ウバザメ(Cetorhinus maximus)とは、ネズミザメ目(Lamniformes)ウバザメ科(Cetorhinidae)に属する鮫である。
概要
ジンベエザメに次ぐサイズを持つ鮫であり、世界で2番目に大きい魚類。大きさは平均9~10mだが、最大で12mほどになることも。
体色は暗灰色もしくは黒。大きく口を開いた恐ろしげな写真が有名だが、実際のところはジンベエさんと同じくプランクトン食であり、人に害をなすことはない。歯がとても小さく皺(特徴的な鰓裂)があって、しかも温和しいことから「おばあちゃんのようなサメ」という意味でウバザメ(姥鮫)と名付けられた。
回遊性で、場合によっては最大で100尾ほどの群れをなすこともある。また、腐敗した死骸は生きている時とはまるで別の生き物のように見えるので、洋上を漂う死骸を見た人たちに「ニューネッシーの死骸だ!」などと騒がれることもあった。また海面近くをエサを求めて遊泳する姿もよく目撃され、英語では basking shark (日向ぼっこをするサメ)や sunfish (日向のサカナ)などと呼ばれている。
ちなみに動きが緩慢で簡単に捕らえられるため、バカザメというひどすぎる異名で呼ばれることも。(´・ω・) カワイソス
更には動きの遅さのせいで乱獲され、今は絶滅危惧Ⅱ類に指定されてしまっている。(´・ω・) カワイソス
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