ウルシとは、ボンバーガールに登場するキャラクターである。担当声優は加藤英美里。
概要
弱きを助け悪を挫く正義の怪盗ねずみ小僧のウルシちゃん。
世の中を騒がせているそんな彼女が今回予告した獲物は
なんとボンバーバトル優勝の二文字!趣味:音楽鑑賞。ライブもいいけど家でじっくり派ね。あとヘッドホンコレクション。
好き:「平和」かな。ホントは平穏な生活が好きだったりするのさ。
嫌い:判断が難しい話だけど、やっぱ「悪」は嫌いだね。
(公式サイトより)
正義の怪盗ねずみ小僧として世間を騒がせている彼女だが、次のターゲットをボンバーバトル優勝に定めたことから参戦。
怪盗ねずみ小僧という設定と後述のレトロゲーム好きを反映したのか誕生日イベントではがんばれゴエモンのパロディネタが使われている。2019年のテーマはがんばれウルシ!ミラクル道中。元ネタ同様小判を民家にばらまいているドット絵のスタンプでイベントが進み、イベントBGMも元ネタから引用している。2020年の合同誕生日イベントでは普段の衣装の色違いバージョンが実装され、そのカラーリングはやはりゴエモンネタでヤエちゃんのカラーリングだった。確かに両名とも忍者だが立場は真逆である(ヤエちゃんは原作で警察の仕事をしている)。
ロリ巨乳で、本人は胸が大きいのを気にしている。また想定外の事態に出くわすと途端にテンパってしまう。特に自分のプライベートを詮索されるのは苦手な様子。
SPチャットボイスは某怪盗アニメのパロディ台詞が入っている。
趣味の音楽鑑賞を活かし、本作で使用できるBGMアイテムをセレクトすることもあり、実際過去にDJウルシセレクションガチャが開催されたこともある。
2019年4月には春の水着イベントが開催された際に新ガチャアイテムとしてウルシ水祭装束が追加された。胸に晒、丈の短い法被に褌だけという出で立ちであり、同時追加されたウルシ水マスクとの組み合わせで立ち絵も変化する。大破絵が本作最強レベルで危ない表現で、追加当日のSNSのタイムラインは他の更新要素を差し置いてウルシ水祭装束関連で占められていた。この件でウルシのことを対魔忍と呼称するプレイヤーも現れたとか。
東曄堂所属は長らく彼女しかおらず、ついに同じブランドからアサギが参戦したが、こともあろうに警察である。しかもオンライン対戦で彼女に倒されると逮捕扱いとなり、アサギでウルシを撃破すると称号を獲得できる(ゲームで特に不利になることはない)。
ゲームにおいて
ステータス | HP | BOMB(初期 / 最大) | FIRE(初期 / 最大) | SPEED(初期 / 最大) |
---|---|---|---|---|
小 | 2 / 2 | 1 / 3 | 2 / 7 | |
スキル | スキル1 (使用可能レベル) |
スキル2 (使用可能レベル) |
追加スキル1 (使用可能レベル) |
追加スキル2 (使用可能レベル) |
忍法ねずみ花火 (Lv1) |
忍法花火隠れ (Lv4) |
忍法韋駄天足 (Lv3) |
忍法リスポーン戻り (Lv4) |
ウルシはアタッカーの中でも、
隠密行動が得意なボンバーガール。
敵から見えなくなるスキルを駆使することで、
敵の隙を付いてコッソリ侵入しよう!
(公式サイトより)
障害物突破力を失った代わりに、攻撃範囲の広いスキルを備えた攪乱型アタッカー。
バトル開始直後から使える「忍法ねずみ花火」が強く、ダメージ範囲が広いため乱戦時に周辺を一斉に攻撃できる上に硬直が小さい。特に拠点付近で多くのキャラクターがせめぎあっている状況で敵やミンボーを轢き殺しながら、自身は無敵で敵の爆風を避けるなど、攻防一体のスキルとなる。
攻撃範囲の広さからある程度勢力ゲージに差がついた後には防衛に回ることも可能という、人によって使い勝手が非常に変わるキャラクター。とはいえ、スキルの攻撃力が高いためやはり攻撃寄りの性能ではある。
シングルミッションのミンボー狩りをする際は彼女の使用率が特に高い。
一方で障害物を飛び越えるスキルは無いため、オレンほどの劇的な進軍はできない。
花火隠れで隠密をする場合はできるだけ忍法韋駄天足と併用し、一瞬のうちに相手の懐まで行く必要がある。その間にソフトブロックなどの障害物が用意されている場合はその時点で隠れ身を解かなければならない。相手の意表を突く行動を意識しなければ相手の後衛にボマーと一緒に料理されてしまう。
「忍法ねずみ花火」「忍法花火隠れ」の無敵を駆使すると、硬直の少なさも相まってことベースでキルされにくい。ウルシを使用したバトルでの称号には「バトル中一度もダウンしない」という初級~中級者に厳しい条件が設定されているぐらい、乱戦を生き残ることはウルシの真髄となる。
