「ならば自分で死を実践して見せろ、テルミドールと同じようにな」
アーマード・コア フォーアンサーに登場する女性リンクス。
CV:田中敦子
概要
インテリオル・ユニオン所属のリンクスでカラードランク3。同社における最高戦力で霞スミカの後継とされている。出撃数、任務成功率が共に高い理想的な傭兵であるとされている。軽量機を駆って前衛に切り込んでの突出型の戦術を好み、その戦いぶりから「GAの災厄」「ブラス・メイデン(真鍮の乙女)」などと呼ばれて恐れられている。独立傭兵のロイ・ザーランドとは関係が深いようで、それぞれ「ロイ」「ウィンディー」と呼び合い軽口を叩き合うなどしている。
ストーリー上での露出も多く、歯に衣着せないストレートな発言が多いことから回りくどいやり口や姑息な手段を嫌う直情的な女性であることが窺える。傭兵である故に命のやり取りには容赦が無いが彼女には彼女なりの信念があるようで、ストーリー終盤にて登場した反クレイドル勢力であるORCA旅団のことは好ましく思っておらず、企業上層部が裏でORCAと手を結んだ際に見せた発言から、無関係の人間の命が奪われることを嫌っているらしい。そしてどのような形であれ全てのルートのラストミッションに登場することから、ある意味でマクシミリアン・テルミドールと対になる人物であると言える。テルミドールが「人類種の延命」を主としているなら、彼女は「今を生きる弱い人々」を守るために戦っているのだ。そのどちらが正しいのかという判断はプレイヤーに委ねられる事になる。
ミッションにおいては「ワンダフル・ボディ撃破」「不明ネクスト+ノーカウント撃破」においてそれぞれ僚機として雇うことが可能。依頼料は報酬の50%と高額だが、ランク3という肩書きに恥じない圧倒的な力を見せつけてくれる。
企業ルートでは「ORCA旅団本隊撃破」「アルテリア・クラニアム防衛」においても味方として登場。同ルートのラストミッションは企業連の意思に背いた彼女の独断行動という形になっており、これを承諾するとミッション開始時に「貴方には感謝している・・・嬉しかったよ」とデレを見せてくれる。
逆にORCAルートでは「アルテリア・クラニアム襲撃」において、ロイと共にラスボスの1人として首輪付きの前に立ちはだかる。撃破されると「一つの命を思う・・・それを愚かと呼ぶか・・・」「歪んでるよ・・・貴様も・・・この世界も・・・」と、口惜しげに呟きながら散っていく。
そして最後の答えである虐殺ルートでは他の多くの上位リンクスと共に首輪付きとオールドキングを止める戦力として登場。 「選んで殺すのがそんなに上等かね?」という古王の痛烈な皮肉に対し「殺しすぎる、お前らは」と忌々しげな口調で真っ向から反論していた。因みに彼女に撃破されると何の感情も感じさせない声で「死んだか、慰めにもならん」と吐き捨てられる。企業に反してさえ、クレイドルに住まう弱い人々を守ろうとしていた彼女からすれば、首輪付きたちが行った虐殺は到底許せるものではないだろうし、ある意味当たり前の反応ではある。
搭乗ネクストはインテリオルの新型標準機ラトナをベースにした「レイテルパラッシュ」 小型レールガン、ブレード、パルスキャノン、そしてこの機体の象徴とも言えるデュアルハイレーザーキャノンを装備している。
元々低燃費フレームの旨味を活かしたEN武器の運用というのがインテリオル機体のコンセプトとはいえ、武装の全てがENを消費するというなかなかにピーキーな機体を使用している。それでいてCPUのロジックによる絶妙なEN管理によって、軽量二脚機の素早さを活かして縦横無尽に飛び回り、ハイレーザーを始めとした高火力の武装の数を叩きこんでくる作中でも屈指の強敵である。
が、元々実弾装甲に難がある上に軽量機ということも重なって高火力の実弾兵装に弱く、ヴァオーのガトリングや、下手をすればワンダフル・ボディの拡散バズーカの直撃を受けてアッサリやられてしまうなんてこともあったり。
因みにニコニコ内外問わずして少佐の愛称で呼ばれ親しまれている。理由は中の人を参照すればすぐにわかる。
関連動画
関連項目
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