エリザベス(ペルソナ3)単語

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エリザベス

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　エリザベス(ペルソナ3)とは、アトラス製作のゲーム「ペルソナ3」およびその派生版各作品に登場するキャラクターにして、ゲーム史上でも結構な上位に君臨する鬼畜ボスである。
CV.沢城みゆき

概要

ペルソナ3

　
　「エリザベスでございます。お見知りおきを。」

　銀の髪をショートボブに揃え、青を基調としたエレベーターガール風の衣装を纏う、金眼の美人さん。
ゲームに欠かせない最重要ポイント「ベルベットルーム」の住人にして、曰く『力を管理する者』である。
ベルベットルームの主、イゴールの手によって生み出された3人の管理者の2番手に位置し、上に姉を、下に弟をもつ。
　
　落ちついた口調と立ち振る舞いから一見すれば知的でクールなただの美女に見える。が、その生まれ故か、現実世界への知識はあるものの、それに対する「常識」に極めて疎い。
　加えて子供のように強い好奇心をもつため、自身のマジメでまっすぐな性格も相まって、時折想像もつかない方向へ行動が突き抜ける事も。

　ゲーム上では、主人公がそれまでに獲得したペルソナを、自身のもつ本「ペルソナ全書」に記録し、それを自由に引き出してくれるという役割を担う。力を管理する者と呼ばれる所以の一つであろう。
　余程マゾい縛りでも設けていない限り、プレイする誰もがお世話になるはずの人。
　他にも様々な「依頼」を主人公に頼み、それを解決した場合有益なアイテム等をくれるというお使いイベントのクライアントでもあり、中にはコミュと直結したり、ペルソナ解禁の条件だったりと非常に重要なものが存在している。

　アトラスの顔とも言えるマスコット「ジャックフロスト」を愛するきな粉好きである。
　趣味はプラチナ細工の収集。特に前述のペルソナ全書に挟み込んでいる「プラチナ細工のしおり」を特に好み、愛用している。

　そして上述の通り、ゲーム史上でも稀に見る超強力な隠しボスの一角として、プレイヤーに語り継がれるみんなのトラウマでもある。
　その鬼畜具合は、先人たちが多くの動画を既にうｐしてくれているため、この場で詳しくは語らない。
が、一つだけ言うとすれば、「ラスボス倒して最強装備、最強ペルソナ、最高レベル」ここまでやっても、何も知らなければ一瞬でボコボコにされる、ということだ。

　その圧倒的強さとミステリアスな外観、それに見合わぬエキセントリックかつ世間知らずな言動による強烈なギャップがファンの間で大ヒットし、個別コミュどころかまともな個別イベントすらないにも関わらず、爆発的な人気を生むことになった。
　ボス攻略の苦労と達成感がよりそれを高めている事は間違いないだろう。

　その結果・・・

ペルソナ3FES

　
　「ここがあなたの住んでいる、学生寮ですね」

　様々な追加要素を引っさげて帰ってきた、ペルソナ3FES。
もはやあまりにも当然と言うべきか、彼女にも大型の個別イベントが追加された。

　具体的には、主人公に密着して歩いたりかわいかったり100万分の500円硬貨を全部ぶちまけたりマジかわいかったり男の部屋に上がりこんであまつさえ誘っちゃったり本当にかわいかったりと、そんな感じである。
　ネタバレになるため、詳しい内容は割愛させていただく。動画にもなっているため、気になる人は検索するか、むしろゲーム自体を買い上げ、プレイすると良いだろう。

　だがその強烈な梃入れによってファンが一気に増加したために、新たにむしろここまでやってなぜコミュができないんだ！という不満が発生したが。

　複数のドラマCD等での活躍もあり、キャラクターの方向性が完全に定まったのがこの辺りであろう。が、むしろガキさんの株が信じられん位にぶち抜けた印象が強いのは内緒だ。

ペルソナ4

　
　直接的な出演はないものの、エリザベスの姉である「マーガレット」が登場する。
　初めて本ゲームをプレイした時、何故エリザベスがおらず、マーガレットとに変わったのか疑問に思った人も多いだろう。
　
　あるイベントにおいて、マーガレット自身の口から「自身に妹がいた」との発言を聞くことができるが・・・
以下ネタバレ暗転

　その理由はエリザベス自身が、自らの意思でベルベットルームを出て行ったためと言われている。
　そしてその出て行った理由が、なんと「ニュクス封印の楔となった、P3 主人公の魂を救うため」であると言う。
まさか自身が出演していないのにもかかわらず、真ヒロインフラグを全力で構築していくとは・・・
　エリザベス、恐ろしい子！

ペルソナ3ポータブルにおけるエリザベス

　「お手引きを・・・頂きたいのです。」

　彼女はどこまでいくのだろうか。
　弟となるキャラクター「テオドア」の登場により判明した（むしろ前からそう臭かった）、ベス様ドS疑惑。
弟をいぢめて楽しむのは、やはり二次元でも共通の遊びであるらしい。

　新たに登場した女主人公。
開始が女主人公である場合、ベルベットルームの住人を前述のテオドア、そしておなじみエリザベスから選択する事ができる。
　・・・そう。選択できてしまうのである。
　もちろん、イベント内容は男主人公バージョンの焼き増しである。その結果・・・いいぞアトラスもっとやれ。

　紳士の心を鷲づかみし、更には淑女の心をも掻っ攫おうと目論む彼女の明日はどっちだ。

ペルソナ４　ジ・アルティメット　イン　マヨナカアリーナ

　
　「どちら様にもメギドラオンでございまぁす！　史上最凶のエレベーターガール！　エリザベスゥ！」

　ペルソナファンの度肝を抜いた、正統続編はなんと格闘ゲームだ！
アイギス、美鶴、明彦らと同じく、ペルソナ3出身者として参戦。アーケードモードのラスボスとして君臨し、その後プレイヤーキャラクターとして解禁された。

　使用するペルソナは、なんと「タナトス」。

　主人公の半身とも言えるそのペルソナには彼女自身の手によって大幅なブーストが施されており、各属性のマハダインに加え、マハムドオン、マハンマオン、更にはなんとディアラハンまで使用可能なトンデモ性能と化している。
　もちろん、みんなのトラウマ「メギドラオンでございます」も、一撃必殺技として完備されているぞ！
　更に加えて、ボスモードであれば、どんだけ減らしてもディアラハンで完全回復される、というもう一つのトラウマ再現もバッチりだ！マジかよ・・・

　性能としては全体的にクセが強く、人を選ぶピーキーなキャラ。
　最も装甲が薄い/覚醒＋回復で瀬戸際では最も固い/状態異常を絡めた火力は随一/ペルソナブレイクすると目も当てられないくらい弱体化/だが、「タナトスさんが強キャラ」なんて揶揄されるくらいペルソナは強い、等強みと弱みがはっきりしており、いかにいい部分を押し付けることができるかが、他キャラより更に重要にだろう。
数々のキャラ中でも特に高いコンボ能力を持ち、通称ガルカスと呼ばれるコンボを始め様々なルートが日夜開発されているキャラクターでもある。

　「ぐるぐるでございます」なんて言いながらやられてたり、ダウンしたら頬杖付いて寝転んでたりと、一つ一つの動作やセリフも個性的に仕上がっているのも特徴。

　性能変化が施されるであろう家庭用版では一体どのような調整になることになるだろうか。
明らかにされていない、彼女がマヨナカテレビを訪れた理由とは？　期待は高まるばかりである。

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