エネコロロとは、ポケットモンスターに登場するNo.301のポケモンである。初登場はルビー・サファイア。
基礎データ | |||
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名前 | エネコロロ | タイプ | ノーマル |
英語名 | Delcatty | 高さ | 1.1m |
分類 | おすまし | 重さ | 32.6kg |
性別比率 | ♂:25.0% | 特性 | メロメロボディ |
♀:75.0% | ノーマルスキン | ||
グループ | りくじょう ようせい |
隠れ特性 | ミラクルスキン |
孵化歩数 | 3840歩 | 捕捉率 | 60 |
世代 | 第3世代 | 努力値 | HP+1 素早さ+1 |
進化 | エネコ → エネコロロ(つきのいし) | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #301 | 図鑑の色 | 紫 |
ジョウト | #― | ホウエン | #062 #064 (ORAS) |
シンオウ | #― | イッシュ | #079 (BW2) |
カロス | #079 (セントラル) | アローラ | #― |
ガラル | #― | ヒスイ | #― |
パルデア | #― |
図鑑説明
- ポケットモンスタールビー、オメガルビー
- マイペースで じゆうきままな くらしを このむ。 きのむくまま エサを たべたり ねむったり しているので 1にちの リズムが バラバラだ。
- ポケットモンスターサファイア、アルファサファイア
- きまった すみかを もたずに くらす ポケモン。 ほかの ポケモンが ねどこに ちかよって きても けっして あらそわず ねる ばしょを かえる。
- ポケットモンスターエメラルド
- きまった すみかを もたずに いごこちの よい ばしょを さがし ねどこを かえる しゅうせい。 やこうせいで ひぐれから こうどうを はじめる。
- ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン
- りゅうこうに びんかんな じょせい トレーナーに このまれる。 スタイルや けなみの うつくしさを きそうのだ。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、プラチナ、ブラック・ホワイト、Y、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
- うつくしい けなみを もち じょせいトレーナーに だいにんき。 きまった すみかを もたない。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー、X
- きたない ばしょが だいきらい。 いごこちの よい ばしょで いつも けなみを ていれしている。
- ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
- きまった すみかを もたないのは いごこちが よく きれいな ばしょを さがして ねどこに しているから。
概要
- エネコが月の石で進化するが、進化すると自力習得技を覚えなくなるので注意するべし。ストーリーではおとなのおねえさんがよく使ってくる。メロメロボディがやけにうっとうしいが種族値は低いためあっという間にやられる。かませ犬ならぬかませ猫といべきか。ゲーフリはなぜこいつを低種族値ポケモンにしたのだろうか非常に気になる。
- 見た目がかわいらしいので、猫好きトレーナーやケモナーからはそこそこの人気はある。ただし対戦ではいろいろな事情が絡んでいて空気扱いされているため、基本的にお呼びではないとされている。三世代ではねこのてパーティなら、パーティメンバーの埋め合わせとして入ることもあったが・・・。見た目が見た目なので愛玩用のポケモンと割り切ったほうが精神的にも楽かもしれない。ポロックで餌付けしてポケモンコンテストに参加させたり、ポケパルレでスキンシップしてあげましょう。
- 本家ではあんまりな扱いを受けているエネコロロであるが、一応ポケダンでは飛び道具と通常攻撃にノーマルスキンの効果がのるので、ゴーストタイプ以外が相手ならかなり強豪の部類に入る。
- ポケスペではルビーが手持ちとして使用。彼らしいチョイスでありながら、実践的な技も使用するのだが、ミツルやエメラルドとともに過酷なバトルを潜り抜けた経験とルビーに対する怒りで、ガチな強さを手に入れたジュカインを止めるのは厳しそうである。
対戦でのエネコロロ
- 進化したのにもかかわらず、種族値は並みの進化前ポケモンより低いため、不遇ポケモンの一匹に上げられているポケモン。具体的に言うと合計種族値380というとコロトックより4も低い!
