ウェンディ・マーベル(Wendy Marvel)とは、『FAIRY TAIL』の登場人物である。(CV:佐藤聡美)
天竜の概要
「天空の巫女」「天竜」「ケツプリ団の女神様」の異名を持つ魔導士。年齢は12歳。好きなものはシャルル、嫌いなものは梅干し。
天空の滅竜魔法を扱う滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)で、7年前にその魔法を教えて失踪した天竜・グランディーネを探している。その手掛かりをつかむため、同じ滅竜魔導士であるナツが参加する「連合」に参加して彼らと出会う。
元は「化猫の宿(ケット・シェルター)」に所属していたが、六魔将軍を倒した後は諸々の事情で「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属。その悲劇の経緯は是非コミックスやDVDを手にとってご覧いただきたい。
性格は気弱で引っ込み思案だが、時に頑固な一面を見せたり、「妖精の尻尾」に入ってからは明るい笑顔を見せるようになった。その裏表のない思いやりのある純粋な性格が全国のロリコンファンの心を鷲掴みにした。
作中ではグラマラスな女性が多い事に定評のある真島ヒロ作品の中で、珍しく貧乳ロリ子供のヒロイン。元々は巨乳で描かれるらしかったが、編集に「巨乳が多いね」と言われた結果、今の子供体型になったという逸話がある。ちなみに本人も胸の発育に関してちょっと心配気味らしい。むしろそのままでいいのに。
どうやら、相当コンプレックスらしく、エルザがナース服姿で患者を根こそぎ奪ってしまった際には激しく落ち込み、リーダスが19歳ウェンディ予想図を見せたときには思わず泣き出してしまった(アニメではさらにその後、リリーの「アスカがウェンディに似た感じ」という言葉に傷ついたのか、泣いてどこかに走り去ってしまった)。
このことから、ルーシィの星霊タウロスがレビィ共々嫌いである(タウロスは巨乳フェチのため)。
ちなみにエドラス編では、異世界の同一人物として大人になったウェンディが登場した。
……やはりというべきか立派な巨乳である。
ただし、エドラスは言うなればパラレルワールドであり、その住人はアースランド(現実世界)とは性格や身体的特徴が変わっている、ということは・・・
アニメオリジナルでは、無限時計の影響で一時的に大人になったが、やはり…
設定ラフで魔法少女モノのステッキを持たされていたあたり、かなりあざとい(良い意味で)。作者の画集で見られるイラストでは、ジュビアの胸を頬を赤らめて凝視していたりする。また、ある水着イラストに関してちょっとおムネを大きく描きすぎたとコメントしている。
また、「ストレート」「ツインテール」「ポニーテール」「サイドアップ」などなど髪型の変遷も作中で顕著である。特にツインテのウェンディは、某あずにゃんよろしくペロリストを量産した程の破壊力だとか。だが中の人は律っちゃんだ。
フェアリーワールドでは数少ない回復魔法の使い手ということもあり、特にアニメ版ではその純粋さとどんな悪党をもほんのりと癒してしまう素直で健気な性格にスポットが当てられており、後のケツプリ団加入もこの性格を汲まれてのことであった。
また、拾ってきたタマゴを孵して育てたシャルルは、実際には自分がシャルルの育ての親といった存在であるのだが、寧ろシャルルの方が精神年齢は上であり、よくシャルルに叱られたり、ナツに酔い止め魔法が効かなくなった際の落ち込み様に呆れられたりと、どっちがお姉さんだかよくわからない関係になっている(まぁ、言うてもシャルルは王女様やし・・・)。
プロフィールには梅干が嫌いなものとなっており、演じる佐藤も同じく梅干が嫌いである。アニメオリジナルでグレイからの思念伝達魔法(?)で梅干しの弱点を突かれて敗北していたというエピソードがある。
しかし、中世欧風の空想ファンタジー世界が舞台のFTにおいて、和食の梅干がなぜ存在するのであろうか…?漢字絡みの音魔法とともに伝達されたのだろうか。
