エルギオスとはドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。
概要
ドラゴンクエスト9のラスボス。かつてはナザム村の守護天使でイザヤールの師匠。人間界に降りてそのまま天使界に帰らなかったため、「エルギオスの悲劇」として天使界に語り継がれたが、話題にすることはタブーになっていた。
人間界に落ちた後はラテーナに助けられ、共に仲良く暮らしていたが、ラテーナの父の裏切りによりガナン帝国に囚われ、地下深くの牢獄で長期に渡って幽閉され続けた。その際に人間や神への憎悪が生まれ、堕天使へと化し、滅亡したガナン帝国を蘇らせ、巨大地震を引き起こした。
第一形態は天使の姿を保っていたが、エルギオスを倒すために人間になった主人公に敗れる。第二形態は天使の面影が完全になくなった悪魔のような容姿になる。主人公に倒された後、ラテーナと再会を果たし、浄化され元の姿に戻る。エンディング後の配信クエストでは、命を落としたイザヤールを救いたいと願い、星をまたたかせた。
作中でサンディから「エルキモす」と言われたことで、プレイヤーにもしばしばネタにされる。肝心の強さはというと、歴代ボスの中でもかなりの気分屋といえる。5つの行動パターンを行ったり来たりするので、状態異常ハメ・マダンテからの追撃等どうしようもないこともあれば、スクルトとフバーハで楽に押し切れることもある。またクリアしてからが本番のDQ9では仕方のないことなのだが、高レベル宝の地図の雑魚敵のほうがこいつよりも強かったり・・・
DQMJ2Pでは9の代表格として出演を果たした。本作では仲間モンスターとして育成・対戦させる事が可能だが、その配合条件は鬼畜。所持スキルは固有の「エルギオス」。
また、バトルロードの商品展開上仕方のないことだが、DQ9発売から1年もたたずに、週刊少年ジャンプなどの雑誌に堂々と姿と名前が公開されてしまった珍しいラスボスでもある。
テリーのワンダーランド3Dでも登場。今作では配合素材となる暗黒皇帝ガナサダイが他国マスターから手に入るため、前作より配合するのは比較的簡単である。
ドラゴンクエストライバルズに第10弾「破壊と創造のフロンティア」で参戦。7MP5/5・ねらい撃ち・召喚時に自身に4回さくせんを出す効果があり、声の出演は三木眞一郎氏が担当する。
ドラゴンクエスト10ではVer.6.0から「源世庫パニガルム」のボスの1体として堕天使エルギオス名義で第二形態の姿で登場。不思議な力が呼び起こした幻影であり、9のエルギオス本人ではない。そのHPは約60万というもはやドラクエとは思えない次元に達しているが、パニガルムは12人でパーティを組むコンテンツであるため、少なくともキラークリムゾンや大魔獣イーギュアよりは体感的には弱い。
関連動画
関連項目
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