エクソシスト単語

ホラー嫌いの友人でも見れた傑作

今更一作目を見た。これが四十年前の作品なんて信じられない。
>>3で言ってるように演出が素晴らしい。
あと、キリスト教徒の自分がこんなこと言っていいかわからんけど、神父がただただ強いだけのアクション映画じゃなくてよかった。
悪魔っていうのは本当に恐ろしいっていうことが一番の主題だった気がする（完全に個人的意見だけど）。

岸田森が吹き替えたバージョンで初めて見たが、知ったかぶりと勘違いがたくさんあったことを恥じてるよ

一番驚いたのは、コントとかパロディとかで散々使われてたからか、
ブリッジで階段を下りてくるのはエクソシスト発祥かと思っていたがそうではなかったこと。
今まで自分でも「エクソシストかよ」とツッコミを入れていたが、じゃあアレの元ネタはなんだったのだろう
ジェイソンがチェーンソー使ってない問題みたいな刷り込みかな

他にも、カラス神父が全く霊現象も悪魔祓いにも否定的だったことにも驚いた。
あとカラス神父が悪魔祓いやるかと思いきや全然知らないジジイ（冒頭にいた人？）がひょっこり登場するのも驚いたし、なによりラストに驚愕した
>>10じゃないが、スペクタクルの末除霊して終わりだと思っていたから

傑作ホラー映画の一つであることは疑わないが、キリスト教徒やキリスト教文化圏の人々が感じる恐怖を、仏教徒の自分は本質的にわからないのだろうな、とも思った。

神父がスタローン風の見た目してるのって意図的なんだろうか
ボクシングやってたりロッキーみたいな格好でジョギングしたり
何じゃこりゃってなる

>>カラス神父が全く霊現象も悪魔祓いにも否定的だったことにも驚いた。

それな！
神父で精神科医だと明かされたとき、神父の活動を科学的に補強するための設定なのかな？と思ったんだけど、悪魔祓いにめっちゃ否定的だし、あくまで科学的に治療しようとする姿にびっくりしたよ。

神父が頭抱えて絶望してたとこに、
お母さんから「娘は死ぬのですか？」って言われて
静かにいいえって言いながら部屋に入ってくとこ最高にかっこよかった
人間の強さだよな

Ｗ・フリードキン氏死去　「エクソシスト」監督
https://www.sankei.com/article/20230808-W472PQ6BRRLMTE45V5TLMY2CBA/

エクソシスト（1作目）の直接の続編「The Exorcist: Believer」が日本でも12月に公開決定。
ハロウィン（2018年版）の監督と制作会社が手掛けて、エレン・バースティンもリーガンの母クリス・マクニールとして出演。

https://www.youtube.com/watch?v=XQJUfo5oSs8

近年の過去作リブート、続編製作の流行にならったのか

自分はクリスチャンの親の影響で教会に通ってた身なんだけど、キリスト教について知った上で鑑賞すると恐怖映画というより、悪との戦いを描いた作品に見えてくる。
あと、カラス神父が電話の音に振り向くシーンの演出でフリードキン監督が使った方法は正直やりすぎだと思うし、その割に効果が出ていないと感じた。