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ウルトラマンゼロ
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「別に理由なんてねえよ。ずっと昔からそうやってきた! ただ、それだけの事だ!!」

ウルトラマンゼロ

ウルトラマンゼロとは、ウルトラマンシリーズに登場する戦士である。
CV宮野真守

概要

初登場は、映画大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』。

あのウルトラセブンに持つウルトラマン(しかし当初本人はそのことを知らされていなかった)。身体的特徴はセブンと酷似しており、2本の宇宙ブーメランゼロスラッガー」を頭部に持つ。体はブルーレッドを基本色にシルバーラインが入っている。 

数万年を生きるウルトラ戦士のなかではまだ5900歳(人間に例えると約17歳)と非常に若い戦士だが、一介の恒点観測員でありながら地球を守りきったウルトラセブン譲りの才覚と、そのセブン子であるウルトラマンレオに鍛え上げられた格闘技術を兼ね備えており、その強さはかのウルトラマンキングにも見込まれているほど。
100体の怪獣軍団を圧倒的なで殲滅したばかりか、歴代ウルトラ戦士が複数人で迎え撃ってもが立たなかったウルトラマンベリアルを一度は撃退するなど、常識はずれに高い戦闘を持つ戦士である。

雑誌『宇宙』のインタビューによると、メビウスマックスのように品行方正でな、いわゆる理想的なヒーローではなく、破りで規格外の破天荒ヒーロー像をイメージしてデザインされたという。
師匠であるレオジジイ呼ばわりしたり、キングに対してもタメ口上等など、若くやや不良気質ではあるが、岩に潰されそうになったピグモンを助けるなど、確かな優しさを心に秘めている。

その一方で、に勝つには20000年いぜ!」「ビッグバンはもう止められないぜ!」「ブラックホールが吹き荒れるぜ!」「頭のネジ地獄に置き忘れてきたらしいな…」といった名言を連発しており、どうやら類い希なセリフセンスを持っているらしいことも明らかになった。

2010年映画ウルトラマンゼロ THE MOVIE 決戦ベリアル銀河帝国を皮切りに、ウルトラマンとして数々の映画やOV作品、ステージショーや書籍ストーリーに登場、ナビゲーターとして出演していたウルトラマン列伝および、番組内の連続ストーリーウルトラゼロファイトでの活躍などテレビでの新作放映がなかった期間を盛り上げ続けた。2012年に『ウルトラマンギンガ』の放送開始を機にウルトラマン列伝のナビゲーターを卒業するが、その後も後続作品にゲスト出演し続けている。2017年放送の『ウルトラマンジード』ではサブキャラとしてテレビ作品にレギュラー出演するなど、デビューから10年以上を経過してもなお強存在感を放ち続けている。

アイテム

ウルトラゼロアイ

人間と一体化したゼロが本来の姿に戻る際に用いられる変身アイテム。形状は父親セブン変身アイテムウルトラアイをゴーグル化させたようなものとなっている。折りみ式で『決戦ベリアル銀河帝国』では光線銃としても使っている他、ベリアルに捕らわれた際にはウルトラ戦士恒例のアイテムを敵に奪われるイベントも発生した。

ウルトラマンジード』では「ウルトラゼロアイNEO」としてデザインが一新されている他、ゼロビヨンドに強化変身する際にライザーと装着することが出来る。第7話で伏井出ケイが召喚したギャラクトロンビームを受けて石化したが、続く第8話ではゼロ本人がレイトの呼びかけに呼応すると同時に復元している。

ウルトラゼロブレスレット

ダークロプスを放った黒幕を倒すべく、別の宇宙へ向かおうとするゼロに、ウルトラセブンが授けた新たな。特殊なプラズマスパークエネルギーを秘めた万装備であり、言ってしまえばかつてセブン帰ってきたウルトラマンに授けたウルトラブレスレット上位互換アイテム

