- トレーディングカードにおけるレアリティ(文字やイラストの装飾加工、およびパック購入での引き当て易さ)の区分のひとつ。「遊☆戯☆王OCG」や「BLEACH -SOUL CARD BATTLE-」などに見られる。
- カードファイト!! ヴァンガードの女性アイドルユニット。本項で解説する。なお、ヴァンガードのカードのレアリティに「ウルトラレア」は存在しない…のだが、紛らわしいことに「トリプルレア(RRR)」というレア度は存在する。
ウルトラレアとは、アニメ「カードファイト!! ヴァンガード」に登場する、三姉妹によるアイドルユニットである。現実では担当声優3人の声優ユニットとして、CDをリリースしている。
メンバー
担当声優は日本版 / 英語版の順に記載。年齢はアニメ第1期時点のもの[1]。
スイコ
見た目や話し方が大人びているためか、視聴者からはBBAと呼ばれている。これは視聴者目線の印象に留まらず、作中においてもそのように見られることがある。
漫画版には彼女に酷似した女性が登場しているが、アニメのスイコと同一設定であるかどうかは不明。
詳しくは「立凪スイコ」の記事を参照されたし。
使用するクランは、第1期ではロイヤルパラディンを筆頭に複数のデッキを使い分けていた。ロイヤルパラディンがなかったことにされた第2期ではゴールドパラディンとエンジェルフェザーを使用し、第3期では再びロイヤルパラディンを使用している。
普段はクールに振る舞っているが、アイドルとして活動するときには営業スマイル明るい表情を見せる。
詳しくは「立凪コーリン」の記事を参照されたし。
レッカ
ヴァンガードにライドする際にきゅんきゅんする、明るく元気であざとい毒舌ロリ。独特のツイン新体操リボンテールをしている。
スイコ、コーリンよりも身長がかなり低く、ステージでの立ち位置は決まってレッカがセンターとなる(スイコとコーリンの左右の立ち位置は時々によって変わる)。
詳しくは「立凪レッカ」の記事を参照されたし。
概要
選ばれた人のみが辿り着くことができる、カードショップ「PSY」にいる美しき謎の3姉妹。
壮大な目的を持っているようだが、その一切は不明。ヴァンガードチャンピオンシップ地区大会では、アイドルグループ「ウルトラレア」として再びアイチの前に姿を現す。
第6話「謎のカードショップ」にて初登場。当初はカードショップ「PSY(サイ)」を経営(?)する三姉妹として先導アイチ達の前に現れたが、のちにアイドルユニット「ウルトラレア」としてデビュー。以降はヴァンガードの大会でプロモーションを担当し、会場でMCを務めたほか、ライブを行うこともあった[2]。ヴァンガードの情報誌の表紙を飾ることもある。なおカードショップPSYは、アジアサーキットの開始時から長期休業している。
作中ではヴァンガード関連の活動ばかりが描かれているが、ヴァンガードが流行していないグローバルな学校においても高い知名度を誇ることから、広く一般向けに活動しているようである。
第2期から登場した立凪タクト(立凪財閥総帥、VFサーキット主催者)は、彼女たちの活動をプロデュースする立場にある模様。第3期では3人とも立凪家の養子となった[3]。さらにタクトの「君たちにも普通の学園生活を経験してほしい」という方針により、コーリンはアイチ達と同じ宮地学園高等部に(3期第1話より)、レッカは同学園の中等部に(3期第10話より)、スイコは雀ヶ森レンたちの通う福原高校に(3期第12話より)編入学することとなった。
惑星クレイの協力者として
※ここではシリーズ全編に渡るネタバレについて解説しています。
スイコ・コーリン・レッカの三人は異世界「惑星クレイ」に住む生命体の協力者である。
・・・何を言っているのか分からないかもしれないが、そこはカードゲームによくあることとして受け入れてほしい。彼女たちには「PSYクオリア」と呼ばれる能力の使い手を探し出し、その力を惑星クレイのために利用するという任務が与えられている。彼女たちの背後には、指示を出す謎の人物(スイコ曰く「あのお方」)が存在するようである。なお、その人物はレッカの体に憑依する形で一度登場した。
第1期ではPSYクオリアを持つヴァンガードファイターを探し、その可能性のある先導アイチや戸倉ミサキに注目。大会中はアイドルとして活動する裏でアイチ達のファイトを観察し、彼らにPSYクオリアが発現するのをうかがっていた。結果的にはアイチに発現し、同時期にもう一人の使い手である雀ヶ森レンとも接触を図った。
そんな中でコーリンは、PSYクオリアによってアイチとレンが豹変していく様を見てPSYクオリアを否定するようになり、本来の任務に背いてアイチをPSYクオリアから解放しようと行動した。
彼女たちの背後で暗躍する黒幕の正体やその真意については、第3期に突入した現在でも謎のままである。しかるべき段階での伏線回収が望まれるが、第2期では「虚無」やら「ヴォイド」やらで謎がさらに深まる一方であった。続く第3期ではシリアスとは無縁な学園ラブコメが始まったため、これらの伏線はもうしばらくの間ほったらかしになりそうである。大方の視聴者は伏線自体をすでに忘れているのではないだろうか・・・あの少年の名前のように・・・
関連動画
あのお方… 一体何者なんだ…
関連静画
関連項目
脚注
- *物語の進行途中で誕生日を迎えた可能性がある。特にコーリンは第44話でバイクを運転していたため、(道路交通法を考えれば)その時点で16歳になっていたと思われる。
- *ライブ中に観客がちっとも盛り上がらず静まっていることがあるが、これは単に観客が静聴したいだけなのか、あるいは制作スタッフの盛り上げの演出が不十分なだけである。決して不人気というわけではない…はず。
- *アニソンぷらす(2013年2月18日放送)での三森すずこの発言より。
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