エネルギー(独:Energie)とは、ある系が行うことができる仕事量を示す物理量である。英語だとエナジー(Energy)になる。
概要
まぁなんというか、1の仕事をできる物体は1のエネルギーをもっているということである。
エネルギーは様々な形態をとることができるが、消滅することはない。これをエネルギー保存の法則とか熱力学第一法則という。受験とかで使う力学的エネルギー保存の法則は、特殊な状況でしか成り立たないが気にしてはいけない。
その単位は、あなたが食事をしているときはカロリー[cal]になり、あなたが電気を使うときにはキロワット時[kWh]になり、あなたが物理の問題を解くときにはジュール[J]になり、あなたが光になるときにはエレクトロンボルト[eV]になる。
そのような形をとっても、これらすべての単位は[質量×長さ×長さ÷時間÷時間]つまり例えば[kg・m2/s2]となる。
エネルギーの形態
エネルギーは以下のような形態をとる。エネルギーというのは抽象的な概念でもあるため、どれもこれも具体的に目で見たり手に触れたりすることが困難である。
- 運動エネルギー: 物を動かし続けるエネルギー。車でアクセル踏みっぱなしにするような。
- 位置エネルギー: 地球(重力/引力)の中心から離れることによるエネルギー。位置の高いところから低いところへ動こうとするエネルギーがある。
- 核エネルギー: 原子力発電所とか。
- 静止エネルギー: 物体は質量を持つだけでエネルギーを持つという考え方。
- 光エネルギー: ソーラーパワーとか。
- 熱エネルギー: 物を燃やすとあったかくなると言うこと。
- 電気エネルギー: パソコンとかが動く。
単位
[J]ジュール: 国際単位系が定めるエネルギーの単位であり1ニュートンの力が力の方向に物体を1メートル動かすときの仕事であり1ボルトの電位差の中で1クーロンの電荷を動かすのに必要な仕事であり1ワットの仕事率を1秒間行ったときの仕事である。
[kWh]キロワットアワー: ジュールでいい気もするが、電力関連ではこちらをよく使う。1kWh=3.6MJ。
[cal]カロリー:ダイエットのときに気になるアレ。1カロリーはだいたい4.2ジュールくらい。
[eV]エレクトロンボルト:物理学や原子力などで用いられる。1 V の電位差がある自由空間内で電子 1 つが得るエネルギーを意味する。1eVは=1.60217646 × 10^(-19)ジュール。
普通の人が普通に生活してる限り使うことはない。理系の限られた分野に進んだ人はものすげーよく使う。日常的に使う。いやマジで。
日常会話的な意味
「ファイトー!」「いっぱーつ!」
関連項目
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