波でスパークを操りナイフとしても使用出来るウルトラゼロスパーク、投擲することで大量の敵を一気に殲滅できる武器ウルトラゼロランスなど、様々な形態に変形する他、変身アイテムウルトラゼロアイを内部に収納している。
さらに太陽エネルギーの性質の異なる別宇宙においては、内部に蓄えられたプラスマスパクエネルギーを利用することで三回まで変身することが出来る。しかし地上では急エネルギーを消耗してしまう。

ウルティメイトブレスレット

ウルトラマンノアから授かったもので、ウルトラゼロブレスレットの代わりに装着している。ウルトラブレスレットと同じく、ウルトラゼロランスなどの武器も使用出来る他、相手の攻撃を防ぐウルトラゼロディフェンダーなる新たなも備える。ウルトラゼロブレスレット時は変身は三回までという制約があったが、ウルティメイトブレスレットに変わった後はその制限もなくなった様子。

後述のウルトラマンサーガ変身する際には「サーガブレス」に変化した。

ニュージェネレーションカプセル&ライザー

ジード第8話で、ウルトラマンヒカリが送り届けてくれたゼロ専用のウルトラカプセルライザー(「ジードライザー」と同であるが、これはあくまで「ジード専用のライザー」という意味なので、単に「ライザー」と呼ぶのが正しい)。αにはギンガとオーブオーブオリジンβにはビクトリーとエックスを宿している。ライザーにこの2つのカプセル読み込ませることで、ゼロビヨンドに強化変身させることができる。

ウルトラゼロマント

ウルトラマンZ」において、劇中に登場するゼロが装着しているマントレオが装着していたウルトラマントやウルトラ兄弟ブラザーズマントに似た形状で、布部分がくなっている。

バトルスタイル

ウルティメイトゼロ

ウルトラマンゼロがアークベリアルに苦戦し絶体絶命というまさにその時、ベリアル軍と戦う仲間達のが集まり出現した白銀ウルティメイトイージスをその身にまとった姿。伝説ウルトラマンノアがそのを分けあたえた。
一振りでより巨大な宇宙要塞をっ二つにするウルティメイトソード(基本装備)、ウルティメイトイージス状の武器ゼロディフェクターに組み換え、桁外れのエネルギーを一点に叩きこむファイナルウルティメイトゼロ(チャージに時間がかかる究極必殺技)など、ノアが与えたに恥じない強を数多く備える。

また、戦闘外のとして「次元移動」がある。通常、ウルトラ戦士が別の宇宙へ移動するには、の全ウルトラマンエネルギーを結集してやっと1人分というほど膨大なが必要となるが、イージスを使えば自分だけでなく、複数人を連れての別宇宙への移動も可になる。これは同じく次元移動のをもつウルトラマンノアを使えるからである。 ただし一度このを使うとしばらくの間イージスの装着が出来なくなる。

ウルトラマンサーガ

ゼロダイナコスモスの心にウルティメイトブレスレットが応えて生まれたウルトラ戦士
詳しくはウルトラマンサーガの当該記事へ。

タイプチェンジ

ウルトラマンサーガ』にてコスモスダイナ融合した際に、彼らのゼロの中に残っていた。 そのを使うことでゼロは、トロンコロナゼロルナミラルゼ、二つの姿にタイプチェンジすることが出来るようになった。

トロンコロナゼロベースカラーラインの姿で、凄まじい格闘を備える。
ダイナコスモス線を融合させたガルネイトバスターや、ジャック直伝のウルトラハリケーンなどの荒々しい戦法が特徴。

ルナミラルゼロはベースカラーラインの姿で、超能力を使った戦いが得意。
複数に分身するミラルゼロスラッガーを武器にして戦うほか、癒し戦士コスモスが反映されており、暴化した怪獣浄化するも持つフルムーウェーブが使える。 

また、ただタイプチェンジするだけでなく、ストロンコロナゼロルナミラルゼロ、二体に同時に変化する(分身する)ことも出来、ルナミラルゼロで味方を守りつつ、ストロンコロナゼロで敵を倒すといったコンビネーションも可である。(おそらく、ルナミラルゼロで2人に分身。片方がストロンコロナゼロタイプチェンジしたものと考えられる。)

