エドゥアルド・スエンソン(Edouard Suenson)とは、19世紀のデンマーク海軍士官である。
概要
1842年コペンハーゲンに生まれる。父は同名のデンマーク海軍将校。
フランス軍の海軍士官からデンマーク海軍大臣の副官を経て、デンマークの電気通信事業会社であるグレート・ノーザン・テレグラフ社(大北電信会社)の社長となり、海底電信線の敷設など近代日本の通信事業に深く関わる。その功績が評価され、明治政府より勲三等旭日中綬賞や勲二等瑞宝章を授賞している。1921年没。満79歳。
スエンソンは日本滞在中、社会制度や庶民の生活全般に渡って批評・感想を記録し、帰国後『日本素描』と題して出版した。現在は『江戸幕末滞在記』として講談社学術文庫から出版されている。
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