エフィリンとは、ゲーム『星のカービィ ディスカバリー』に登場するキャラクターである。
概要
この世界で 出会った、しんぴてきな子。
ビースト軍団に おそわれていた ワドルディたちを
どうにか 助けようと がんばっていた。とらわれた
ワドルディたちを助け、町を さいけんするため、
カービィに アドバイスを しながら ともに旅をする。
カービィが迷い込んでしまった「新世界」で出会うことになるキャラクター。青緑色の体色と、大きな耳が特徴で、右耳には欠けている部分がある。一見すると分かりにくいが、ネズミのキャラクターである。
ビースト軍団に捕まっていたところをカービィに助けられ、カービィとともにワドルディたちを助ける冒険に出る。過去作のリボンやエリーヌの立ち位置に近いサポートキャラクターであり、ワドルディの町で新施設が開放されたことを教えてくれたり、プレイヤーが不慣れな動きをし続ける(敵の攻撃を受け続ける、コピー能力を外してほおばりヘンケイを行う等)と、役に立つアドバイスをしてくれる(後者についてはゲームに慣れているプレイヤーはあまりお世話にならないかもしれない。)。
公式ツイッターでは「エフィリンのドキドキ発見!ディスカバ紀行」というコーナーを任されており、『星のカービィ ディスカバリー』に関する情報を伝えている。一人称は「ボク」らしいが、男なのか女なのかは不明。
本編での活躍
ネタバレ注意
「ホワイティホルンズ」のボスであるデデデ大王を倒した後、隙を突かれたエフィリンはデデデ大王に捕まり、連れ去られてしまう。彼を追いかけ、最終エリア「ラボ・ディスカバール」までたどり着いたカービィは、ビースト軍団のボスであるレオンガルフと相対し、彼の口や施設のアナウンスなどからエフィリンの正体を知らされることになる。
エフィリンはかつてこの物語の舞台となる惑星で暮らしていた研究者によって名付けられた生命体「ID-F86」の一部であり、惑星間をも跳躍可能な空間転移能力を使って星々を侵略していた。この惑星にも原生種に対して侵略を仕掛けたが、研究チームによって捕獲され、ワープ能力の研究対象となっていた。しかしワープ実験事故をきっかけに小さな「博愛」の心がエフィリンとして分離、本体の「ID-F86」は不完全な状態となり、空間転移能力が暴走して各地でナゾの渦が発生するきっかけとなってしまった。そのうちの一つがポップスターに開き、カービィたちが渦に飲み込まれた、というのが物語の始まりである。
不完全な状態となった「ID-F86」は眠りにつきつつも、ビースト軍団を操り身体の一部であるエフィリンの捜索を命じていた。そしてようやく捕獲したエフィリンやビースト軍団をも吸収し、完全体『フェクト・エフィリス』へと変化。カービィに戦いを挑む。
余談
- だいたいこいつとかこいつのせいなのだが、「初めはカービィにいい顔を見せておいて、土壇場になって裏切るのではないか」と発売前から噂されていた。過去作では、エリーヌのような終始味方のキャラや、スージーやタランザのように、黒幕を止めるために協力する黒幕の手下などがおり、実際は裏切る以外にも様々な立ち位置のキャラクターが登場する。それでも話題になるのは、それだけ裏切ったキャラクターのインパクトが大きかったということか。エフィリンが果たしてどんなキャラクターだったのかは実際にプレイするか、上記のネタバレ項目に記載の内容を見て確かめてほしい。
- 発売前のGoogle検索のサジェストには「ソウル」「ラスボス」「黒幕」「裏切りそう」「怪しい」などと表示されてしまっている。
- 小説シリーズである「星のカービィ(角川つばさ文庫)」では
「星のカービィ ディスカバリー 新世界へ走り出せ!編」「星のカービィ ディスカバリー 絶島の夢をうちくだけ!編」に登場したほか、「刹那の見斬りで悪を断て!」にも登場。
「刹那の見斬り」では「旅芸人アニマル座」の名役者という役回りになっている。
(※なお「刹那の見斬り」は別の世界の物語とされている。)
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関連項目
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