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この記事は、現在進行形の事象を取り扱っています。 |
私は支持率20%の大統領だ。多くの人に罵られている。これはこの国が自由な証拠だ。
大統領を罵り逮捕されるような国にウクライナをしてはならない。支持率7割でもそんな国には住みたくない
ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー(またはゼレンシキー。ウクライナ語:Володимир Олександрович Зеленський) とは、第6代目のウクライナ大統領である(2019~)。ロシア語風にウラジーミル・アレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー(ロシア語:Владимир Александрович Зеленский)とも呼ばれる。
奇しくも、後に彼が戦うことになるプーチンもウラジーミルであるが、ウラジーミル自体がスラブ語圏では実にありふれた名前であり、プーチンの父親もまたウラジーミルであったりする。
概要
1978年生まれ。コメディアンからウクライナの大統領になったという異例の経歴を持つこと、また2022年のロシアとの紛争では国力ではかなりウクライナを上回るロシアを相手に一歩も引かない姿勢などから一躍有名になった人物である。
1978年にソビエト社会主義共和国連邦の一部だったころのウクライナ東部の町クルィヴィーイ・リーフのユダヤ系の家庭に生まれた。東部ということもあって、ゼレンスキーの母語はロシア語であったし、ユダヤ人の血を引いている。学業面ではキエフ国立経済大学を卒業したことが挙げられるが、卒業後はコメディアンの道へと進んだ。幼いころからコメディアンの才能があったようで、学生時代から日本でいうあらびき団的なお笑い番組にアマチュア芸人として出演していた。映画に出演したこともあった。このように、元々政治とは無縁な人生を送っていた。
転機となったのは彼が2015年にドラマ「国民の僕」に出演したことであった。そのドラマの内容とは一介の社会科教師がいきなり大統領になり、権謀術数うごめく政界で四苦八苦するというなろう系の異世界もの並みのものであった。このドラマは大ヒットとなり、次第にもし彼がドラマのように大統領になってくれたらという風潮になり、なんと彼は本当に出馬することになり、そのまま当選した。松平健が本当に将軍になってしまったようなもんである。
しかしながら、大統領当選後はやはりドラマのようにいかず、パッとしない大統領として支持率は20%~40%程度で低迷しているような有様であった。 [1] [2]
しかし2022年にロシアがウクライナへの侵攻を開始すると、彼は首都キーウが脅かされているにも関わらず首都から離れず戦うことを宣言。3回の暗殺の危機を回避しながら2023年1月現在も戦っている。
国外逃亡したという噂や報道が流れるたびに亡命を否定し、首都キエフにとどまって自国を守り抵抗を諦めない姿勢を鮮明にしたことから、評価が一転して「愛国者」として称賛されるようになり、ロシア侵攻後のウクライナ国内における世論調査では支持率が急回復し90%を超えているとされる。 [3] [4] [5]
持ちネタ
コメディアン時代の持ちネタ。これもあってニコニコでは彼を「ち○ぽピアニスト」と(わりと愛称寄りの)別称で呼ぶことも多い。
全裸でギターを弾いてたこともあり、世界最強の全裸中年男性だとかと一時期言われた。
https://twitter.com/FarEastPKMOD/status/1498233826585513985?s=20&t=Z26HqTkpIDe5BN_W6Zsrmg
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関連項目
脚注
- *プーチンの大誤算、中国に引き込まれた「進むも地獄、引くも地獄」の戦争 (ダイアモンド・オンライン 2022.3.8 4:10)
- *支持率「41%」が「91%」に……ウクライナ大統領、驚異の上昇 SNSで「みんなここにいます」「守り続ける」団結促す (日テレNEWS 3/1(火) 10:25)
- *ウクライナ人「91%」がゼレンスキー大統領“支持” (テレ朝News 2022/02/28 17:32)
- *支持率「41%」が「91%」に……ウクライナ大統領、驚異の上昇 SNSで「みんなここにいます」「守り続ける」団結促す (日テレNEWS 3/1(火) 10:25)
- *評価一転「真の愛国者」 ゼレンスキー大統領支えるウクライナ国民 (時事ドットコム 2022年03月24日08時38分)
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