ウィッチクラフト(遊戯王OCG)とは、遊戯王OCGに登場するカテゴリ・カード群である。英版のカテゴリ名は「Witchcrafter」
概要
「ウィッチクラフト」シリーズは、2019年2月23日発売の「デッキビルドパック インフィニティ・チェイサーズ」に登場した、魔法使い族テーマ。
手札の魔法カードと自身をコストに展開を行う共通効果と墓地で除外することで使える効果を持つ下級モンスターと魔法カードに墓地にある場合に自分のエンドフェイズに手札に戻る(永続魔法なら表側表示で置く)という共通効果を持っているのが特徴。上級モンスターの多くは魔法カードをコストにする効果を持っており、下級モンスターとはまた違った効果を内包している。
また、全体的に女の子たちが中心でかわいらしいイラストをしているのも特徴で、YCSJという公式大会では、このカテゴリをテーマにしたプレイマット・スリーブの購入が参加券になっている。
世界観設定
カードイラストには「魔導」のシンボルマークや「エンディミオン」を象徴した「魔力カウンター」のデザインが登場しているため、上記2つのテーマと世界観を共有していて、かつ両陣営から魔法の依頼を承っていると推測出来る。
また、後に登場した、《ウィッチクラフト・ジェニー》と《サーヴァント・オブ・エンディミオン》と関係があることをにおわせており、髪型や髪色が似ていて、種族・属性が同じ。また、《サーヴァント・オブ・エンディミオン》の攻撃力・守備力・レベルは《ウィッチクラフト・ジェニー》の3倍である。
「魔導」と「エンディミオン」は対立関係にあるため、両者が和解したのかとも囁かれるが、ウィッチクラフト陣営が他の世界観で言う「武器商人・死の商人」ではないかとも囁かれており、続きのカードデザインも気になる陣営である。
「マスターガイド6」にはそれぞれの陣営とその関係についてある程度書かれており、「ウィッチクラフト」は魔法都市エンディミオンに隣接する魔法交易都市にて魔力を込めた工芸品を作るギルドで、彼女らが作り出す品々には魔導王エンディミオンすら一目置き、そして危惧するレベル。それと関係あるか定かでないが、上記の通りサーヴァントがジェニーとして働いている。デモンストレーションにノリノリで付き合っているのはスパイだからなのか単にノリが良いのか・・・。
更には《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》、魔導王エンディミオン、「魔導」とも関係のある《召喚師アレイスター》の三人には過去にも因縁がある様で、「マギストス」というカード群でその一端を垣間見れる。
「マギストス」の一人である《結晶の大賢者サンドリヨン》はルビにヴェールが付き、ヴェールを大人にしたような容姿をしている。「YU-GI-OH! OCG 20th ANNIVERSARY MONSTER ART BOX」に載っているイラスト資料にはハイネがすぐ泣く20歳で、ヴェールが9歳等の記述がある為、常識的に考えたら親類縁者なのだろうが、魔法使いなので若返ったサンドリヨン本人説も根強い。
そんなヴェールだが、元々サボり魔だったとはいえ、突然置手紙(てへぺろ(・ω<))を残して行方をくらましギルドは大混乱に陥った。手紙を読んだハイネは青ざめ涙目に、エーデルはマスターの傍若無人ぶりに怒りをあらわにし、ジェニーは何故か燃えてた。
ザ・ヴァリュアブル・ブックEX2によると《ウィッチクラフト・バイスマスター》では大事な客人が訪れる日にヴェールが居なくなったので、ハイネをマスターに仕立て上げる「マスターのハイネです大作戦」の最中らしい。
なお、ヴェールの失踪理由についてはエンディミオンに眼を付けられたからとも、現代の《魔導書院ラメイソン》において不穏な動きを見せるアレイスター絡みではないかとも言われている。
カード紹介
以下、遊戯王カードWikiから引用。
下級モンスター
先述した通り、自身のリリースと魔法カードをコストにすることでデッキから同カテゴリのモンスターを特殊召喚出来る(1)の共通効果を持ち、墓地の自身を除外することでカードごとに違った恩恵を与える(2)効果を持っている。「ウィッチクラフト」魔法カードや墓地にいて効果が発揮する魔法カード等と組み合わせるのが良いだろう。
ウィッチクラフト・ジェニー/Witchcrafter Genni
効果モンスター
星1/風属性/魔法使い族/攻 300/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、
このカードをリリースし、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「ウィッチクラフト・ジェニー」以外の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分の墓地からこのカードと「ウィッチクラフト」魔法カード1枚を除外して発動できる。
この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。
2019年10月12日発売の「IGNITION ASSALT」で登場したカード。
(2)効果は「ウィッチクラフト」魔法カードに書いてある効果の内容と同じものを墓地除外で使えるようにするというもの。あくまでジェニーの効果で使うため、元のカードのコストや効果外テキストのターン1制限に引っ掛からないが、ジェニーのターン1制限が適応される。
ウィッチクラフト・ポトリー/Witchcrafter Potterie
効果モンスター
星2/地属性/魔法使い族/攻 0/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、
