イーブイとは、ポケットモンスターに登場するNo.133のポケモンである。初登場は赤・緑。
基礎データ | |||
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名前 | イーブイ | タイプ | ノーマル |
英語名 | Eevee | 高さ | 0.3m |
分類 | しんか | 重さ | 6.5kg |
性別比率 | ♂:87.5% | 特性 | にげあし |
♀:12.5% | てきおうりょく | ||
グループ | りくじょう | 隠れ特性 | きけんよち |
孵化歩数 | 8960歩 | 捕捉率 | 45 |
世代 | 第1世代 | 努力値 | 特防+1 |
進化 |
イーブイ↓
※2: 217ばんどうろ(DPPt)・ネジ山氷の部屋(BW)・フロストケイブの氷の岩のある部屋(XY)・浅瀬の洞穴の干潮時に入れる最下部の氷のフロア(ORAS)・ラナキラマウンテン洞窟内(SM) ※3: ポケパルレ、ポケリフレで仲良し度(ハート)を2以上にして、フェアリータイプの技をひとつ以上覚えさせた状態でレベルアップ |
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図鑑データ | |||
全国図鑑 | #133 | 図鑑の色 | 茶 |
ジョウト | #180 #184(HGSS) |
ホウエン | #― |
シンオウ | #163 | イッシュ | #091(BW2) |
カロス | #077(コースト) | アローラ | #123(SM/アローラ) #153 (USUM/アローラ) #050 (SM/アーカラ) #054 (USUM/アーカラ) |
ガラル | #196 |
図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ファイアレッド
- 3しゅるいの ポケモンに しんかする かのうせいを もつ めずらしい ポケモンだ。
- ポケットモンスター青、リーフグリーン
- ふきそくな いでんしを もつ。いしからでる ほうしゃせんによって からだが とつぜんへんいを おこす。
- ポケットモンスターピカチュウ
- アンバランスな いでんしによって しんかの かのうせいに あふれる。 ただ せいぞんすうが すくない。
- ポケットモンスター金、ハートゴールド、ソード
- まわりの かんきょうに あわせて からだの つくりを かえていく のうりょくの もちぬし。
- ポケットモンスター銀、ソウルシルバー
- ふきそくな かたちの いでんしは まわりの えいきょうを うけやすい。かんきょうが かわると しんかする。
- ポケットモンスタークリスタル
- かんきょうの へんかに すぐさま あわせられるよう いくつもの しんかの かのうせいを ひめている。
- ポケットモンスタールビー・サファイア、エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
- くらしている かんきょうで とつぜんへんい する ふあんていな いでんしを もつ ポケモン。いしの ほうしゃせんが しんかを ひきおこす。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、X
- しんかのとき すがたと のうりょくが かわることで きびしい かんきょうに たいおうする めずらしい ポケモン。
- ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト
- いでんしが ふきそくなため さまざまな りゆうに よって すぐに すがたかたちが かわってしまう。
- ポケットモンスターブラック2・ホワイト2、Y、シールド
- ふあんていな いでんしの おかげで さまざまな しんかの かのうせいを ひめている とくしゅな ポケモン。
- ポケットモンスターサン
- アンバランス かつ ふあんていな いでんしを もっており さまざまな しんかの かのうせいを ひめている。
- ポケットモンスタームーン
- いま げんざいの ちょうさでは なんと 8しゅるいもの ポケモンへ しんかする かのうせいを もつ。
- ポケットモンスターウルトラサン
- イーブイだけが とても ふあんていな いでんしを もっている りゆうは いまだ かいめい されて いない。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- まわりの えいきょうを うけやすい いでんしを もつ。 おやに なった トレーナーの かおにも にてくるよ。
- ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- さまざまな すがたに しんかする。 イーブイの いでんしは しんかの ひみつを ときあかす かぎ だ。
概要
- 分類は『しんか(進化)ポケモン』で、そのイーブイという名前の由来も英単語“Evolution(日本語訳:進化)”の頭文字 EV から。
- いちポケモンからの分岐進化としては、現時点では最も多い8つもの進化先を持つ。さすがは『しんかポケモン』。
・・・あれ?メガシンカは?
