フハハハハハ!!
よに しょうぶをいどむか!
たりぬ・・・ たりぬな!!!
はっきり いおう!
きさまにかちめはない!!
イーブルとは、GBAソフト「伝説のスタフィー3」に登場するキャラクターである。
第一作「伝説のスタフィー」からの三部作の真の黒幕であり、同シリーズ最強にして最凶のラスボスである。
概要
その正体はスタフィーたちが住む空の国「テンカイ」より遙か離れた「こじょう」の主、イーブル。
美しいテンカイを我がモノとするために1・2のラスボスである魔物「オーグラ」を生みだしたのも彼である。
役に立たない者はすぐに粛正するなど性格は冷酷かつ非情。その一方で、唯一の弱点である破魔の宝石「エビルクリスタ」の最後の一個を自らの手で保管したり、キョロスケの父親を仲間に引き入れることでスタフィー達をかき乱したりと狡猾な一面もみせる魔王らしいキャラである。
ゲームにて
一つだけでオーグラを鎮められるほど強力なエビルクリスタを数十個用意しても全く弱る気配がないということや、
図鑑で「星を消せる」と説明されていることからも伺えるようにオーグラをも凌駕する圧倒的な力を持つ。
とまぁカタログスペックはよくあるRPGのラスボスらしいぶっ飛んだものであるが、
ゲーム本編でも対象年齢7歳のゲームとは思えない鬼畜性能で多くの小学生を絶望のどん底へ落とした。
もともと「伝説のスタフィーシリーズ」はカービィよりもさらに子供向けのゆるーいアクションゲームである。
ゲーム内通貨である「しんじゅ」を集めていると勝手に体力が回復するし、1ステージに何個もセーブポイント(しかも体力全快のオマケ付)があるし、ボス戦前にはキョロスケが倒し方を教えてくれるのだ。
ボスも体力が少なく、初見でも無理なくノーミスで倒せる程度の難易度。
1・2のラスボス、オーグラも出会うころにはプレイヤースキルが十分についているため、”やりごたえがあるな”程度の難易度に感じられる。
しかし、3はひと味違った。
みんなのトラウマ~イーブル戦~
- 1・2をクリアした人なら大丈夫だろうと思っていたらそもそも最初のオーグラ改で挫折した。
- 開幕から1分の間にスタフィーが頭から血を流して倒れていた。
- 足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみるとスタピーの死体が転がっていた。
- プレイヤーの8割がイーブル戦未経験者。しかも攻撃方法が完全に違うから「過去作経験者ほど危ない」
- 「そんな危険なわけがない」といって出て行った1・2経験者が5分後肉片となって戻ってきた。
- 「ムーガレーザー楽勝だったから死ぬわけがない」と自信満々で出て行った3からの新参が撲殺体で戻ってきた。
- オーグラ改戦の死亡確率が1500%。死亡回数の平均が15回の意味。
- オーグラ改戦の死亡確率が1500%。死亡回数の平均が15回の意味。
- 大事なことなので二度言いました。
↑が前座のオーグラ改さんのスペックです。最初からクライマックスです。
前作ラスボスでも三連戦最初だから弱体化してると思ったらむしろ攻撃特化してましたの巻。
・水中:1・2の最終戦と同じく、しかけのないシンプルなステージ。
使用する攻撃
・両腕パンチ:身体から腕を切り離し、画面外から巨大化させて放つ技。ガード不可。
・吸い込み:口に向かって水流を作り出し、口に触れたスタフィーを含み、吹き飛ばす技。ガード不可。
・回転レーザー:口から時計の針のように回転するレーザーを放つ。回転方向を変えることも。ガード不可。
弱点
目:五回攻撃をヒットさせることで1ダメージ。
※非攻撃時に触れても弾かれるだけでダメージは負わないが、回転レーザーを避ける時に触れるとほぼ確実に
レーザーに追いつかれるので注意。目以外の身体は当たり判定無し。
- 回復技、ホーミング付き氷の礫、全体ファイアボールが廃止され、攻撃の多彩さは消えたが両腕破壊不能に。
- 吸い込みが開始早々に本気モードに。
- 両腕パンチは速い、防御不可、当たり判定大、画面外だから予測できない(方角のみ分かるが場所は完全ランダム)の四拍子がそろってる。