このカードをリリースし、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「ウィッチクラフト・ポトリー」以外の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分の手札が0枚の場合、墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「ウィッチクラフト」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2)効果はモンスター・魔法問わず同カテゴリをサルベージする効果。ただし、唯一手札が0枚、ハンドレス状態であることが条件としていて使いづらく、採用枚数は少ない傾向にある。
ウィッチクラフト・ピットレ/Witchcrafter Pittore
効果モンスター
星3/水属性/魔法使い族/攻1000/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、
このカードをリリースし、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「ウィッチクラフト・ピットレ」以外の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分はデッキから1枚ドローし、その後手札から「ウィッチクラフト」カード1枚を選んで墓地へ送る。
手札に「ウィッチクラフト」カードが無い場合、手札を全て除外する。
(2)効果はウィッチクラフト版《闇の誘惑》に近い効果。ただしドロー枚数は1枚で、捨てるカードは「ウィッチクラフト」カード全般である。純ウィッチクラフトであれば、全除外の心配はほとんどないだろう。
ウィッチクラフト・シュミッタ/Witchcrafter Schmietta
効果モンスター
星4/炎属性/魔法使い族/攻1800/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、
このカードをリリースし、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「ウィッチクラフト・シュミッタ」以外の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「ウィッチクラフト・シュミッタ」以外の「ウィッチクラフト」カード1枚を墓地へ送る。
(2)効果は墓地に1枚カードを送る効果。後述する《ウィッチクラフト・サボタージュ》により、墓地から特殊召喚しやすく、かつ魔法カード全般に墓地から舞い戻る効果を持っているために間接的なサーチ効果を担っており、このカテゴリの中核となるカード。
上級モンスター
ほとんどは魔法カードを捨てて発動する効果を持っている。上級モンスターは下級モンスターと比べ特徴的で、効果も個々で独特なものに設定されている。これらの上級モンスターを上手く使っていくこともこのカテゴリには大事。これらのモンスターは下級モンスターの(1)効果や《ウィッチクラフト・サボタージュ》を用いて展開するのが望ましい。
ウィッチクラフト・エーデル/Witchcrafter Edel
効果モンスター
星5/光属性/魔法使い族/攻2000/守2300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
手札から「ウィッチクラフト・エーデル」以外の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードをリリースし、
自分の墓地の「ウィッチクラフト・エーデル」以外の魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
下級モンスターに近い効果を持っているが、墓地除外の効果はなく魔法カードコストの(1)の展開効果は自身のリリースを不要にする代わりに特殊召喚する「ウィッチクラフト」は手札からになっている。また、自身リリースによって墓地から特殊召喚出来る(2)効果も併せ持っている。(1)効果が手札消費が荒いのは否めない。(2)効果は魔法使い族汎用蘇生。微妙なレベルの高さも相まって主体にはなりにくい。
ウィッチクラフト・ハイネ/Witchcrafter Haine
効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2400/守1000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの他の魔法使い族モンスターは相手の効果の対象にならない。
(2):手札から魔法カードを1枚捨て、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
自身がフィールドにあることで、他の魔法使い族を対象を取る効果から守る(1)効果と、相手ターンでも発動可能な魔法カードをコストに相手のカードを1枚破壊する(2)効果を持っている。ステータスからしても攻撃性能がカテゴリ内で高く、主体となるカードの一つで、攻撃役を担うことが多い。
ウィッチクラフトマスター・ヴェール/Witchcrafter Madame Verre
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻1000/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の魔法使い族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
手札からカード名が異なる魔法カードを任意の数だけ相手に見せ、
その自分のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、見せた数×1000アップする。
(2):手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(1)効果は上昇値が1000で高く、手札枚数次第で爆発的な攻撃力も期待が出来る。(2)効果はフリーチェーンで全体無効のため影響力は強いものの、魔法・罠・フィールド以外のカードに弱いため過信は禁物。
ウィッチクラフトゴーレム・アルル/Witchcrafter Golem Aruru