シャイニングウルトラマンゼロ 

ベリアルに身体を乗っ取られ仲間を手にかけてしまい絶望したゼロが、一度命を失った仲間勇気づけられ復活した際に会得した。
ウルティメイトブレスレットが体と一体化したウルトラマンゼロの究極の姿。
ベースカラーラインカラータイマーは五形のシャイニングエナジーコアに変化した。

大幅に強化された線技「シャイニングエメリウムスラッシュ」「シャイニングワイドゼロショット」が使えるほか、必殺技シャイニングスタードライヴ」は体の動きを制御することで時間の流れを逆行させることが出来る。これでウルティメイトフォースゼロ復活させた。

また、時間の流れが外の世界と異なるの異間「シャイニングフィールド」を作り出すことも可で、この中でセブンと共にオーブに特訓をつけさせた。

ウルトラマンゼロビヨンド

ライザーにウルトラゼロアイNEOを装着し、ニュージュネレーションカプセルα&β読み込ませることで、ネオフュージョンライズした新たな強化形態。

銀色の体色にパープルライン、両肩にパット、頭にクリスタルが三つ、ゼロアイスラッガーが四つ装備されている。ギンガ、オーブ、ビクトリー、エックスを宿しており、かつてゼロを貸した新世代ウルトラマンたち(ベリアルく「ひよっこ共」)のを今度はゼロが借りる形で変身している。そのウルティメイトイージスを用いた強化形態をも駕するともいわれている。

変身時の決め台詞は「限界はねぇ!」。必殺技は八つの線を一斉発射する「バルキーコーラス」とワイドゼロショットの強化版「ワイドビヨンドショット」。

劇中での活躍

ゼロの活躍は雑誌展開やステージショーなど多岐にわたるが、ここでは映像作品のみ紹介

『ウルトラ銀河伝説』でのゼロ

デビュー作。メビウスキングにも認められるほどの実を持つゼロだったが、その未熟さ故にかつてのウルトラマンベリアルのようにプラズマスパークを自分のものにしようとしたため、から一時的に追放されている。ウルトラマンレオ導の元、を抑制する訓練用アーマー「テクターギアゼロを装着し、アストラウルトラマンキングに見守られつつ辺で日々修行に明け暮れていた。戦闘のさなか、ピグモンを救ったゼロに、光の戦士たりえる確かな優しさをレオが垣間見た時、セブンアイスラッガーが突如飛来。セブンの身に何かが起こったことを悟ったゼロは、ベリアル怪獣軍団が待ち構える怪獣墓場へと飛び立つ。

多くの特撮ヒーローがそうであるように、初登場補正もあってか怪獣軍団ベリアル圧倒する力を魅せつけたのは前述の通り。怪獣ベリュドラとの戦いの中では、かつて独占しようとしたプラズマスパーク戦士として認められ、ゼロスラッガーがスパークを受けて変化した最強武器ゼロインソードを手にした。この時点でも並の戦士とは較にならないほどの強さを持つゼロだが、まさかこの後も、次々に最強を授かることになるとはが想像しただろうか。

戦いが終わったあとは、ウルトラセブンと『子として初めて』再会し、感動のあまり二人で固く抱きしめ合うなど年齢相応の子供らしい面も見せている。『ウルトラ銀河伝説』事件後もセブンとの子関係は良好のようで、2010年4月馬鹿企画円谷ッターでは、お互いにセブン息子だ!」「ゼロ親父だ!」と、ことあるごとにつぶやいたり馬鹿&子馬鹿SOSめるゾフィー隊長に一緒にバーベキューを楽しんだりと微笑ましいが見られた。

『VSダークロプスゼロ』でのウルトラマンゼロ

決戦ベリアル銀河帝国前日譚』である本作では、サロメ人の企みを打ち砕くべく、次元の狭間にある惑星チェイニーでにせウルトラ兄弟たちと日夜戦いを繰り広げていた。に迷い込んだZAPレイボスも合流し、本物と偽物、自分ともう一人の自分との戦いは更に苛さを増していくことになる。