これから先もポケモンが続いていく限り、新たな進化先が追加されていく・・・はずである。されて欲しい。して下s(ry - 性別比率が7:1(87.5%:12.5%)、孵化歩数が8960歩(ドラゴン系統等に続き2番目に多い)etc・・・厳選が大変なポケモンの代名詞的な存在である。更に進化系それぞれに似合ったオシャボに入れたい、なんて思ってしまったら・・・
- ポケモンの種族固有の特殊能力ともいえる特性は、どれも環境に適応し生き延びていく事に関係のあるものとなっている。ちなみに第3世代で当てられた特性、第4世代で追加された特性はそれぞれ
『にげあし』
野性のポケモンから必ず逃げられる
『てきおうりょく』
タイプ一致技の威力が1.5倍→2倍
である。 - 色違いは茶色だった部分が白くなり、全身が真っ白になる。銀色ともいわれる。
- ポケパルレで確認するに、触られて気持ちイイのは首のもふもふ、逆にイヤがる部位は額のもふもふの様である。さあ、皆もLet’sもふもふ♪
- 初代(赤・緑)から存在し、その頃は非常に貴重なポケモンであった。具体的には1プレイにつき1個体しか手に入れる事が出来なかった為、赤・緑を兄弟や友達と2人で普通にプレイするだけでは、進化先3種を手元に揃える事が不可能であった。一応の救済措置として、3種を図鑑に載せる為の手段は用意されていた。
- ピカチュウ版では、ライバルがオーキド博士から最初に貰う相棒枠のポケモンとして登場する事になり、それまでの“ただの特殊な珍しいポケモン”という立ち位置からの格上げ・大出世を果たす。青版までと比べても明らかにドット絵も可愛くなる等、ピカチュウ版がイーブイ(とその進化系)の、ポケモンを代表する“可愛い枠”としての変遷の始まりともいえる。
ちなみに主人公との序盤でのバトルの結果によって進化先が変わる様になっている(主人公が勝てば勝つ程、主人公の相棒枠のピカチュウが苦手な進化系になる)。 - 第3世代においてはFR・LGがなければ入手出来ないが、もしエーフィorブラッキーに進化させたければ、時間の概念があるR・S・Eに送る必要がある。その為にFR・LGのポケモン図鑑の内容も、リメイク元の赤・緑準拠で説明文の進化先が3種類のままとなっている。
- 『ポケモンXD』では、主人公の初期手持ちポケモンに採用されている。
- 第5世代において、公式ファンクラブ『ポケモンだいすきクラブ』で催された企画『ポケモンラビリンス~真夏の大調査団~』への参加者全員プレゼントとして夢特性(隠れ特性)のイーブイ♂の進化系が解禁され、その後PDWの期間限定のポケモンカフェから行ける特別な“ゆめしま”『ポケモンカフェの森』にて夢特性のイーブイ♀も解禁された。BW2では本編でもクリア後に1個体だけ入手する事が出来る(♂)。ちなみにイーブイの夢特性は
『きけんよち』
相手が自分に効果抜群の技を所持していると分かる
である。 - 第6世代において夢特性はフレンドサファリにて解禁され、普通の野生と同じ様に(性別による大きな偏りはあるのだが)♂♀共に出現する。第6世代以降は♂×メタモンによる孵化でも夢特性が遺伝する様になった為に厳選難易度は下がり、また♀からはボールが遺伝する様になった為に厳選の幅は拡がった。
- 2016年に行われたポケモンの公式人気投票企画『ポケモン総選挙720』では、堂々の12位を記録した。
- 第7世代の新要素である『Zワザ』であるが、何とイーブイは専用の“ナインエボルブースト”を習得。専用の道具である『イーブイZ』を持たせると『とっておき』の技が変化し、サン・ムーン時点での全進化系8種を召喚してエネルギーを貰う、というエフェクトの技…なのだが、その性能は何と“こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさが一度に2段階上がる”という『ジオコントロール』や『からをやぶる』もビックリの最強の積み技である。基本的にZワザにおける能力上昇は「あまのじゃく」や「たんじゅん」といった能力変化に関わる特性の効果を受け付けないのだが、このZワザは「たんじゅん」による能力変化を受け付ける。シンプルビームを当てた後に発動させることができれば、一気に能力4段階上昇というロマンがある。前述の通り専用の道具を持たせる必要がある為『きあいのタスキ』や『しんかのきせき』には頼る事が出来ず、また進化前の為ステータスも決して高くはない、使用できるのは1度のバトル中に1度きり
、エフェクトが長過ぎるetc…使いこなすのは中々難しいが、他のポケモンのサポート等で決める事さえ出来れば、『バトンタッチ』で他のポケモンに引き継がせるのも良し、あえてそのまま『アシストパワー』や適応力タイプ一致技で戦うも良し、と大変ロマンに溢れたZ技になっている。