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2800/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在し、自分フィールドの魔法使い族モンスターが相手の効果の対象になった時、
または相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
相手フィールドのカード1枚または自分の墓地の「ウィッチクラフト」魔法カード1枚を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、そのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):相手スタンバイフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
2019年4月13日から登場した「RISING RAMPAGE」に収録の後発カード。
(1)効果で、自分の魔法使い族を相手が攻撃するか効果の対象を取った時をトリガーに手札から特殊召喚し、バウンス・サルベージを同時に行い、(2)効果によ毎ターン同じ効果を使うことも出来る。また、(2)の手札に戻る効果は必ずしも手札から出なくても作用するため、墓地に送って蘇生するのも手か。
EXデッキモンスター
ウィッチクラフト・バイスマスター
融合・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2700/守2800
「ウィッチクラフト」モンスター+魔法使い族モンスター
(1):融合モンスター以外の魔法使い族モンスターまたは魔法カードの効果が発動した時、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
「ウィッチクラフト・バイスマスター」の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない。
●フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●手札・デッキからレベル6以下の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。
●自分の墓地から「ウィッチクラフト」魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える。
「SECRET SHINY BOX」で登場した「ウィッチクラフト」の融合モンスター。
「ウィッチクラフト」をある程度入れた魔法使い族のデッキなら素材も効果の発動条件も困りはしないだろう。効果の発動条件に至っては何なら相手が発動しても行ける。
選べる三つの効果はそれぞれイラストに並ぶ三人のカード効果に由来するが、ノーコストかつ上位互換ないし相互互換的な関係を形成している。二つ目の効果を使えばエーデル経由で墓地の「ウィッチクラフト」を呼び出すことも可能なので応用力は高い。
一つ目の効果は対象を取らず範囲拡大。(ハイネ)
二つ目の効果は蘇生から(マスター不在につき)LV6以下をデッキ・手札から特殊召喚へ。(エーデル)
三つ目の効果はコピーから魔法と罠どちらでもサルベージへ。(ジェニー)
魔法カード
カテゴリ内の全ての魔法カードに「ウィッチクラフト」モンスターが場にいれば墓地から手札に戻る(2)効果を持っており、手札のコストにしやすい特徴を持つ。ただし、(1)の固有効果を使ってしまうと手札に戻らなくなってしまうため、注意が必要。
ウィッチクラフト・クリエイション/Witchcrafter Creation
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):デッキから「ウィッチクラフト」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。
固有効果はサーチカード。その効果自体の強さはもはや説明不要だろう。このカードを投入することでデッキの回転力・安定性の向上に大きく貢献する。
ウィッチクラフト・コラボレーション/Witchcrafter Collaboration
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの「ウィッチクラフト」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは1度のバトルフェイズに2回攻撃でき、
そのモンスターが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。
固有効果は2回攻撃付与。モンスターの攻撃力も1段と低めな傾向にあるため、爆発力に欠ける側面はあるが、《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》の効果と併用すると高い爆発力を誇る。全体的に限定的な利用になるため枚数に注意が必要か。
ウィッチクラフト・サボタージュ/Witchcrafter Holiday
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の墓地の「ウィッチクラフト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。
固有効果は、同カテゴリの蘇生カードで《ウィッチクラフト・シュミッタ》と組み合わせることで、間接的なリクルート手段にもなりうる。また、《ウィッチクラフト・エーデル》を利用することで、間接的にほぼ全ての魔法使い族モンスターを蘇生できる。
ウィッチクラフト・ドレーピング/Witchcrafter Draping