デビュー戦から間もない作品であるにも関わらず、本作ではくもウルトラシリーズ伝統の偽物キャラであるダークロプスゼロが登場。自分と同等のを備える敵を相手に、戦を繰り広げた。劇中ではセブンの技をアレンジしたウルトラキック戦法や、レオとの合体技・レオゼロダブルフラッシャーなど、過去作を彷彿とさせるも見せている。

『超決戦!ベリアル銀河帝国』でのウルトラマンゼロ

を襲撃したダークロプス部隊の本拠地を探るため、決戦ベリアル銀河帝国では、歴代ウルトラマンの協を得て、マルチバースを飛び越え別の宇宙立つ。別の宇宙では通常活動でもエネルギーを使い果たすため、惑星アヌーの青年ランと一体化する。

カイザーベリアル帝国を築いているため、一人では勝てないと説得されたゼロ仲間ナオエメラナと共に伝説バラージのを探し宇宙を飛び回る。冒険の途中でジャンボットグレンファイヤーミラーナイト仲間にしカイザーベリアルを倒した。

ベリアル亡き後はランに体を返し新たな宇宙警備隊「ウルティメイトフォースゼロ」を結成。に帰らず別の宇宙平和のために戦うことを決意する。

『キラーザビートスター』でのウルトラマンゼロ

エメラナとジャンボット拉致した巨大な人工球を追い、再びのある宇宙へとやってきたゼロ達。そこで待ち受けていたのは、ジャンボットコピーした最強メカロボットジャンキラーと、かつてウルトラ戦士を苦しめた強ロボット怪獣軍団だった。休暇を過ごそうとしていたZAPの面々とも再び協戦し、すべての有機生命体せんとする『ビートスター』にウルティメイトフォースゼロが立ち向かう。

本作では終盤にジャンナインが新たな仲間として加入。宇宙警備隊も新生ウルティメイトフォースゼロとして再結成された。

『ウルトラマンサーガ』でのウルトラマンゼロ

に導かれ、ウルティメイトイージスを使い新たな宇宙にやってきた。スーパーGUTSの新人隊員タイガ・ノゾム(演:DAIGO)と一体化するが、当初はとある理由から変身を頑なに拒否するタイガに振り回されることになる。これにより、人間ウルトラマンが対等なバディ関係でを深めていくという、非常にしい事態が発生した。過去ウルトラシリーズではなかった関係性である。

バット星人実験でほとんどの人間が姿を消した地球で、同じく別の宇宙からやってきたウルトラマンコスモスウルトラマンダイナ、そして残った人間が結成した防衛隊「チームU」と協バット星人の野望を打ち砕く。

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』で一度ダイナと共演しており、ゼロもこのことを覚えていたようだ。

最強怪獣ハイパーゼットンを前に大ピンチとなるが、最後まで諦めない気持ちが奇跡を起こし、コスモスダイナ融合ウルトラマンサーガが誕生した。

『ウルトラゼロファイト』でのウルトラマンゼロ

ダイナコスモスから受け継いだ価を見定めるため、ウルトラ戦士として初めて戦った場である怪獣墓場を訪れたゼロ。しかし、そんな彼の思索を邪魔するように、フューチャーアースで戦ったバット星人の同族・グラシエが出現。グラシエの放つ怪獣軍団地獄四獣士と闘う内、ゼロは自分の得た新たなの意味を形にしていく。

第二部では、グラシエのっていた『あのお方』に使える宇宙人同盟ダークネスファイブが登場。第一部では終盤に迎えに来ただけだったウルティメイトフォースゼロフルメンバーで登場し、ゼロ達の命を狙う黒幕闘を繰り広げる。

『ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ十勇士!!』でのウルトラマンゼロ

魔人エタルガーを追って別世界宇宙を飛び回り、ウルトラマンギンガとビクトリーがいる地球へとやってきた。ギンガの世界では全ての怪獣ウルトラ戦士スパークドールズに変化しているが、ゼロを含めてこの映画に登場するウルトラ戦士全員宇宙からやってきたご本人である。