両腕パンチは主力技であり、戦闘中はずっと使ってくる。そのため常にどこから飛んでくるのか分からないパンチを相手にせねばならず、精神的にも非常に悪い。 - レーザーが9面ボスのムーガ同様、回転レーザーに変更。スピードはムーガの倍以上ある上にムーガ同様時々方向チェンジ。目か手にうっかり接触すると弾き飛ばされるためほぼ確実にレーザーに轢かれる。
もうこいつがラスボスじゃね?とつぶやく小学生は多かった模様。
- お兄ちゃんに借りたばかりだからダメかもなと思っていたらなんか勝っていた。
- スタート地点から一分でイーブルが頭から血を出して倒れていた。
- 足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみるとイーブルが転がっていた。
- 「こじょう」が観光者に襲撃され、男も「女も」全員イーブルを(ry
- 「こじょう」の魔物の4/5がイーブル討伐経験者。しかも一種の度胸試し的な風習から「若いヤツほど危ない」
- 「そんなに弱いわけがない」と言って出て行ったモヒカンが二時間後哀れを催して戻ってきた。
- 「利き腕骨折した」と左手のみでプレイした人が一分後ノーダメで倒した。
- イーブルの死亡率は150%。一度死んで、最終戦でセーブし忘れたプレイヤーに再度殺される可能性が50%の意味
弱い。尋常じゃないほど弱い。
座っていても画面をぶち抜く巨体を持ちながら、キョロスケに「ヘッ、たいしたことのねぇヤツだったな!」と言われる始末である。一面ボスのボンボーンより弱いことは確定的に明らか。
(スタピーでやると「だぶるじゃんぷ」が使えないのでそこそこ苦戦するが、死ぬことはそうそうない)
・地上:イーブルが巨大なため高低差のあるステージ。イーブルの手がリフトとして働く。
使用する攻撃
・球状の雷:スタフィーの位置に向けて放たれる。スピードはそこそこ。スピンアタックで防御可能。体力が減ると弾数が倍に増える。
弱点
・顔:高い場所にあるため両サイドからやってくる腕(上部接地可能、当たり判定無し)に乗ってジャンプ後スピンアタック一回で1ダメージ。顔に非攻撃時に触れるとダメージを負うので注意。
※りゅうせいアタックを使うと一度に二回攻撃チャンスが出来る(ほぼ確実にこちらも1ダメージ負うが時間短縮に)
この一戦でプレイヤーが「楽勝じゃん!」と油断してしまうのも無理はない…が…
イーブル様はその油断を決して見逃さない
鋼の肉体、巨大な六枚羽、劫火のように燃える眼光、鋭く輝く牙、力みなぎる両腕そしてロケットブースター。
意外と可愛い顔をしていると評判のイーブル様の真のお姿。
攻撃の多彩さ、防御力、移動力、攻撃速度、コンボのいやらしさ、全てにおいて他の追随を許さない絶対王者。
・水中&地上:左右に浮水を配置した高低差のあるステージ。
普通のボス戦は陸上なら陸上の、水中なら水中のアクションだけを利用するだけで済むが、
水中、陸上、空中すべてのアクションを駆使しなければならず、プレイヤーの真の実力が試される。
使用する攻撃
・追尾パンチ:スタフィーを追尾後、真横に放たれるパンチ。ガード不可。
イーブルのスピードが速いため、追尾から逃れるのは困難。
イーブルが唯一スキを見せる攻撃だが、スキが通常ボスより短い。
HP残り1になると追尾時間が急に短くなる。後半で一気に三連続ダメージを負う事も珍しくない。
・片手雷撃:三発一斉に放たれる球状の雷。第一形態よりも速く、広がって進むため、避けるのは困難。
脇があくものの、タメが非常に短く攻撃チャンスとはなり得ない。ガード可能。
・捕獲:イーブルの手に触れると、捕まえられて浮き水へと戻される。
必ずピヨピヨ状態になるため、次の攻撃の回避が困難になる。
・メテオ:イーブルが上空へと消え、スタフィーの身体にカーソルが現れる。
徐々にカーソルが引き絞られ、消えた瞬間に上空から炎が降り注ぐ。ガード不可。
地上ならば避けることは容易いが、浮水の中で難しいので上昇したときは地上に降りるのが吉。