ちなみに、最終進化形以外で専用のZ技を習得したのは、ポケモンの顔であるピカチュウを除いてはこのイーブイだけである(サン・ムーン時点)。 - そして2018年。『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』により看板ポケモンとしての座を獲得。遂にピカチュウと同等クラスの地位に並ぶことになった(ピカチュウ同様に声優による鳴き声も追加。担当声優は悠木碧)。苦節22年、SNSなどによるファンの支持を着実に積み重ねての成果である。すでに毎年恒例の横浜ピカチュウ行進でもイーブイ版が行われ、pixivイラストコンテストも開催されるなど、これまで以上に積極的な広報活動を行っている。
- アニメでは、サトシのライバル・シゲルや、シリーズにおけるヒロイン枠であるハルカ、セレナ、スイレン等、度々重要キャラクターの手持ちとして採用されている。後に、シゲルのイーブイはブラッキーに、ハルカのイーブイはグレイシアに進化している。
2018年版の新シリーズでは、進化の石に反応しない特殊なイーブイが登場。代わりにポケモンの使うワザをある程度模倣することができる性質を持ち、元はイーブイ関連の研究所にいたがひょんなことからコハルのパートナーとなる。
他にも、タイチ、エンジュの舞妓3姉妹の末妹サクラ(後にエーフィに進化)、ウララ(2匹所持、後にブースターとシャワーズに進化)、イーブイレスキュー隊を名乗るバージル(♀、8代目という設定)etc・・・多数のトレーナーが所持している。 - 2013年7月に公開された劇場版ポケットモンスター16作目において、短編映画『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』という、何とブイズにスポットを当てた作品が登場!やったね♪もちろんイーブイも主役級の1体として出演している。
- 「いぶすき」と「イーブイすき」をかけて鹿児島県指宿市にイーブイとその進化系の描かれたマンホール蓋が設置されている。
進化系について
種族名 | 姿 | タイプ | 初登場作品 |
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シャワーズ | ![]() |
みず | 赤・緑(第1世代・GB) |
サンダース | ![]() |
でんき | |
ブースター | ![]() |
ほのお | |
エーフィ | ![]() |
エスパー | 金・銀(第2世代・GB) |
ブラッキー | ![]() |
あく | |
リーフィア | ![]() |
くさ | ダイアモンド・パール(第4世代・DS) |
グレイシア | ![]() |
こおり | |
ニンフィア | ![]() |
フェアリー | X・Y(第6世代・3DS) |
- イーブイの進化系は、種族値が全て130・110・95・65・65・60(合計525)を入れ替えたものになっている(=必ず何かに特化した能力を持つ)。
頼むからシャワーズ、サンダース、エーフィのこうげき(65)⇔ぼうぎょ(60)を入れ替えて下さいお願いしm(ry - 偶数世代毎に新たな進化先が追加されてきた。第4世代までは2種類ずつ追加されてきたのだが、第6世代では1種類のみ(新タイプ:フェアリーのニンフィア)の追加に留まっている。
- 攻撃技の依存するステータスが技毎にではなくタイプ毎に『こうげき』『とくこう』に分かれていた第3世代以前での『とくこう』依存タイプに進化してきた。第6世代では新タイプ:フェアリーに進化したが、フェアリーがもし第3世代以前に存在していたとしたら『とくこう』依存タイプだった、という事なのであろう(?)。
ちなみに余談ではあるが、第6世代で既存ポケモンの進化系が追加されたのは、唯一イーブイ(ニンフィア)だけである。 - ちなみに、分岐進化の進化条件を複数同時に満たした場合には、その優先順位は
①.リーフィアorグレイシア、②.ニンフィア、③.エーフィorブラッキー
の順となる。 - タイプが多彩でまた十分に戦える能力を持っている為に、イーブイとその進化系(通称ブイズ)のみでパーティを組む人も少なくない。
歴代のドット絵
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関連項目
- 20
- 0pt
スマホ版URL:
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%96%E3%82%A4
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%96%E3%82%A4