ウェイバー・ベルベットとは、『Fate/Zero』のヒロイン登場人物である。
演.植田慎一郎(音楽劇『ロード・エルメロイII世の事件簿-case.剥離城アドラ-』)
プロフィール
概要
魔術師としては歴史の浅いベルベット家の三代目として生まれ、
独学で魔術を学び、両親の病没後家財を売払って入学金を捻出し、倫敦の魔術組織、時計塔の教育機関に入学する。
独学で時計塔に入学した為、自身を優秀と自称しているものの、
家系の歴史の浅さと魔術を上手く行使できない実践能力の低さから本来の才能(後述)が周囲に理解されず、周囲から浮いた存在として認知されている。
講師であるケイネス・エルメロイ・アーチボルトには
気合を入れて執筆した論文を破り捨てられたり笑いものにされたりと散々な扱いを受けており、快く思っていなかった模様。
本来ケイネスに渡る筈だった英霊召喚の触媒をふとした偶然から手に入れたことで一念発起し、「自身の力を周囲に認めさせてやる」という野望を胸に、単身日本に渡る。
その後冬木市でライダーのマスターとなり、第四次聖杯戦争に身を投じていく。
第四次聖杯戦争の間は滞在費をケチるため、マッケンジー夫妻に「自分は孫」と暗示をかけて居候している(一度暗示が解けかけたが)。夫のマッケンジー氏は、元々仕事で冬木市に赴任することになったやり手の商社マン。日本の風土が気に入り、脱サラして貿易商となった。安定した成功を収めた後に引退して会社を譲り、現在は英会話学校の非常勤講師として生計を立てている。息子がいたが、孫が生まれた後海外に移住してからは疎遠となっている模様。
生粋の魔術師たる時臣やケイネスと違って、携帯電話などの文明機器を扱う事にあまり苦手感・嫌悪感は無い。また、「テキストを読み解くなら誰にも負けない」と自負するだけあって推察と要点の整理、他者の能力への理解には非凡な才能を見せる。各サーヴァントクラスの長所・短所を明確に理解している辺りは流石と言うべきか。しかし、そんな才能も時計塔内では調べ物に便利な見習い司書としてこき使う程度の認識だった…。合掌。
重くシリアスな『Fate/Zero』の中では貴重なコメディ要員であると同時に、大人の思惑が絡み合う聖杯戦争の中、古き良き少年漫画を思わせる成長を遂げていく。当初はソリが合わなかった自身のサーヴァントとも、漫才のような掛け合いをしたり、驚かされたり、勝手に財布を使われたりする中で絆を深め合っていくのだった…。
ライダーの圧倒的な力と彼自身の強運もあって、第4次聖杯戦争を無傷で生き残った唯一のマスターとなった。また第5次聖杯戦争前に死亡した衛宮切嗣や第5次聖杯戦争終盤で死亡した言峰綺礼と、第4次聖杯戦争に関わったマスターがほぼ全滅した中でも、第5次以降も存命している唯一のマスターでもある。第4次聖杯戦争後はケイネス死亡によって没落寸前だったアーチボルト家を建て直し、『ロード・エルメロイⅡ世』と呼ばれるようになる。そんな彼のその後の姿が、TYPE-MOON関連の別作品には彼が成長した姿で登場するものもある。聖杯戦争の経験と10年の月日は彼を生粋のゲーマー偉大なる講師に成長させている。
上記の才能は言い換えれば、「研究者として後進を育てる」能力であり、「魔術師としては平凡だが、講師としては時計塔随一」と評される要因である。また、遠坂凛の後見人(ただし、魔術は教えない)になったときに、秋葉原や日本橋の事を聞いて「興味なし」と言われて逆ギレしたという…アレ?
関連動画
関連項目
- TYPE-MOON関連の一覧
- Fate/Zero
- 浪川大輔
- ライダー(Fate/Zero)
- ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
- ウェイバーちゃんマジヒロイン
- ショタ / ヒロイン
- グレン・マッケンジー
- ロード・エルメロイⅡ世
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- セイバー(Fate/Zero)
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