同じ種族値合計としてクチートとヤミラミがいるが、どの種族値も平均的になっているエネコロロと違い、彼らは得意不得意がはっきりする種族値の配分なので、不遇ポケモンとしては扱われることはほぼない。同じ種族値だとしてもここまで扱いが違うのは珍しいケースといえる。 - 更にいかくやいたずらごころのような優秀な特性を持ついしのどうくつコンビ二匹と違い、エネコロロが持つのはどれも扱いにくい特性となっているため、低い耐久や微妙な素早さなどを特性で補完することも出来ずかなり苦しい状況に陥っている。
- 攻撃技にはねこだましは必須であろう。ギャンブルがしたいという人にはねこのてなども悪くは無い。めいそうで積むのも悪くは無いが、それまでこいつが生き残れるかという話である。それ以前にピクシーやハピナスでやれと言われかねないが・・・
- 特性でソーラービームやふぶきなどタイプ一致高威力技が出しやすいのが魅力的。ちなみに特殊ノーマル120の威力は種族値120相当の80威力とほぼ同じより劣るくらい。 具体的に言えばトゲキッスのトライアタックより少し低い程度。だがゴーストや鋼を簡単に呼び込んでしまうという致命的な問題点があるのも事実なので注意が必要。
- ルビー・サファイアで初登場してからはや12年がすぎたが、X・Yまで一向してエネコロロは実戦に耐えうる強化要素を得ることもままならなかった。猫ポケモン仲間で比べてみても、最近ではレパルダスやニャオニクスなど対戦界でも通用するスペックのポケモンが増えているので、不憫さがかなり浮き彫りになってきている。
- 第三世代ではその種族値の低さと技レパートリーの少なさから、対戦で使われることはなかった。初登場の時期から軟弱そうな香りを漂わせているのは、やはり生まれたときから運が悪かったのかもしれない。なおこのときのエネコロロの特性はメロメロボディだけだったので、エネコロロの勝率は相手の性別に大きく左右された。しかしながら耐久の低さのせいで一撃で葬られてしまう虚弱体質を持っていたエネコロロには、相手が同性か異性かなんぞ関係ない話であった。
- 第四世代でノーマルスキンというあらゆる技の属性がノーマルで固定される特性を貰った。しかし目立った長所は地面に電磁波が効くくらいで、ゴースト、岩、鋼に余裕で止められてしまう等圧倒的に短所の方が目立ってしまう。毒と鋼には元々「毒にならない」という性質があるため、ノーマルスキンで毒々をかけても結局無効化され、それどころか相性の関係でゴーストにも無効化される完全劣化になってしまっている。ノーマルスキンにより一応は戦術の幅が増えたエネコロロだが、この特性自体の癖の強さから強化とは言い難い。
- 第五世代ではミラクルスキンが夢特性に追加された。これは変化技や状態異常技を避けやすくなる・・・というもの。特性の効果自体は割りと優秀な部類に入るが、適当なサブウェポンでも簡単に沈む低耐久のエネコロロには、わざわざ変化技や状態異常をかけるなんて回りくどいことしてるより、素直に殴った方が早く安全に倒すことが出来る。耐久がお察しなだけにミスマッチな特性になっており本当に残念としかいえない。
- 第六世代では新しく「フェアリースキン」「スカイスキン」という特性が登場。これに伴ってノーマルスキンも威力が1.3倍になる・・・とおもわれていたがそんなことはなかった。ノーマルスキンだけは前世代の据え置きとなっているので、エネコロロがピンポイントでゲーフリに虐げられているようにも思える。また六世代では始めて一部のマイナーポケモンの種族値のちょっとした補強が行なわれたが、当然エネコロロはなにも種族値の補強もされていないので状況は変わっていない。一応タマゴ技にコスモパワー、レベルアップ技でじゃれつくを習得した。攻撃範囲や技の性能自体はいいものがそろっているので、沈みそうなボロ舟に高性能の艦砲が装着されている状態になっている。
- これまでの時代、本人に強化といえるほどの大きな変化がなかったことから、長い年月も不遇ポケモンの筆頭の座を確固たる物にしている。初登場から10年以上もゲーフリに見放されているところをみるに、梃入れすらできないと見切られているのかもしれないと思われていたエネコロロ、だが奴は…弾けた
- 第七世代でついにエネコロロの素早さ種族値が70から90に上方修正が入り、更にノーマルスキンが他のスキンと同じように威力増加効果が追加された。元々の種族値が所謂「埋葬級」といわれるものなので強化の実感はしにくいが、素早さ種族値が20上がり多くのポケモンに先制できる可能性が増えたことはエネコロロにとってかなりおいしい。他の面においてもそのうちエネコロロが息を吹き返す世代は訪れるはずなので、今は辛抱強く耐えしのぐしかない。
関連動画
関連静画
関連商品
関連項目
- ポケモン
- ポケモンずかん
- ノーマルタイプ
- エネコ
- ペルシアン / ニャイキング / マニューラ / オオニューラ / ブニャット / レパルダス / ニャオニクス / ニャヒート / マスカーニャ(猫仲間)
- 猫
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