エリーゼ・ルタスとは、ゲーム『テイルズオブエクシリア』及び『テイルズオブエクシリア2』に登場するキャラクターであり、プロピンキストである。
概要
年齢:12(+1)歳 身長:145cm 声優:堀中優希 キャラクターデザイン:藤島康介
12歳にして高度な精霊術を使いこなす内気な少女。いつも「ティポ」という喋るぬいぐるみを抱えている。
特殊な環境で育ったため対人関係に疎く、会話の距離感をはかるのが苦手。そのため、初対面の相手にはもじもじしてしまうが、決して人が嫌いなのではなく対人に慣れていないだけである。
元々はカン・バルク地方のモン高原の奥地で両親と共に暮らしていたが、当時凶暴な野盗として過ごしていたジャオに両親を殺害され(これはジャオの弁で、実際はジャオへの追っ手との戦闘に巻き込まれ死亡)、その後当時人身売買を行っていたイスラに売られて、ア・ジュールが独自に開発していた増霊極の被験者として育てられる事になる。そして、その実験の適合者であるエリーゼに持たせられたのが増霊極が仕込まれたぬいぐるみ「ティポ」である。
その後、ガイアスとの出会いで改心したジャオがエリーゼの境遇を知り、罪滅ぼしとしてエリーゼをハ・ミルに連れて行き匿った。が、ハ・ミルの住人とは折り合いが上手くいかず、そう簡単にはいかなかった。そこに現れたのがジュードである。
特殊な境遇から、友達というものに憧れを持っており、初めて友達と言ってくれ広い世界に連れ出してくれたジュードたちを信頼し、なんとか役に立とうと頑張っている。
現在ではモン高原のエリーゼの実家は既に無くなっており、周辺には「プリンセシア」という花が咲き乱れている。これは生前両親が植えたもので、花言葉は「かけがえのない宝物」「幾々年も健やかに」。
エンディング以降はカラハ・シャールのシャール家に身を寄せ、ドロッセルから譲り受けたミニスカの制服を着用し、かつてドロッセルが通っていた学校に通っている。
2ではエレンピオスに親善使節団の一員として派遣される事になり、そこでルドガーと出会い、ジュードたちとも再会する。雰囲気も良い風に変わり、自分から友達を作る事にも励んでいる。
ちなみにGHSの着信音は「ヘヘヘーイ!メールダヨー!」もしくは「ヘヘヘーイ!着信ダヨー!」と喋るティポの音声である。
これはメールの誤送信でたまたま出来たメル友「ルナ」とお揃いのもの。
戦闘での性能
主に回復関連の精霊術を使いこなす典型的なヒーラータイプ。
攻撃術技は闇属性に偏っているが、スキル「ウィザード2(ティポONの際詠唱時間が40%短縮)」と同じくローエンが持つスキル「スピードスペル」や装飾品による時間短縮で最終的にはローエンと揃ってほぼ無詠唱に近い状態で半永久的に魔法を撃ちつつOVL→秘奥義まで繋げる事が可能。
特に範囲が広く、吸引能力があるネガティブゲイトと全画面魔法のタイダルウェイブによるコンボはバランスブレイカーに近く、魔法攻撃力が2000を超えた辺りからは最高ランクの通常戦闘でも無双できるほど。その際の様相や、プレイヤーの操作方法(右スティックに前述の2種の精霊術をセットし、ひたすら回すだけ)から『洗濯機』とも呼ばれる。ご利用は計画的に。
2では上述のスキルが弱体化され、また弱点属性を突く事が重要になった為、闇属性特化のエリーゼはやや不利になったが、2では状態異常にかかる事が多く、またクリア後も含め全体的にボスが前作より強いのでヒーラーとしての地位は上がった。
特にディスペル(全員の状態異常回復&予防)とリヴァイヴ(倒れても自動蘇生)をショートカットに登録しておくと非常に便利。
一応ティポを活用した近接戦も可能だが、近接技に全体的にクセがあり、またエリーゼ自身のHPや物理防御が低く非常に打たれ弱い為、立ち回りなど工夫する必要があり、それなりに腕が求められる。
問題動画
関連項目
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