エコロジー(ecology)とは生態学のことである。エコと略記すると環境に優しいという意味になることが多い。
概要
エコロジーとは本来、生態学を意味する単語であるが環境問題や地球温暖化などの問題が世間を騒がせるようになりそれを解決するには生態学から学べばいいんじゃね?ということで、環境破壊問題に対して必要と考えられる対抗策や、それまでの方法論への変更、見直し等を行なう運動が起こる。
そしてそれらをまとめて表す言葉としてエコロジー運動・エコロジズム・エコロジスト等の言葉が使われるようになった。しかし次第に環境保護における運動や活動にエコロジーという言葉が使われるうちに、次第に生態学そのものとはあまり関係の無い意味として使われるようになってしまった。だらしねぇな。
最近は何でもかんでもエコを謳う商品・広告が目に付くが、実際裏手に回ってみると無駄極まりない製造・販売工程を辿っている事も多い。例えばコンビニの期限切れ商品の処分など
スポンサーへの配慮で殆ど取り上げられない問題もある。畜産業、タバコ産業、この2つだけで世界中の森林伐採の9割を行っているが、前者は巨大な業界であり、後者は莫大な広告費を持っている。牛15億頭、煙草年間5兆4700億本生産による環境破壊は、マスコミもエコ団体も金欲しさに黙り続けている。
真剣に環境問題に取り組もうと考えている方々は「エコと謳っているから」「環境に良さそうだから」ではなく裏手まで見て「これは環境に良い商品だ」「この企業はちゃんと考えている」と判断できる観察力を持つ事が重要である。
勿論、我々一市民の生活においても可能な限り環境問題に取り組んで行かなければならないだろう。
海に囲まれた島国日本。温暖化において最も影響を受けやすい国であることを忘れてはならない。
関連項目
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