・雑魚召喚:ちっこい黒い生き物を三匹、卵から召喚する。残り体力が減少すると使用頻度が上がる。
それらに捕まるとほとんど移動できなくなる(スピンアタックは可能)。
水中で捕まると二連続以上のダメージを負うことがしばしば。全力で逃げるべし。
地上ではイーブルは雷撃しか使わないので地上でわざとつかまり、雷撃をスピンアタックでいなして、
消滅を待つのが馴れると安定する。(スピンアタックのタイミングが重要)
・両手雷撃:両手から計八発の雷撃を発射する。かなりの角度に広がって放たれるため、
スピンアタックレベル3で回避しても外側の雷に当たることもまれによくある。
スキがなく、連続使用することもままあるので非常に厄介。
ガード可能だがタイミングかかなりシビア。何度も挑戦しないとつかめない。
残りHP3つものこってるし余裕、と調子に乗ってるとすぐ削られる。
・巨大な光の珠
どうみても元気玉です本当に(ry
イーブル様をみんなのトラウマたらしめている鬼畜技。
残り体力1、片側ブースター消滅状態で、もう片方のブースターを半壊させると必ず使用する。
イーブル様が上空へと飛び去った後、画面を覆い尽くすほど巨大な光の珠が地上へ向かって堕ちてくる。
ガードはもちろん回避すら不可能。しかも対抗できなければ回復するという泣きっ面に蜂な効果もある。
対抗方法
光の珠に浮かび上がる赤いカーソルをスピンアタックで破壊する。
一度にランダムな場所に3つあらわれ、全て破壊するとまた3つあらわれる。
合計15個(手加減時は12個)のカーソルを”約30秒”以内に破壊しつくすと進行が停止、後退し始める。
完全に後退しきるとイーブル様が落下する。
要求される操作精度と操作速度はシリーズ最高。2秒ごとに1個破壊しなければならないため、
外して珠に弾き飛ばされたり、地面に落下でもすれば時間切れで被弾する可能性が極めて高くなる。
どうすればいいのかわからずに死ぬプレイヤーが続出し、対抗手段に気付いても間に合わない、
そもそもここまで追いつめるのが大変なため、緊張で操作精度が落ちて失敗するなどして、
心折られ、エンディング直前で泣く泣く放置するプレイヤーが多数。
弱点
・とんでもなく堅いため、通常のスピンアタックはおろか、レベル3でも傷一つつかない。
ブースターのみ破壊可能だが、それでもレベル3を二発当てなければ壊れないという鉄壁さ。
左右のブースターを破壊すると浮力を失い、地上へと落下する。
十分な高さから「だぶるじゃんぷ」後、「りゅうせいアタック改」を 当てることで、ようやく1ダメージとなる。
※「りゅうせいアタック改」は二重に保護された頑丈なブロック群を一瞬で消滅させるほどの火力なので、
まず一発喰らって生きてることが不思議。
・最後の光の珠は何度でも発生するので、カーソル破壊は避けて通れない。
攻略指南(要反転)
・地上にいるときは雷撃のみしか撃ってこないため、雑魚にまとわりつかれそうなときは水から出て地上で雑魚が離れるまで雷撃をはじいているほうが安全。ただし水に戻るタイミングがややシビアなため慣れが必要。
・光の球は水中からのスピンアタックで的を狙撃するのがおすすめ。常にAを押してムササビ状態を維持すると落下事故が減る。
・光の球は、背景に表示された球が画面内から消えた時点で画面上部に判定をもって出現するので、浮き水最上部から早い段階でスピンアタックを当てて的を減らしておくと楽になる。
ようやく撃破した先に待っているのは…
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プレイヤーが非常に上手いので簡単に思える方もいるだろうが、コメントを見ればその強さを感じて頂けるだろう。
(エンディングネタバレあり)
トラウマブレイクしたい人向け
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関連項目
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