エネゴリ君とは、ENEOS(旧名・新日本石油)のマスコットキャラクターである。
概要
名前の由来はエネルギー+ゴリラ。モチーフは絶滅危惧種のニシローランドゴリラ。初期の段階では「エネゴリラ」という名称だったが、親しみやすさを重視してエネゴリ君となった。
2007年のCMから登場し、以降はENEOSの顔役として数多くCMに出演している。見た目は完全にゴリラだが地球生まれではなく、エネゴリくんの星出身。森の中で育ったため、地球環境に人一倍関心を抱いている。基本的には君付けで呼ばれるが、ヘラパンニや上司からは呼び捨てで呼ばれる。立ち絵では口を閉じているが、実写(着ぐるみ)では常に口を半開きにしている。現実世界でも、ENEOSのガソリンスタンドで彼の姿を見かける。食性は不明。ドラミングの勢いは凄まじく、地面に伏した状態で行った場合、地震と見まごうほど大地が揺さぶられる。
ENEOSにとってマスコットキャラクターの製作は今回が初めてで、エネゴリ君は意外と難産であった。タレント中心の宣伝・広告を、マスコットキャラクター主体に変更するという思い切った方針転換は、社内からも反対意見が相次いだという。しかし次のステップに進むには新たな客層を取り込まなければならないと判断し、キャラクターの製作に踏み切った。二足歩行の動物の方が親しみを持てると主張するクリエイターの意見を取り入れ、そこにニシローランドゴリラの容姿を組み合わせた事でエネゴリ君が誕生した。
更にエネファームの宣伝も兼ねて「エネオス、エネゴリ、エネファーム」のキャッチフレーズを投入し、これが見事に結実。一定の知名度を獲得できた。
ENEOSと音楽ユニット「ドリカム」がコラボし、ENEOSの経営理念であるENERGY for ALLを書き下ろしたCMソング「その日は必ず来る」が作曲された。その日は必ず来る~の歌いだしで始まるアレである。そのCDジャケットにエネゴリ君が選ばれている。2017年7月24日より「エネルギーソング発表編」と称してクッソ長いCMが流され、オリンピック開催3年前の節目という事で過去のオリンピック映像が流されている。
のちに100mを9秒台で走り抜けるスーパーエネゴリ君が登場。ただ、本物を模したロボットである。エネゴリ君より細身で高身長になっており、車輪で移動するが申し訳程度に両手両足を動かす。エネゴリ君や水川さんたちと100m走をしたが、当然エネゴリ君たちの惨敗。途中で力尽きたエネゴリ君は倒れている。
活躍
元々はエネゴリくんの星にある森で暮らしており、初登場時は黒い背広を着ていなかった。ある日、ENEOSの重役から電話が掛かってきて、森に住む者の代表としてエネゴリ君の力を請われて地球に移住。ENEOSの社員になった。この時から黒い背広を着こなすように。入社後は水川あさみのサポートを受けながら社員研修に挑んだり、ガソリンスタンドで仕事をしたり、宣伝に奔走。エネゴリ君は人語を話せないので、水川あさみが代弁する事が多々ある。現在(2019年)においてもその勢いは衰えない。
泳げない設定があり、競泳に参加しようとした時には水川あさみに止められている。何気に多芸で、様々なスポーツに挑戦したり、ドラマーとしてライブに参加したりしている。またENEOSからLINEスタンプが発売されている。
エネゴリ君は概ね客層に受け入れられ、主婦層からの人気が高いのだという。グッズも好評で、問い合わせの電話が相次いだ。ENEOSは引き続きエネゴリ君を前面に押したて、グッズ及びメディア展開をしていく方針の模様。ちなみにキャラクター性を守るため、「ウホッ」以外は喋らせないんだとか。
スターダムに活躍する彼は活躍の場を広げ、MUGENにも参戦。
関連動画
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関連項目
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