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの「ウィッチクラフト」モンスターの数まで相手フィールドの魔法・罠カードを対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。
固有効果は、同カテゴリのモンスターの数まで魔法・罠をバウンス出来る。また現時点では唯一の速攻魔法である。アドバンテージを稼げるカードではないが、相手の妨害はもちろん、自身の展開を阻害しないようにも利用出来、状況を選びやすい。
ウィッチクラフト・コンフュージョン
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた、
「ウィッチクラフト」モンスターを含む融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、
自分エンドフェイズに発動できる。 このカードを手札に加える。
「コンフュージョン/Confusion」自体は「混乱」を意味する英単語だが、遊戯王的には「フュージョン」魔法カードなので、その手のカードをサーチ、参照する効果の対象に出来る。《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》でコピーした場合、実質使ったターンに自力でサルベージも可能。「ウィッチクラフト」魔法カードなのでジェニーでもコピー可。《ウィッチクラフト・バイスマスター》の融合召喚を狙う以外にも「ウィッチクラフト」モンスターを素材に出来るなら色々融合召喚できる。
永続魔法カード
基本的には魔法カードと特徴に変化はないが、(3)効果で手札に戻る代わりに場に置いて効果を適用することが出来、(2)効果で手札のコストの代わりに自身を墓地に送ることが出来る効果を持っている。
ウィッチクラフト・スクロール/Witchcrafter Scroll
永続魔法
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分の魔法使い族モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):自分フィールドの「ウィッチクラフト」モンスターが効果を発動するために手札を捨てる場合、
代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
(3):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
固有効果は、戦闘破壊時のドロー効果。恒久的なアドバンテージ源にもなり得るが、単純に使っても発動機会が訪れない可能性もあることに注意が必要。
ウィッチクラフト・バイストリート/Witchcrafter Bystreet
永続魔法
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの「ウィッチクラフト」モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
(2):自分フィールドの「ウィッチクラフト」モンスターが効果を発動するために手札を捨てる場合、
代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
(3):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
固有効果は、1ターンに1度の破壊耐性付与。上級モンスター達の効果と合わせれば、強固な防御態勢を整えることが出来、このカードも「ウィッチクラフト」の場持ちを安定させるのに貢献するだろう。
罠カード
ウィッチクラフト・マスターピース/Witchcrafter Masterpiece
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在する場合、
自分または相手の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードの同名カード1枚を自分のデッキから手札に加える。
(2):自分の墓地から、このカードと魔法カードを任意の数だけ除外して発動できる。
除外した魔法カードの数と同じレベルの「ウィッチクラフト」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
(1)のサーチ効果は墓地と同じ名前のカードを加える。相手の墓地からも選ぶことが出来るがミラーマッチでもない限り一部の汎用カードくらいしか機会はない。罠であるためスピードも遅いことに注意しなければならないがこのカードを利用するなら条件的にも困らないか。(2)効果は墓地から除外をすることになるため、多くを除外するのは避けたいところ。
ウィッチクラフト・パトローナス/Witchcrafter Patronus
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、デッキから「ウィッチクラフト」魔法カード1枚を手札に加える。 (2):墓地のこのカードを除外し、
除外されている自分の「ウィッチクラフト」魔法カードを任意の数だけ対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのカードを手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
1ターンに1度「ウィッチクラフト」魔法カードをサーチできるが、墓地利用もするテーマなので自身の効果で除外した下級「ウィッチクラフト」を回収するのに使いつつの方が良いだろう。除外による除去へのフォローとしても機能する。
墓地に落ちた後は、ジェニーやマスターピースの効果で墓地から除外した魔法カードをまとめてサルベージできるが、永続罠はそのままだと中々落ちない為、シュミッタやピットレで落とすか、他に能動的に落とせる方法が欲しい。幸い墓地肥やして戦うテーマである。
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