エゾヒグマ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどのメディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
概要
北海道に生息するヒグマの亜種・エゾヒグマのフレンズ。氷河期終了以降の日本における最大最強の陸上動物であり、日本でヒグマと言えばこの種類を指し示す。
元動物はとてもデカい恐怖そのものな体格をしているが、フレンズ化した事で人サイズにまで小さくなった。クマの兵器クラスの戦闘力は人間の女の子の姿に凝縮され、むしろパワーアップしているぞ。セルリアンも食前運動扱いで軽く蹴散らす。
外見
アプリ版のキャラデザとアニメ版のけもフレ図鑑でのデザインとは大まかな部分は同じだが細部は異なっている。
アプリ版
襟のある白色ノースリーブ服をピンク色のネクタイで締め、白いラインの入った濃い茶色のミニスカートを着用し、下に黒色スパッツを履いている。ヒグマ同様、スカートの丈はかなり短いので全く役目を果たせていない。フサフサの付いた黒色ブーツ着用。腕には黒色のシュシュを付けている。お尻からは丸い尻尾がちょこんと生えている。
髪型は濃い茶色とブロンドのボサボサなツインテール。「ラージラブズ」のロゴであろう「L❤L」の文字が印されたピンク色のハチマキを巻いている。
クマの鋭い爪と分厚い手は手持ち武器(ハンマー扱い)として再現された。他のメンバー2人とは違いリボンとかで飾り付けていないのは性格だろうか。瞳の色は緑色。
けもフレ図鑑版
髪の色のブロンド部分が灰色に変更。バンダナのロゴは「L❤L」から「<❤>」のようなマークに変わった。彼女が言及している新たな団体「L❤Lベアーズ」のマークだろうか。Lを斜めにしてかつ片方を左右反転させることでマーク全体がハート型になっている。
服装は襟付き白色ノースリーブ服はより細かくデザインが書き込まれ、白いラインが入った灰色ミニスカートを新たに着用。丈は相変わらず短いのでスパッツが丸見え。アイドルの追っかけが着るようなピンク色の法被を新しく装備。ピンクが「L❤Lベアーズ」のシンボルカラーのようだ。
ブーツはサンダルのように指が露出する形状になった。瞳の色は茶色と緑色。
武器のハンマーは、柄が緑色になり先端にピンク色リボンを巻き付けかわいく飾り付け。クマの手は何故か握りしめているような形をしている。
ネクソン版での扱い
愛称は自身の名前のエゾにちなんで名付けられた「カムイ(あらゆる物体に宿る高位の霊魂)」、一人称は俺、男性的な話し方をする。豪快な親分肌でノリが良くお祭りごとが大好き。物事は大きくやるのが主義。胸の内に秘めた心はとてつもなく大きい。
大きいものを見付け・集め・愛でるチーム「ラージラブズ」の一員にしてリーダー。チームメンバーとしてカムチャッカオオヒグマ(愛称・カムチャマ)とコディアックヒグマ(愛称・コヒマ)が所属している。同チームの発起人はカムチャマなのだが、性格などから頼りがいのあるフレンズとして推薦され引き受けた。実は自分より大きい(どこがかは不明)カムチャマとコヒマを密かに羨ましがっている。また、ハイイログマとも親交があるようだ。
パッション属性(赤)のレアリティレベル5(最大レア)のフレンズとして登場。コストは400・攻撃タイプは近距離・サイズはM。グループとしては他のクマ科動物のフレンズ同様、大型動物のフレンズが集合したグループ「パワフルっ娘連合」に加盟している。所有スキル「でかいのお見舞いしてやる」は敵軍団のうち先頭1体に自身の攻撃力の9倍のダメージを与える効果。
カムチャマの提案でジャパリパークを巡り大きなものを探して回る大旅行に出発。大きい名所を観光して、何故か道中で出没するセルリアンを蹴散らして進み、途中でハイイログマの無くし物を見付け、旅行を切り上げて届けに向かった。旅行を打ち止めてでも他者のために動く姿を視たサーバルとミライさんから、大きな愛を持っていると言わしめた。
ぱびりおんでの扱い
「大きいものなら何でもリスペクトする、それが俺たち『L❤Lベアーズ』。ちなみに俺がリーダーだ。なんでって?ほかのメンバーに言わせると、頼りがいがあるからだとさ。少し照れるけど、器はけっこうでっかいかもな!今日も大きいもの、見つけるぞ!」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
「俺は大きい物が大好きだぞ!」
2020年6月17日から観察可能になった。 けもトークアイコンの背景色は赤。
一人称は「俺」、他のフレンズのことは「お前」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
けもフレ図鑑版でのデザインで実装。ネクソン版での愛称「カムイ」は使われていないようであり、
ぱびりおんでは、カムチャッカオオヒグマからは「エゾりん」と呼ばれている。
ぱびりおんでも相変わらずL❤Lベアーズの三人で一緒に「大きいもの探し」に勤しんでおり、
「大きい物はやっぱり見ているだけでも楽しくなってくるぞ」と言っている。
また「大きいもの」というのは別に物だけに限った話ではないようであり、
「大食いはロマン」「気持ちがでっかいのはいいことだ」と概念的なものでも良いらしいが、
例としてマンモスが出た時には「そういうんじゃないんだよ、俺が探してるのは」とも言っている。
実はコディアックヒグマが小さい物が好きなのに気付いているようであり、
「お前こういうの好きだろ?」と小さいものをコディアックヒグマに渡そうとするけもトークがある。
ただしコディアックヒグマがジャイアントペンギンからちゃんと話せば分かってくれると言われており
実は小さいものが好きだということを打ち明けた後の話なのかもしれないが。[1]
けものフレンズ3での扱い
2019年11月29日に公開されたアライさん隊長日誌2章にてけもフレ図鑑版でのデザインで登場。ネクソン版での愛称「カムイ」は使われず、カムチャッカオオヒグマとコディアックヒグマのことも、「カムチャッカ」、「コディアック」と呼んでいる。
L❤Lベアーズででっかいもの探し勝負を行っており、たまには違ったものをみつけようと砂漠にやってきたが、普段は寒いところにいるので暑さに慣れておらず倒れてしまった。その後はアライグマと意気投合してL❤Lベアーズに勧誘し、アライグマも名前にクマが入っていると乗り気になるが、フェネックからはアライグマは『ベア』じゃなくて『ラクーン』だけどねと突っ込まれる。リーダーをしているからか、セルリアンの不意打ちを受けた際には撤退指示を的確に出している。
その後2020年7月15日にプレイヤブルキャラとして実装された。
関連静画
関連項目
脚注
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