ファイナルウルティメイトゼロ(チャージ短め)を食らってもピンピンしているエタルガーを倒すため、この世界ウルトラマン変身する礼堂ヒカルショウの二人に特訓を命じるが、二人を手錠で繋げたままの状態で筋トレさせたり生身の人間である二人に落石をけしかけたり親父譲りのな特訓方法で二人を鍛える。そのうちジープに乗って地雷原の中を追いかけ回すんじゃ

最終決戦ではエタルガーが生み出したダミーであるウルトラマンベリアル対決

『ウルトラマンX』でのウルトラマンゼロ

第5話にて怪獣兵器を売りつける死の商人である、ナックル星人のバンデロを追ってウルトラマンエックスのいる地球へとやってきた。ファントン人のグルマン博士も彼を知っている事から、エタルガーを追う際にエックス登場前の時期にも現れていた可性がある。

高田ルイの乗っているジオアラミスごと別惑星へと逃げたバンデロ一味を追うためにゼロは移動するが、エックスグルマン博士開発したウルティメイトイージスを分析したウルトラマンゼロアーマーをって駆け付けた。Xioの科学ってすげー!
ゼロ「それの・・・」エックス「2万年も待ってられないんでね」

劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』では人々の思いを受けたサイバーカードによって召喚され、上海でザイゴーグが生んだツルギデマーガを倒す。

『ウルトラバトル列伝 戦えゼロ!若き最強戦士』でのウルトラマンゼロ

映画TVシリーズでの活躍もさることながら、2015年には何と昭和ウルトラ勢が立って参戦していたぱちんこウルトラマンシリーズへの参戦を果たすことになる。どこまで出世するんだコイツは…

大怪獣バトルからサーガまで続くゼロストーリーのオールスター的作品。ジャンナインを除くウルティメイトフォースゼロの面々やレイ&ゴモラダイナコスモスでんぱ組.incの面々に世代交代した新生EDF、本作オリジナルキャラの女海賊ルーチェと共に別時から襲来したハイパーゼットンハイパーエレキングベリアル達、CRウルトラマンタロウに登場したウルトラダークキラーを迎え撃つ。このうちハイパーエレキングは本作が初登場。

時系列は何処に属すか不明であるが、舞台フューチャーアースであることからサーガウルトラゼロファイトの後or間かと思われる。

『ウルトラマンオーブ』でのウルトラマンゼロ

TV本編ではマガパンドンを封印していたウルトラフュージョンカードとして登場しており、ガイが入手後はジャックカードオーブリングリードすることでオーブハリケーンスラッシュフュージョンアップさせる。最終回では実体化して他のウルトラ戦士と共にマガタノオロチを倒す。

劇場版ウルトラマンオーブ お借りします』では冒頭で時えてギャラクトロンに苦戦するオーブを助太刀して共に撃破した後、別次元の調のため直ぐに別れた。ラストでは再びオーブ世界に訪れ、デザストロの襲来を告げる。

スピンオフ作品『ウルトラファイトオーブ 子の、おかりします!』では惑星ヨミでオーブを始めセブンゾフィージャックと共にレイバトスの召喚する怪獣軍団対決する。オーブレイバトスと対抗させるため、シャイニングフィールドの中でセブンと共にオーブに10年間特訓を付け、新形態エメリウムスラッガーをフュージョンアップさせる。

『ウルトラマンジード』でのウルトラマンゼロ

クライシスインパクトでのベリアルとの戦いに敗れてその時の傷が治っておらずさらにウルティメイトブレスレットも破損しているため、戦いも本来の姿を維持する時間もままならない状態にあった。
から奪われたウルトラカプセルを探すために地球を訪れ、ダークロプスゼロに苦戦するジードを救う。その後、ビルの崩壊に巻き込まれそうになった少年本田トオルを助けようとして逆にトラックに轢かれて重傷を負ったレイトと一体化して命を救い、地球での活動時間を伸ばす。

