった。
彼女もまた例外ではなく、サブキャラとして第4話から登場したものの、第6話以降辛うじて台詞付くようになった程度で、最終話まで際立った活躍シーンは用意されていなかった。
そのため陣中日誌では、ようやく喋った台詞1つを大々的に扱う記事が作られたり(出番の少なさを制作スタッフが皮肉ったとも思える)、第10話の次回予告で彼女自ら待遇の悪さに不満を漏らすといったネタが仕込まれたりした。
最終的に、アニメ全体に対する評価の低さも相まって、ファンからは失意の声が多く聞かれる結果となってしまった。
関連動画
関連コミュニティ
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関連項目
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