アニメオリジナルではケツプリ団化するなど、結構キャラが一人歩きしているので、今後のオリジナルエピソード次第ではさらに梅干しに突っ込んだエピソードが描かれるかもしれない。
と第1シリーズ放映当時に記載していたが、早くもニューアニメシリーズ第181話で餓狼騎士団コスモスとの対戦にてコスモスのアニメオリジナル技に「梅干しソックリの外見にして10倍の酸っぱさを持つ魔法の実」による魔法が描かれた。固い実なのでこれを木に生らせて相手に降り注ぐように攻撃する技だったが、実自体も食用であり、コスモス曰く美味しいらしいとの事だが、当のウェンディはというと涙目で逃げ回っていたのは言うまでもない。
OVA版では他の女性メンバーに付き合わされて飲酒を経験。だが、当たり前のように耐えられず目を回して倒れていた。どうやら酒にはメチャ弱い下戸のようだ。
アニメニューシリーズの開幕イベント「竜王祭2014」では役者個人の直接的な出番は無かったが劇場での注意と終映の客出しメッセージは主人公チームやお馴染みの映画泥棒を差し置いてウェンディ&シャルルよるこの日オリジナルのものだった。このことからもアニメでも人気があることが伺える。また、Twitter上にはほぼ毎日ウェンディの新作イラストをアップロードする重度のファンまでいるほどである(作者にも認知されて紹介されていたほか、ニコニコ生放送にもイラストが採用されてたりした)。
同年の原作最新シリーズ「冥府の門」編ではついにドラゴンフォースに覚醒。それまで守られるだけの存在で、誰かのサポート無しでは敵と闘うこともできなかった彼女が、この章では主人公格のキャラが大苦戦するレベルだった九鬼門の一角をたった一人で叩き潰し、魔法を無力化する超兵器フェイスの一つを木っ端微塵に破壊するという大活躍を見せた。しかし、その代償として自慢のロングヘアーの一部を失い、その後戦いへの決意として自らバッサリと切り捨ててしまった。(そして、作中のウォーレンの顔になった読者が全国に溢れてしまった結果…その為、所謂「キャラ厨」「ロングヘア厨」の要望を公式が聞き入れるとどのような結果になるかとして引き合いに出されるキャラでもある。)
映画では目立った活躍はしなかったものの、いつも通りに最強チームと行動を共にしてたため一定の出番を得た。
射的シーンやパジャマ姿の披露など登場する場面が全て可愛い点はいつもどおりだったため、見る価値は大いにある。
さらなる活躍を次回作に期待したい。
スピンオフ化 ブルー・ミストラル
上記のように、FTの女性キャラでは屈指の人気を誇っていたのだが
2014年中旬に入り、専門雑誌月刊FAIRY TAILの創刊にあわせて発表されたFAIRY TAILのスピンオフシリーズプロジェクトの一環として、その少女雑誌進出への第一弾にウェンディが選出された。
掲載雑誌は月刊『なかよし』。少なからず男性の読者は買うのに躊躇したとかしなかったとか・・・
タイトルは『FAIRY TAIL ブルー・ミストラル』で真島の画風に比較的近い新人作家の渡辺留衣が作画を担当。
主人公はもちろんウェンディで、ほかの妖精メンバーも登場はするものの、あくまで依頼を請けるのはウェンディ自身であり、ナツやエルザたちとは離れた場所で繰り広げられる親愛なるパートナーのシャルルとの奮闘記が描かれる。
渡辺にとっては連載デビュー作でもあり、少女誌とあって少年誌のマガジンでは見られないような一面が多々描かれている。特に服装は真島自身が「かわいい服をいっぱい着せてあげてくださいね」と頼んだことや、少女誌では主人公の『ファッション』が重要項目のひとつでもあることから、いつものニルビット衣装以外の多彩な服装を見ることができる。
このほか、オリジナルキャラのヨシノを筆頭に真島漫画特有の濃いキャラたちも当然健在。
スピンオフシリーズの中でも単行本化されたのはこの作品が一番乗りであった。
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