以降はレイト行動を共にし、一体化していることは妻子を含め周囲に秘密にするように釘を刺す。基本的な人格と意思はレイトのままだが非常時には彼の体を借りる事もある(この時だけゼロのものになる)。荘では、どちらの意思なのか明確化するために、レイトの身体からゼロの姿を可視化させる機械を用いている。なお、本作では初めて人類や地球の文明と触れ合う体験をし、レイトマユを抱いた時に柔らかい感触を覚えたり、満員電車の中を精修行にもってこいだと評している。またレイトとは、互いのボケにお互いツッコミを入れるなどコンビ仲は良好。
ジードと初めて接触したときは容姿がベリアルと酷似していることに動揺しつつも、当初は彼を見極めるためにしばらく観察するスタンスでいたが、後に朝倉リク(=ジード)と接触してリクの人となりを知ってから、ジードとの共闘関係を築くこととなる。
第7話では小説家伏井出ケイの講演会に招待されるが、ケイの小説の内容が『ベリアルに都合のいいように書き換えられた、自分たちの闘いの記録』だと気付き、講演会の中でケイと対峙する。しかしケイの周到なにはまって身動きを封じられ、ケイが召喚したギャラクトロンの攻撃を受けることを強要され、それを了承した上でギャラクトロンの攻撃をっ向から受けて消滅してしまう。
続く第8話ではレイト家族を守りたいという呼びかけで奇跡復活を遂げ、ウルトラマンヒカリが届けてくれたライザーとウルトラカプセルによって、新たな強化形態・ウルトラマンゼロビヨンドを手に入れる。
ウルトラマンべリアルトロシアスとの決戦では、ゼロビヨンドの攻撃を寄せ付けられなかったが、カレラン分子分解酵素を打ち込んでベリアルを弱らせることには成功する。この時、直後に反撃されたことでレイト共に重傷を負うも、決戦後に生還を果たし、一家に別れを告げて立った。

『ウルトラマンZ』でのウルトラマンゼロ

第1話にて、からゼットライザーとウルトラメダルを持ち出し逃走した宇宙ネガーグを追いかけ、ウルトラマンゼットと共に地球近辺の周域へとともにやってきた。戦闘中にゲネガーグが吐き出した四次元怪獣ブルトンにより発生した四次元間へのホールに巻き込まれてしまい、ゼットに二つライザーとメダルを託して行方不明となった。
その後、第7話にてシャイニングスタードライヴを発動させて四次元間から脱出し地球へ到来。ゼットと共に戦っていたウルトラマンジードと共にベリアル融合たちを相手に戦った。戦いの後はメダル回収の使命をゼットに託し、さらなる脅威に立ち向かうために地球を去った。

本編終了後にYouTubeチャンネルで配信されるボイスドラマでは、宇宙警備隊に入隊する前のゼットとのやり取りがみられる。

主人公であるウルトラマンゼットゼロ子であることが大々的に告知されていたが、実際のところはゼットゼロに強引に押しかけて子を自称している状態であり、ゼロ子であると認めていない。ゼットは「半人前どころか三分の一人前」だとか。

母親について

セブンの実子であることがられているゼロだが、母親は一体なのかについては、公式からアナウンスされていない。ファンの間では二つの説が有視されている。

一つは、の二色というゼロの特徴的なカラーリングを受けての「ブルー族のウルトラマンか」説。だが、そうなるとセブンに妻子のある身でありながら、地球アンヌと良い感じになっていたということに……。とは言え、地球赴任時点ですでに妻は亡くなっていたor別れていた、あるいは地球を離れてからできた子供ゼロ、という可性もなくはないので、セブンが色ボケだったと考えるのは軽率である。

もう一つは『ウルトラセブン』のヒロインであるアンヌが母親というもの。ダンアンヌにそこまでの関係があったのかは疑問が残るところだが、『ウルトラマンレオ』第29話では、アンヌらしき女性宇宙人子供ウリー(ウリンガ)を連れて登場しており、これまたなくはない可性である。この宇宙人子供ウリーは、ダンに匹敵する強な念動を備える』『暴れん坊で破天荒な性格』『こするがある』『変身後の姿・ウリンガはの体色を持つ』といった、どこかのかを彷彿とさせるような特徴が多々あり、ここに何らかの関連性を見ることは可であろう。