ウルシを相手に防衛する場合、中盤以降は下画面のマップには常に気を配っておく必要がある。隠れ身状態だとミニマップからも姿を消すため、ミニマップのキャラクター数が合わないときは隠れ身であることが分かる。これを見落とすとリスポーン潰しや中央にラインを押し上げている隙を狙って無防備なベースに乗り込まれる場合がある。
なので普段より味方のシューターと連携を取り、ベースががら空き状態にならない状態を常に維持しておくことで被害を抑えることができる。また必ず通らなければならない狭い通路をソフトブロックで塞いでおくとそこを破壊するために隠れ身を解かなければならないため、知らないうちにベースまで行かれる事態を防ぐことができる。
花火隠れの進行中に幅1マスの狭い通路で敵とすれ違う時にボムで挟んだりねずみ花火で攻撃するなどの不意打ちも可能。
忍法リスポーン戻りの実装により自己回復もできるようになり、プレイスタイルの幅がさらに広がった。オレン同様、使用するプレイヤーの使い方次第で動きは大きく変わる。うまくスキル切り替えができる場合はめまぐるしく装備スキルを変更することになるだろう。
スキル
- 忍法ねずみ花火
- 忍法花火隠れ
- 忍法韋駄天足
- 自身のHPを残量の1/4消費し、約8秒間前人未到のスピード9を獲得する。
- ソフトブロックが無い限りとんでもない進軍速度で攻めることができる。リスポン直後が強い理由。
- 一方でHPを消費して使用するスキルのため、残HPの管理を求められる。高リスクをいかに成果に変えるかが難しいスキル。
- このスキルを使うことでダウンはしないため、HPが少ない状態で使うとほぼノーリスクで緊急回避とスピードアップの効果を得られる。発動時の無敵時間も意外と長い。動きが速い=シューターが攻撃を当てにくいため、こちらも乱戦時には活きる。
- またラッシュのHP回復や忍法リスポーン戻りと組み合わせると実質ノーリスクにできる場合がある。
- 忍法リスポーン戻り
- スタート地点もしくは塞がれていないリスポーン地点のどちらか近い方に戻り、体力を半分程回復する。しかし発動から戻るまでに硬直があり、その間に攻撃を受けるとキャンセルの上チャージしなおしになる。
- スキル枠を犠牲にするがローリスクで復活地点に戻れるのでダウン時のアイテムロストなども防ぐことができる。CTもそれほど長くなく、再使用しやすいのも利点。
- 敵ベースとリスポーンが近い場合、手軽な回復手段にも使用できる。またブロッカーがリスポーン潰しに向かった場合は先回りして妨害を行うことも可能。
- 忍法韋駄天足と組み合わせた場合、韋駄天足で消費したHPを回復した上で加速効果を得ることができる。リスポーン少し手前で韋駄天足を使用してすぐにリスポーン戻りを使えばノーリスクにできる。もちろんこのコンボを使う場合は攻撃スキルを一切装備できない時間が出ることになる。
- リスポーンが塞がれていた場合はスタート地点に戻るため、ベース攻撃中に使用する場合はリスポーンが使えることを確認してからにしよう。
SNSの漫画において
プライベートと怪盗の顔をはっきり分けて生活しており、バトル中の派手な出で立ちと自信満々の印象と打って変わって、プライベートでは音楽好きの地味な学生生活を送っている。本人いわく変装らしい。しかし勘の鋭いシロには初見で見破られた(一緒にいたクロは全く気付かなかった)。
ゲーム好きのグレイが実装されてから意気投合、ディープなレトロゲームファンという設定が追加され、マイナーすぎるネタを振っては周りに引かれている。なお彼女がレトロゲームネタを発するときは漫画の作者が暴走している状態らしい。
露出の激しい衣装が多いため漫画でネタにされやすく、水祭装束はグレイどころか悪のデーモン軍団にもドン引きを食らい、モブのクラスメイト(ウルシが怪盗ねずみ小僧だとは知らない)には痴女呼ばわりされ、OFFモードの豆腐メンタルでは耐えきれなかった。
キャラクター陣の中では年少組で、グレイ・アサギと共に中学生トリオとなっている。明確に中学生と描かれているからか、漫画では学校のシーンも描かれる。アサギとは怪盗と警察という関係だが、プライベートではクラスメイトでもある(アサギは正体に気付いていない)。一度互いの正義感の違いから仲違いを起こしたがすぐに和解。以降はよきライバル関係になっている。
グレイがアイドルに憧れていることを知ると配信者としてネットアイドルになることを勧め、グレイの「ウルシさんと一緒ならやります!」という返答から2人でユニット「灰色うるし」を結成し配信者デビュー。マスクちゃんとして音楽を担当している。当初こそあがりっぱなしだったが慣れてきたからか配信中でも特に物おじすることもなくなっている。後に配信中に訪ねてきたアサギも加わり「新鮮灰色うるし」として活動中。
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関連項目
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