ウルミ(ഉറുമി、Urumi)とは、武器の一種である。チュッタバル(Chuttuval)、フレキシブルソード(Flexible Sword)とも。
概要
インドの古武術カラリパヤットで使われる鞭状の長剣。名前の意味は「雷の音」。
最大の特徴は柔らかい鉄を薄く引き延ばした、約120~150cm程のしなる刀身。この刀身の両端は鋭く尖っており、殺傷力はおおよそ高いと推測される。
鞭のように振り回して使用するが、扱いが非常に難しく長い鍛錬を要する。カラリパヤットでは武器術の最後に習得する武器である。
通常時は丸めるか腰などに巻きつけて携帯する。
派生として刀身が何又かに分かれているものも存在している。
創作作品での登場
- 漫画『ベルセルク』 - シラットが最強武具として使用した。刀身が5又のものを二刀流している。
- 漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』 - 沢下条張が「薄刃乃太刀」というウルミそっくりの武器を使用。なおこの武器は日本人の開発ということになっている。
- 漫画『鬼滅の刃』 - 甘露寺蜜璃がウルミそっくりの日輪刀を使用。
- アーケードゲーム『ザ・キングオブドラゴンズ』 - BLACK KNIGHTが使用。
- 映画『秘剣ウルミ バスコ・ダ・ガマに挑んだ男』 - 主人公の武器として登場した。
関連動画
https://www.youtube.com/watch?v=EGv_alTvGkA
https://www.youtube.com/watch?v=MH2A92gsNDc
達人による解説。
関連項目
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