とは言え、29話自体がどこか現実離れした雰囲気の漂うエピソードであり、登場した女性も最後まで自分がアンヌであるとは明言しておらず、また、ゼロの戦った相手である怪獣ベリュドラの構成怪獣に、ウリンガの姿も確認されていることもあり、確実とするには矛盾の多い説である。

いずれにしてもゼロ母親か?についてはファンの想像の余地に任されているのが現状といえる。この件について明確な後付け設定ができるのかは定かではないが、その日が来るまで皆で色々と考察してみるのも一かもしれない。

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1234 ななしのよっしん
2022/12/28(水) 20:34:26 ID: OxC0iRLoRc
それ言ったらギンガに繋げられたのはゼロのお陰なんだが…
そもそもゼロ大怪獣バトルギンガまでの空白の期間稼がなきゃ最悪シリーズ終焉も有り得た。
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1235 ななしのよっしん
2023/01/09(月) 04:18:09 ID: FqZdo6ZVbq
だってあの頃は本当に空白期間だったんだ
年に一回の映画しかないような状況を支えたのはゼロだけだった
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1236 ななしのよっしん
2023/01/09(月) 12:41:15 ID: 1njyQHvtwv
そもそも、ゼロかしたら大怪獣バトルは戦友のような扱いだったし
ゼロがいたからギンガに繋がって今に至るから
ギンガももっと評価されるべき」ではなく、すでにギンガもゼロと並ぶくらいしっかり評価されてるでしょうよ。
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1237 ななしのよっしん
2023/01/09(月) 16:33:32 ID: B42WExdB7u
確かにゼロ空白期を支えたが、それは決して彼だけで支えたわけではない
他の多くのキャラが彼と一緒に支えたからこそあの時期は成り立った
もっと言えばそもそも彼自体が、多くのキャラや要素によって支えられ成り立っている存在なのがミソ
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1238 ななしのよっしん
2023/01/20(金) 17:32:21 ID: wmIrCUJT7q
ウルトラマンゼロ大怪獣バトルでやりくりしてた
当時の円谷がスッと出してきた新しいウルトラマンで、
染み深い列伝時でも忙しかったりする

…んでまあ、次の列伝でもディメンションナイザーってのを使って
の攻撃を受けてから失われたニュージェネウルトラマン達の
記録記憶を取り戻すべく奔走するわけだな
ちなみにギンガは10周年でフィーチャーされる可性大だそうな
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1239 ななしのよっしん
2023/02/17(金) 16:05:19 ID: WckC3HPuun
ウルトラマンサーガでの変身拒否は、そうして溜めた後の変身時の盛り上がりより、それまでのもやもやが上回った感じ
あれに限らず「ヒーロー欠には救ってくれなかった、ヒーローなんて……」ってやつは
ウルトラマンシリーズでいえば、防衛軍叩きするマスゴミと同じようなレベルだと思うんだよね

ゲストサブキャラでやるならともかく、役でやるのは思い切った展開だわ
ぶっちゃけトラウマ相を聞かされても失望したし
問答用で融合されたことに納得できないのはともかく
の前で怪獣が暴れてて他に手段がいのに、ウルトラマンにはなりたくない、って
その時点でのお前の人を救いたい気持ちは、お前ウルトラマン否定の気持ちより小さいってことじゃん、となってしまう
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1240 ななしのよっしん
2023/03/01(水) 15:36:23 ID: ZgwR7Lu3O3
人の為とかウルトラマンに頼らないとかってのも引っくるめてタイガのトラウマが根幹。

タイガはそれを抱えた状態のそれまでからチームUの相と思い聞いて、抱えるじゃなくて受け入れて本当の意味で覚悟が決まった感じやろ
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1241 ななしのよっしん
2023/07/24(月) 19:42:54 ID: FIy6K8xp+D
ゼロ師匠ウルサマでついに…!
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1242 ななしのよっしん
2023/12/13(水) 14:52:51 ID: MKaMuPM/Dg
あと30年くらいしたらゼロ息子が出てきそう
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1243 ななしのよっしん
2024/03/18(月) 12:01:01 ID: XjTrA7zooL
他のオマージュ元の七ウルトラマンと違ってちゃんとゼロ自体の人気確立してるのがすごい
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